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伊吹ゼミ | ||||
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入門ゼミ | 貫ゼミ | 船木ゼミ | ||
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古田ゼミ | 伊藤ゼミ | |||
金 |
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「ゼミナール」という科目は、講義とは異なり、学生が発表して学生どうしで議論しながら、テキストとその主題の理解を深めていくという形式の授業です。たいてい馬蹄形になって着席し、たがいの顔をみながら話を聞き、質問や発言をします。発表当番の学生は、前の週から自分で資料を探し、自分の解釈を提示するために準備をしなければなりません。 「入門ゼミ」は、新入生がいきなり上級生とまじってゼミナールに参加するのも難しいので、1年次にその基礎的な能力を涵養するために設けられています。 「ゼミナールT・U・V」は、それぞれ2年次、3年次、4年次に取るゼミナールの名称ですが、おなじひとつのゼミです。原則としてひとつのゼミナールに3年間通して所属しますが、2年から3年のときなど、別のゼミに移ることもできます。やる気のあるひとはゼミを2つ取ることもできます。 ゼミは各教授の研究領域と個性によって、また2年生から4年生、 場合によっては大学院生が、数年にわたって参加していくわけで、独特の伝統が培われていきます。しばしば合宿やコンパなどを通して、他の学生とのあいだに精神的に深い交流も生まれてきます。 |
卒業論文は4年次に属しているゼミナールVの担当教員が「指導教授」となります。しばしばゼミの場で指導が行われますが、指導方針も教授によってさまざまです。 卒業論文の制作は、普段のレポートの延長とは異なります。指導教授と相談しながら、自分で企画し、スケジュールをたてて、資料を調 査し、テキストを何度も深く読み取りなおし、そして明晰な論証と客観的な表現によるプレゼンテーションへと向かっていかなければなりません。1年がかりの大変な作業ですが、その間に培われるさまざまなスキルや忍耐力、達成感は、きっと将来の仕事のなかに生かされることになるでしょう。 卒業論文を提出したあとには、口述試験があります。指導教授のほか、もうひとりの教授の前で質疑応答に答えなければなりません。どのくらい深く考え抜いて書かれた論文かが、そこで問われるのです。優れた論文を書いて学問の世界にふれることは、人生をまったく違ったように見させてくれることでしょう。 |
大学入学後最初のゼミナールとして,以下のことを目標にする。 1)人から習うのではなく,自分で問題を設定し自ら研究を進める姿勢を体験する。 2)本や人の意見の解読技術をアップする。 3)論理的に筋の通った文章を書けるようにする。 4)批判的にものを考える姿勢をもって,議論ができるようにする。 <授業の内容> 1)出席者全員でテキストを決め,読み,報告し,討論する。 2)論理的なトレーニングを行う。 3)各自課題を決め,報告し,別の人がそれに批判的にコメントする。 ※ 毎回課題が出ることを覚悟しておいてほしい。 前半は参加者の希望に沿いながら自由討論を行う。指名されたレポーター(個人またはグループ)が自ら設定したテーマに沿って問題を提起し,それを受けて 全員で議論を行う。昨年の例を挙げれば,「運命について」「嘘について」「命の価値について」「身近な差別について」などというテーマについて議論を行っ た。そこではまず,人前で自分の意見を発表し,質問に応答するということ自体にまず慣れて欲しいと思う。 後半は,2年次からの専門ゼミに入る具 体的な準備として,何かテキストを決めて,それを皆で読むことを練習したい。レポーターは担当部分を簡潔にまとめ,問題を整理し,必要ならば図書館で先行 文献を探してそれを紹介し,その上で自分の考えをまとめて発表する。他の参加者は,レポーターの提出した考えやテキストの正しい読みをめぐって議論をする のである。 |
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