国際コミュニケーション学部
School of International Communication
神田キャンパス

日本の中心・神田キャンパスで学び、そして国際人になる!

2020年度に誕生する最も新しい学部が、神田キャンパスの新校舎で学ぶ国際コミュニケーション学部です。言語・文化・歴史等の多彩な科目と多くの海外体験を通して真の国際性を養成。“国際化の進む日本で” “日本から海外に向かって”という2方向でのグローバル化が進展する現在に、確かな国際理解をふまえて立ち向かえる人材を育てます。同じキャンパスの法学部・商学部と連携した科目も用意。より視野を広げることができます。
異文化に触れる空間「グローバルフロア」

東京・神田キャンパスの新校舎(16 階建て)では、15階のフロア全体に、情報発信基地としての「グローバルフロア」を設置します。国際コミュニケーション学部では、このグローバルフロアを活用しながら、「国際的に活躍できる人材=グローバル人材」の養成に向け、学生に情報発信を行うためのさまざまなプログラムを展開します。異文化交流のイベント等を行うほかに、次のようなスペースを設けています。
ラウンジスペース
教員と学生が滞在できる交流の場として活用します。グローバルフロアは図書館フロアの直上階に位置するため、授業・ゼミナールの予習・復習の場としても便利です。外国語の学習書や、留学関係の雑誌・図書・パンフレットなどを選りすぐって配架しています。 15階の開放的な空間で、くつろぎながら、留学への夢をふくらませてください。


小教室
今や欠かせなくなっているアクティブラーニング等の授業形態に合わせて、机やイスを自由に動かせる設計の小教室です。外国語の授業やゼミナールなどを行ったり、自発的なグループ学習を行ったりすることができます。


国際交流センターのカウンター
国際交流センターの職員が常駐していますので、留学についてわからないことや不安なことを思いついたときに気軽に相談できます。


面談スペース
留学するときの心配ごとや悩みは、一人一人異なります。教職員がきめ細かな指導・対応を行う際に、プライバシーに配慮した空間として使用します。空いているときには2室を連結することで、少人数のゼミや、自発的なグループ学習にも使用できます。

異文化に触れる空間「グローバルフロア」


紙と電子媒体を融合させた
ハイブリッド型の「神田新図書館」
PCやタブレットでスマートに調べられる!

大学に入るとレポートを作成する機会が増えます。そんな時に強い味方になるのが大学の図書館。机の上に重たい本をたくさん積み上げたり、コピーを大量にとったり、というのは昔の話。新図書館では電子化されている本を積極的に取り入れ、図書館内でパソコンやタブレットを活用しながらレポートに取り組めます。
必要な資料がすぐに見つかる!

これまでの大学図書館では同じ分野の本でも、和書、洋書、参考図書、一般図書などの資料の種別によって置く場所が違っていました。新図書館では、同じ分野の本は種別を問わずに同じコーナーに置くことで、効率的に調べ物をすることができます。
図書館の本は、学生たちが選ぶ!

新図書館では、専門書の中でも学生の学習に役立つものを厳選して置く方針です。すべての本にICタグをつけて、書棚から取り出された回数も計測し、利用率の低い本を少なくしていきます。つまり新図書館の蔵書は、学生の皆さんが選ぶ、と言っても過言ではありません。

座談会

学科

日本語学科
言語としての日本語を客観的に学び、
“日本語のプロフェッショナル”を育成。
異文化コミュニケーション学科
多様化する世界で他者と出会い、
異文化とコミュニケーションを学ぶ4年間。
国際コミュニケーション学部のゼミナール
国際コミュニケーション学部のゼミナール
討論・文献輪読・プレゼンテーションなど学生が主体的に参加する授業で、日本語学科は2年次、異文化コミュニケーション学科は3年次より履修することになります。
人間科学部卒業後の進路・就職支援
卒業後の進路・就職支援
日本語学科での学びを活かせる職業は多々あり、異文化コミュニケーション学科で習得した高い語学力とコミュニケーション能力を活かせる現場は世界に広がります。
(詳細は後日掲載いたします。)

