空手部



空手は型の素晴らしさ、瞬間に発揮される破壊力の大きさなどが魅力で、いまや日本だけでなく世界の人々の心をとらえている。最近では様々な流派が入り乱れているが、その中にあって専大空手部が所属しているのは、正統派といわれる松濤會流である。そもそも、この"空手”という名称も沖縄の武道家、松濤會流の開祖である船越義珍師が考案したものだ。大正時代、師が「琉球拳法唐手」を日本本土に紹介した際、仏教の「空」の思想を盛り込み、「唐手」を「空手」に改めたのである。空手は危険を伴う武術なので、技を体得した者が本気で戦うと、相手に致命的なダメージを与えることもある。そこで、空手はあくまでも"受け”の武道であり、自ら技を仕掛けることはしないという理念から生まれた。そのため、松濤會流の教えでは試合は行わない。大自然を相手に心身を磨くことこそが重要なのである。空手部はその教えを忠実に守り抜き、明日に伝えようとしている。

部          長:嶋根   克己(専修大学人間科学部教授)
監          督:芦口   健

部  室:生田校舎 第1自治会館2階
   〃       神田校舎 1号館地下2階 部室49
練習場所:生田校舎 第2体育館1階剣道場
      〃        神田校舎 1号館地下3階 第3体育室
練習時間:生田校舎    土、日曜日  15:00 ~ 17:45
  〃        神田校舎 月~金曜日 18:30 ~ 20:00

関連情報
日本空手道松濤会

年間スケジュール

10月・松濤會全国個人別総合演武大会
・日本空手道松濤會学生連盟演武大会 

空手部ニュース