金子ゼミ 4 |
後期ウィトゲンシュタインの哲学 |
『哲学探究』を読みながら,ウィトゲンシュタインの言語哲学を考えていく。また,ラッセルやフレーゲの影響にも配慮しながら,テキストを読み進める。また,このテキストをもとに他の哲学者たちが考え出した議論についても,いくつかを検討する。 |
金子ゼミは、ウィトゲンシュタインやフレーゲの著作を通して、論理やこ とばについて考えるゼミです。
なぜ論理は正しいのか?何によって正しいのか。丸であり四角のものはなぜ考えることができないのか。論理について考えることは一筋縄ではいきません。論理が正しいのは、そういうことになっているからです。論理が正しいことになっているからこそ、世界があるのです。
しかも、厄介なのは、論理やことばについて考える時に、私たちは論理やことばを使って考えなければいけないことです。論理を使って論理を解き明かそうというのは、もう、はじめから勝ち目がない気がします。だからゼミ中に頭がぐるぐるします。こんな一見無駄なことに全力で考える我らがメンバーは本当にかっこいいと思います。
だけど、世界は論理とことばで出来ているので、こんなに考えて楽しいテーマはないです。
金子先生は、懐の深い、とてもかっこよい先生です。たまに何を考えておられるのかは分かりませんが、ゼミ生は、金子先生の人柄から、上のような思考の泥沼に突っ込んでいく勇気をもらえます。
でも甘えすぎに注意ですよ♪
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