学部長メッセージ

専修大学の原点 ―世にさきがけし国際化―
専修大学の前身である「専修学校」は、4人の若者が中心となって、1880年に創立されました。彼らは、幕末から明治の初めに、海外に留学する機会を得、その恩を社会に還元するために、経済・法律を日本語で教授することで世界の最先端の知見を日本に広めようとしたのです。専修大学の校歌に「世に魁し 我等が大学」とありますが、まさに、世にさきがけたグローバルなスピリットであったと思います。
それから140年を経た2020年4月、専修大学では、国際コミュニケーション学部を伝統ある神田キャンパスに誕生させます。創立者たちのスピリットを受け継ぎながら、現代社会に向けて、国際化社会を生き抜いてくための「知」を発信していきます。
国際コミュニケーション学部では、日本語を含む諸言語を通して、文化やコミュニケーションのあり方について学びます。
国際コミュニケーション学部は、国際化社会の中での日本語のありかたを学ぶ「日本語学科」と、複言語教育と留学を通して世界の文化やコミュニケーションの多様性を学ぶ「異文化コミュニケーション学科」の2学科で編成しています。

社会の諸課題の解決に取り組むための思考力・コミュニケーション能力
思考力やコミュニケーション能力の「基礎」は、高等学校までの学習に真面目に取り組んでいれば、身についているはずです。国際コミュニケーション学部では、学生のみなさんの思考力やコミュニケーション能力を、国際化社会の諸課題の解決に生かせるようにするための教育プログラムを提供します。
国際コミュニケーション学部だからといって、最初から外国語が得意でなくてもかまわないのです。何よりも大切なのは、文化の異なる人たちとコミュニケーションをとりたいという意欲です。
高等学校までの学習に真面目に取り組んできた人で、ことばに興味がある、異文化の興味があるといった人、専修大学で国際コミュニケーションを一緒に学びませんか。国際コミュニケーション学部の教員達が力を合わせて、みなさんの国際人としての可能性を引き出します。

 
国際コミュニケーション学部長(予定) 斎藤 達哉

国際コミュニケーション学部 DATA

取得できる学位

日本語学科:学士(文学)
異文化コミュニケーション学科:学士(言語文化学)

人数

教員数(専任者):34名(予定)
入学定員数:日本語学科71名、異文化コミュニケーション学科150名

取得可能な資格

日本語学科
・中学校教員免許(国語)※1・高校教員免許(国語)※1・司書・司書教諭・学芸員・日本語教育修了証※2

※1 日本語学科は教職課程認定申請中。ただし、文部科学省における審査の結果、予定している教職課程の開設時期が変更となる可能性があります。
※2 日本語学科で専門科目についての所定の単位を修得すると、文化庁が示す日本語教員の要件を満たしたとして、専修大学が「日本語教育修了証」を発行します。この修了証は、法務省の認可を受けた国内の日本語学校に日本語教師として就職する際に特に効力を持ちます。

異文化コミュニケーション学科
・司書・学芸員
国際コミュニケーション
国際コミュニケーション学部パンフレット

教育研究上の目的と3つのポリシー

教育研究上の目的

国際コミュニケーション学部の目的

国際コミュニケーション学部は、日本語を含む諸言語についての研究、言語教育の手法やコミュニケーションの在り方そのものについての研究及び社会・思想・文化の研究を基礎としながら、より広い視野をもち、強靱な論理的思考を実践できる人材を養成することを目的とする。
なお、国際コミュニケーション学部各学科の人材の養成に関する目的その他の教育研究上の目的は、国際コミュニケーション学部の当該目的のほか、次のとおりとする。

日本語学科

日本語学科は、国際化社会の中で、言語や文化の多様性に深い理解をもちながら、日本国内における日本語の言語生活向上と課題解決に貢献できる人材や、国内外における日本語教育に貢献できる人材を養成することを目的とする。

