学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

 

◆修士課程

 修士課程においては、以下の要件を満たす学生に対し「修士(社会学)」を授与いたします。
1.文学研究科の所定の単位を修得すること。
2.グローバルな視野を持って現代社会の構造を総合的・体系的に考究できること。
3.各専門領域における理論と実証を総合的に身につけ、研究や専門的職業生活において活用できること。

◆博士後期課程

 博士後期課程においては、以下の要件を満たす学生に対し「博士(社会学)」を授与いたします。
1.文学研究科の所定の単位を修得すること。
2.各専門領域における理論と実証をより高度に身につけ、独創的な研究に応用できること。
3.学術的に新たな知見が認められ、社会学の発展に寄与する研究成果を含む博士論文を提出できること。

  

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

 

◆修士課程

1.グローバルな視野を持って現代社会の構造を総合的・体系的に考究するために、広範な専門領域にわたる講義と演習を配置しています。これらは各専門領域における理論と実証を重視することを基礎として、現実的でリアリティのあるテーマ及び課題を深く広く追究します。
2.大学院生に対して一人の指導教員が指導するのではなく、社会学のさまざまな分野の教員が集団で指導する、集団指導体制を採用しています。
3.より高度な調査・分析能力を身につけ、社会調査協会が定めた専門社会調査士の資格を取得するために、「社会調査実習」を配置しています。
4.本学のカリキュラムにない専門領域の知識を身につけるために、首都圏の22大学の社会学系大学院と連携して「単位互換制度」を設けています。

◆博士後期課程

1.各専門領域における高度な専門性を身につけるために、理論と実証の関連を重視した高度な講義と演習を配置しています。
2.大学院生に対して一人の指導教員が指導するのではなく、社会学のさまざまな分野の教員が集団で指導する、集団指導体制を採用しています。

 

入学者の受入れ方針(アドミッション・ポリシー)

 社会学専攻では、人間社会の実相把握に務め、広く人類の福祉のために貢献できる人材を育成することを目的としています。修士課程では、柔軟な思考により、社会から学び、自分の問題意識を大切にして、社会学諸領域で新たな知見の獲得ために調査・研究することに意欲ある学生を受け入れます。博士後期課程では、高度な社会学の専門知識と外国語文献の活用能力を駆使して、自己の専門領域を究める研究を行おうとする学生を受け入れます。