居合道部



居合道は日本刀を用いた護身術的要素の強い剣技である。創始者は、江戸時代初期の武士、林崎甚助重信とされている。始祖林崎は山形で夢想神伝流を開いた。居合道は剣道と表裏一体をなす武術といわれるが、竹刀を用いて実際に相手と打ち合う剣道とは異なり、実際に剣士が向き合って切り結ぶ稽古は行わない。各人がそれぞれの仮想敵を想像し、その攻撃に対して反撃する稽古を行うのである。今風の言い方をすれば「バーチャルリアリティー(仮想現実)におけるシミュレーション」であろうか。想像上の敵は、体格・容姿などがすべて自分と同じ。つまり居合における敵は自分自身に他ならない。そのため、老若男女を問わずに稽古ができ、試合においても男女の区別はない。従って女子選手が男子選手を破ることも珍しくない。
専修大学居合道部は、昭和44(1969)年に同好会として結成され、“真剣”を想定する居合道の道を求めながら、平成11(1999)年、体育 会居合道部に昇格した。

部         長:日高   義博(専修大学総長)
監         督:山田   学

部  室:第1自治会館2階
練習場所:生田校舎総合体育館地下1階卓球場B
練習時間:月・水・木・土曜日 17:00~19:00ほか

年間スケジュール

6月・東日本学生居合道新人戦
10月・東日本学生居合道大会  
12月・全日本学生居合道大会
1月・関東甲信越居合道大会
3月・昇段審査


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