異文化コミュニケーション学科

異文化コミュニケーション学科は、国際化社会の中で、言語や文化の多様性に深い理解をもちながら、複数の言語によるコミュニケーション能力をもって国際社会に貢献できる人材を養成することを目的とする。
ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)
国際コミュニケーション学部では、日本語を含む諸言語についての研究、言語教育の手法やコミュニケーションの在り方そのものについての研究及び社会・思想・文化の研究を基礎としながら、より広い視野をもち、強靭な論理的思考を実践できる力を身につけた人に、日本語学科では学士(文学)、異文化コミュニケーション学科では学士(言語文化)の学位を授与します。各学科において修得すべき資質・能力は、以下のとおりです。

日本語学科

(1)日本語の音声、音韻・表記、文法、語彙・意味、語用論等の各分野について体系的な知識を獲得するとともに、日本語の時間的変異、空間的変異、社会的変異の諸相を理解できる。また、日本語及び他言語、文化、歴史、社会、自然などについて幅広い教養を身につけ、国際化社会の諸課題に取り組むための多様な視点を有している。(知識・理解)
(2)言語学的視点に立った日本語の高い運用能力や、客観的な視点から情報を統合して分析する能力を身に着けている。また、国際化社会の中での情報発信を行うための適切な方法を自ら選択できるとともに、知見や自身の考えなどを聞き手に分かりやすく説明できる。(技能・表現、思考・判断)
(3)卓越した知見を活かし、日本語の言語教育(国語教育・日本語教育等)の分野だけでなく、日本語を必要とする様々な領域に還元しようとする態度を有している。(関心・意欲・態度)

異文化コミュニケーション学科

(1)様々な言語・文化と多様なコミュニケーションへの知識と理解に基づいて、異文化や他者への関心と共感を深め、自己と国際社会への複眼的な視点をもつことができる。(関心・意欲・態度)
(2)様々な言語や文化への理解や、多様な地域・社会に関する構造的かつ体系的な知識を獲得し、対象を普遍性と特殊性の観点から分析・把握できる。(知識・理解)
(3)日本語に加えて複数の外国語の運用能力を獲得し、そのうちの一つについての高度な運用を通して、複数の言語をもとに多様な情報を収集・評価・理解し、自己の考えや判断を的確に表現できる。(技能・表現、思考・判断)
(4)複数の言語と多様な文化への幅広い知識を土台として、現代社会の諸問題を国際的な視点から捉え、論理的な思考に基づいて、主体的な判断を提示することができる。(思考・判断)
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
国際コミュニケーション学部では、教育研究上の目的及び人材養成の目的を達成するために、教育課程を「転換・導入科目」、「教養科目」、「外国語科目」、「専門科目」の4つの科目群から構成することとし、教育課程全体の体系性・順次性を確保し、かつ教養教育と専門教育の有機的連携を図ります。

日本語学科

(1)教育課程

  • 「転換・導入科目」、「教養科目」、「外国語科目」では、中央教育審議会答申などで指摘されている教養教育の重要性や意義を踏まえるとともに、養成しようとする知識や能力を明確にしたうえで、具体的な教育目標を立て、その教育目標に対応する科目群から編成しています。
  • 「転換・導入科目」は、専門的な知識・技能とそれに基づく思考方法や地球的視野からの視点をもつための基礎となる内容を学ぶとともに、大学で学ぶときだけではなく、生涯学ぶうえで社会においても必要とされる基礎的な力を身につけることとしています。
  • 「教養科目」及び「外国語科目」は、学部・学科の専門教育を相対化し、専門教育の範囲を超えた広い領域の知識・技能を学び、異なる視点から問題にアプローチすることで、多面的なものの見方の基礎を養成することとしています。
  • 「専門科目」では、基礎・基本を重視し、専門の骨格を正確に把握させるとともに、科目間の関係や履修の順序、単位数等に配慮し、系統性と順次性のある教育課程の編成としています。これにより、専門的な知識・技能とそれに基づく思考方法や、主体的に問題の解決に取り組む能力を身につけることとしています。

