概要

大学院文学研究科社会学専攻では、深い専門性と総合性に基づく理論と実証の結合を追及する社会学教育だけでなく、各専門領域の研究者の育成とともに社会の幅広い分野で活躍できる「高度な専門的知識」を身につけた職業人を養成することも目指しています。

1.修士課程と博士後期課程が設けられており、修士課程では社会学修士、博士後期課程では博士(社会学)の学位が取得できます。
2.「国際化」・「情報化」・「高齢化」などの進展の中で、グローバルな視野を持って、現代社会の構造を総合的・体系的に追及するため、別表にある諸科目を設けています。そのために本専攻は別掲のそれぞれの専門領域の特講・演習を担当する14名の大学院専任教員と、非常勤教員による多彩な専門領域の「特講」を設けています。
3.本専攻は、各専門領域における理論と実証の関連を重視することを基礎として、現実的でリアリティのあるテーマ及び課題をより深く広く追求する教育を目指しています。
4.また、本専攻では、より高度な調査・分析能力を身に付け、「一般社団法人社会調査協会」が定めた「専門社会調査士」の資格を取得することができる社会調査教育も行っています。
5.さらに、首都圏の23大学の社会学系大学院と提携し、本学のカリキュラムにない研究分野の研究をし、単位が取得できるよう、他大学大学院社会学関連分野との「単位互換制度」を修士レベルで設けており、より広い視野に立って研究が進められるようになっています。
6.博士後期課程では、開設以来これまでに9名の課程博士を送り出し、それぞれ大学で教育研究職についています。その他にも国立大学および教育研究機関に就職者を出しています。

目的

社会学専攻では、グローバルな視野を持って現代社会の構造を総合的・体系的に考究する社会学各専門領域の研究者、高度な専門的知識を身につけた職業人の養成を目指してカリキュラムを編成しています。さらに、首都圏23の大学院からなる社会学関連単位互換制度に加盟していて、より広い視野にたった研究が進められるようになっています。また、「一般財団法人 社会調査協会」が定めた「専門社会調査士」の資格を取得することも出来るようになっています。