(2)学位授与の方針を踏まえた教育課程編成の方針

  1. 日本語の音声、音韻・表記、文法、語彙・意味、語用論等の各分野及び日本語の時間的変異、空間的変異、社会的変異並びに他言語、文化などに関する知識や能力を身につける科目を配置します。
  2. 日本語及び他言語、文化、歴史、社会、自然など共通に求められる幅広い知識の習得並びに様々な角度から物事を見ることができる能力を習得するための科目を配置します。
  3. 言語学的視点に立った日本語の高い運用能力や、客観的な視点から情報を統合して分析する能力、国際化社会の中での情報発信を行うための適切な方法を身につける科目を配置します。
  4. 日本語の言語教育(国語教育・日本語教育等)の分野だけでなく、日本語を必要とする様々な領域に還元する能力を身につける科目を配置します。

(3)学位授与の方針を踏まえた教育課程実施の方針

  1. 学位授与に求められる体系的な教育課程の構築に向けて、初年次教育、教養教育、専門教育、キャリア教育等の観点を踏まえた編成としており、特に初年次教育は、多様な入学者が自ら学修計画を立て、主体的な学びを実践できる内容とし、キャリア教育は、卒業後も自律・自立して学習できる観点を踏まえた内容としています。
  2. 知識の理解を目的とする教育内容は、講義形式による授業形態を採るとともに、態度・志向性及び技能の習得を目的とする教育内容は、演習形式による授業形態を採ることとし、理論的な知識や技能を実践に応用する能力の習得を目的とする教育内容は、演習形式や実践形式を交えた授業形態を採ります。
  3. 学修者の能動的な学修への参加を促すために、教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワーク等をはじめとする能動的学修を導入します。
  4. 教育課程編成・実施の方針が、教育研究上の目的や人材養成の目的を達成するという目的のもと策定され、かつ教育課程の編成において体系性と順次性が明確であることを示すために、授業科目の系統性を示す科目ナンバリングを導入します。
  5. 単位制度の実質化を図る観点から、特定の学期における偏りのある履修登録を避けるとともに、学生が学習目標に沿った適切な授業科目の履修が可能となるように、養成する具体的な人材像に対応した典型的な履修モデルを提示するとともに、CAP制の意義を踏まえ履修登録単位数の上限を明示します。
  6. 卒業時における質を確保する観点から、予め学生に対して各授業科目における学習目標やその目標を達成するための授業の方法、計画等を明示したうえで、成績評価基準や卒業認定基準を示し、これに基づく厳格な評価を行います。

(4)教育内容・方法

1.転換・導入科目
「転換・導入科目」は、専修大学の入門・基礎科目として位置づけられています。高等教育段階の教育と大学での教育を接続させるための初年次教育としての目的を重視して、少人数演習形式の「専修大学入門ゼミナール」を配置し、社会知性の開発を目指す専修大学の学生としての自覚と心構えをもち、大学での学修に求められる最低限の読解力・思考力・プレゼンテーション力・文章力などの技能や能力を身につけます。
また、専門的な知識・技能とそれに基づく思考方法や地球的視野からの視点をもつための基礎となる内容を学修すると同時に、大学で学ぶときだけではなく、生涯学ぶうえで社会においても必要とされる基礎的な力を身につけるために、中央教育審議会答申などで指摘されている「学士力」を意識し、「専門入門ゼミナール」、「キャリア入門」、「あなたの自然科学」の3科目6単位を配置しています。
2.教養科目
「教養科目」は、「人文科学基礎科目」、「社会科学基礎科目」、「自然科学系科目」、「融合領域科目」、「保健体育系科目」で構成しています。各学部・学科の専門教育を相対化し、専門教育の範囲を超えた広い領域の知識・技能を学び、異なる視点から問題にアプローチすることを目的としています。「人文科学基礎科目」、「社会科学基礎科目」、「自然科学系科目」では、特に文化・歴史・社会、自然など幅広い教養を身につけることを目的にしています。また、「融合領域科目」は、基礎的な知識や技能を背景として、専門教育以外の異なる視点からの総合的な学習経験と創造的思考力の涵養を目指すものです。「保健体育系科目」は、自身の健康やスポーツへの理解を深める目的にとどまらず、自己管理力やチームワークなども養成する目的を有しています。これらの科目は、学部・学科を超えた普遍性を基本理念とし、多面的なものの見方の基礎を養成することから、87科目182単位を配置します。
3.外国語科目
「外国語科目」は、英語をはじめとする外国語の運用能力を獲得し、適切なコミュニケーションを行うことで、世界の文化や社会について理解を深め、幅広い視野から様々な問題に取り組む力を身につけることを目的としています。英語のうち、1年次に履修する外国語の基礎的な運用能力の獲得と適切なコミュニケーション能力の養成を目的とした科目は、入学時に行うプレイスメントテストに基づいた習熟度別の少人数クラスを編成し、レベル別の授業とすることで、能力の向上を目指しています。英語以外の外国語については、多くの学生が初めて学習する科目であることを踏まえ、初級・中級・上級とそれぞれの学習段階での到達目標を明確にしたレベル別の授業としています。また、異文化・多文化への理解を深めるために、講義形式で世界の諸地域の言語とその背景となる文化を学ぶ科目を含めて、181科目263単位を配置します。
4.専門科目
「専門科目」は、「基礎科目」、「基幹科目」、「発展科目」、「応用科目」、「関連科目」の5つの科目群で編成することとしており、4年間の体系的な科目履修を通して、知識と能力を身につけることが可能となるよう配慮し、基礎から基幹、基幹から発展、発展から応用へと展開させるための教育課程の編成としています。
  • 基礎科目
「基礎科目」は、日本語や日本文化を学ぶ目的や、日本語学の学問体系について理解するとともに、日本語情報処理、日本語学と社会との接点、言語学、異文化理解の基礎を学修するための科目として、6科目12単位を必修科目として配置し、6科目12単位を選択科目として配置します。
  • 基幹科目
「基幹科目」は、「基礎科目」の理解のうえに、日本語学の諸分野に関する基礎的な知識を理解するとともに、日本語の時間的変異、空間的変異、社会的変異及び日本語教育や日本語統計・情報処理に関する基礎を学修するための科目として、2科目4単位を必修科目として配置し、25科目50単位を選択科目として配置します。
  • 発展科目
「発展科目」は、「基幹科目」の理解のうえに、日本語学の諸分野に関する知識をより深く理解するとともに、日本語学、言語学の諸分野に関する知識の理解、日本語教育、言語教育の実践しながらの理解及び日本の言語政策の歴史について学修するための科目として、2科目4単位を必修科目として配置し、14科目30単位を選択科目として配置します。
  • 応用科目
「応用科目」は、日本語教育に関する実践的な能力及び日本語学の応用分野に関する実践的な能力を修得するとともに、学生が特定のテーマについて自主的に研究、発表、報告、討論を行うための科目として、3科目12単位を必修科目として配置し、3科目7単位を選択科目として配置します。
  • 関連科目
「関連科目」は、日本語学に関連のある日本文学・中国文学・書道及び海外の文化や地域研究等に関する科目として、30科目60単位を選択科目として配置します。

(5)学修成果の評価方法

  • 転換・導入科目における基礎自然科学の履修と教養科目10単位及び外国語科目8単位の修得並びに専門科目における基礎科目16単位、基幹科目32単位及び発展科目12単位の修得をもって、日本語の音声、音韻・表記、文法、語彙・意味、語用論等の各分野について体系的な知識を獲得するとともに、日本語の時間的変異、空間的変異、社会的変異の諸相を理解できたと評価します。また、日本語及び他言語、文化、歴史、社会、自然などについて幅広い教養を身につけ、国際化社会の諸課題に取り組むための多様な視点を有したと評価します。
  • 転換・導入科目「専門入門ゼミナール」(2単位)及び外国語科目8単位の修得、専門科目における基礎科目から必修科目6科目12単位及び「メディア日本語論1・2」、「日本語表現論1・2」を中心とした4単位の修得、基幹科目から「ゼミナール1・2」(各2単位)及び「日本語統計・情報処理」、「コーパス日本語学1・2」、「日本語教授法A-1・2」を中心とした28単位の修得、発展科目から「ゼミナール3・4」(各2単位)及び「日本語教育実習A」、「日本語教授法B-1・2」を中心とした8単位の修得、応用科目から「日本語教育実習B・C」、「日本語応用実習」をはじめとして、「ゼミナール5・6」(各2単位)及び「卒業論文」(8単位)の修得をもって、言語学的視点に立った日本語の高い運用能力や、客観的な視点から情報を統合して分析する能力を身に着けている。また、国際化社会の中での情報発信を行うための適切な方法を自ら選択できるとともに、知見や自身の考えなどを聞き手に分かりやすく説明できると評価します。
  • 専門科目における基幹科目「日本語教授法A-1・2」、発展科目「日本語教育実習A」、「日本語教授法B-1・2」、応用科目「日本語教育実習B・C」、「日本語応用実習」をはじめ、専門科目72単位の修得をもって、卓越した知見を活かし、日本語の言語教育(国語教育・日本語教育等)の分野だけでなく、日本語を必要とする様々な領域に還元しようとする態度を有したと評価します。

異文化コミュニケーション学科

(1)教育課程

  • 「転換・導入科目」、「教養科目」、「外国語科目」では、中央教育審議会答申などで指摘されている重要性や意義を踏まえるとともに、養成しようとする知識や能力を明確にしたうえで、具体的な教育目標を立て、その教育目標に対応する科目群から編成しています。
  • 「転換・導入科目」は、専門的な知識・技能とそれに基づく思考方法や地球的視野からの視点をもつための基礎となる内容を学ぶとともに、大学で学ぶときだけではなく、生涯学ぶうえで社会においても必要とされる基礎的な力を身につけることとしています。
  • 「教養科目」は、学部・学科の専門教育を相対化し、専門教育の範囲を超えた広い領域の知識・技能を学び、異なる視点から問題にアプローチすることで、多面的なものの見方の基礎を養成することとしています。
  • 「外国語科目」に配置する科目群は、「専門科目」で学修する言語以外の多様な言語を、基礎・基本から学修する機会を広げることを目的として配置しています。
  • 「専門科目」では、基礎・基本を重視し、専門の骨格を正確に把握させるとともに、科目間の関係や履修の順序、単位数等に配慮し、系統性と順次性のある教育課程の編成としています。これにより、専門的な知識・技能とそれに基づく思考方法や、主体的に問題の解決に取り組む能力を身につけることとしています。

(2)学位授与の方針を踏まえた教育課程編成の方針

  1. 様々な言語・文化と多様なコミュニケーションへの知識と理解に基づいて、異文化や他者への関心と共感を深め、自己と国際社会への複眼的な視点を身につける科目を配置します。
  2. 様々な言語や文化への理解や、多様な地域・社会に関する構造的かつ体系的な分析能力を身につける科目を配置します。
  3. 日本語に加えて複数の外国語の運用能力を獲得し、そのうちの一つについての高度な運用能力を通して、複数の言語と多様な文化への幅広い知識を土台として、現代社会の諸問題を国際的な視点から捉え、自らが立てた課題にそれらを適用し解決する能力を身につける科目を配置します。

(3)学位授与の方針を踏まえた教育課程実施の方針

  1. 学位授与に求められる体系的な教育課程の構築に向けて、初年次教育、教養教育、専門教育、キャリア教育等の観点を踏まえた編成としており、特に初年次教育は、多様な入学者が自ら学修計画を立て、主体的な学びを実践できる内容とし、キャリア教育は、卒業後も自律・自立して学習できる観点を踏まえた内容としています。
  2. 知識の理解を目的とする教育内容は、講義形式による授業形態を採るとともに、態度・志向性及び技能の習得を目的とする教育内容は、演習形式による授業形態を採ることとし、理論的な知識や技能を実践に応用する能力の習得を目的とする教育内容は、演習形式や実践形式を交えた授業形態を採ります。
  3. 学修者の能動的な学修への参加を促すために、教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワーク等をはじめとする能動的学修を導入します。
  4. 教育課程編成・実施の方針が、教育研究上の目的や人材養成の目的を達成するという目的のもと策定され、かつ教育課程の編成において体系性と順次性が明確であることを示すために、授業科目の系統性を示す科目ナンバリングを導入します。
  5. 単位制度の実質化を図る観点から、特定の学期における偏りのある履修登録を避けるとともに、学生が学習目標に沿った適切な授業科目の履修が可能となるように、養成する具体的な人材像に対応した典型的な履修モデルを提示するとともに、CAP制の意義を踏まえ履修登録単位数の上限を明示します。
  6. 卒業時における質を確保する観点から、予め学生に対して各授業科目における学習目標やその目標を達成するための授業の方法、計画等を明示したうえで、成績評価基準や卒業認定基準を示し、これに基づく厳格な評価を行います。

(4)教育内容・方法

1.転換・導入科目
「転換・導入科目」は、専修大学の入門・基礎科目として位置づけられています。高等教育段階の教育と大学での教育を接続させるための初年次教育としての目的を重視して、少人数演習形式の「専修大学入門ゼミナール」を配置し、社会知性の開発を目指す専修大学の学生としての自覚と心構えをもち、大学での学修に求められる最低限の読解力・思考力・プレゼンテーション力・文章力などの技能や能力を身につけます。
また、専門的な知識・技能とそれに基づく思考方法や地球的視野からの視点をもつための基礎となる内容を学修すると同時に、大学で学ぶときだけではなく、生涯学ぶうえで社会においても必要とされる基礎的な力を身につけるために、中央教育審議会答申などで指摘されている「学士力」を意識し、「データリテラシー」、「キャリア基礎科目」、「情報リテラシー科目」、「基礎自然科学」の5科目10単位を配置しています。
2.教養科目
「教養科目」は、「人文科学基礎科目」、「社会科学基礎科目」、「自然科学系科目」、「融合領域科目」、「保健体育系科目」から構成しています。各学部・学科の専門教育を相対化し、専門教育の範囲を超えた広い領域の知識・技能を学び、異なる視点から問題にアプローチすることを目的としています。「人文科学基礎科目」、「社会科学基礎科目」、「自然科学系科目」では、特に文化・歴史・社会、自然など幅広い教養を身につけることを目的にしています。また、「融合領域科目」は、基礎的な知識や技能を背景として、専門教育以外の異なる視点からの総合的な学習経験と創造的思考力の涵養を目指すものです。「保健体育系科目」は、自身の健康やスポーツへの理解を深める目的にとどまらず、自己管理力やチームワークなども養成する目的を有しています。これらの科目は、学部・学科を超えた普遍性を基本理念とし、多面的なものの見方の基礎を養成することから、88科目184単位を配置します。
3.外国語科目
「外国語科目」は、英語をはじめとする外国語の運用能力を獲得し、適切なコミュニケーションを行うことで、世界の文化や社会について理解を深め、幅広い視野から様々な問題に取り組む力を身につけることから、86科目150単位を配置します。
4.専門科目
「専門科目」は、「基礎科目」、「基幹科目」、「発展科目」、「応用科目」、「関連科目」の科目群から編成することとしており、4年間の体系的な科目履修を通して、知識と能力を身につけることが可能となるよう配慮し、基礎から基幹、基幹から発展、発展から応用へと展開させるための教育課程の編成としています。
  • 基礎科目
「基礎科目」は、思考と表現の土台となる日本語と日本文化に対する理解を深め、異文化理解の基礎を学修するとともに、国際的な社会知性の涵養に欠かせない外国語の運用能力を修得するための科目として、7科目9単位を必修科目として配置し、44科目45単位を選択科目として配置します。
  • 基幹科目
「基幹科目」は、「基礎科目」で学修した外国語の運用能力を実践の場において高め、複眼的な視点に立った文化への関心と理解や多様なコミュニケーション能力を養うとともに、「発展科目」における学修の基礎となる科目として、6科目18単位を必修科目として配置し、52科目104単位を選択科目として配置します。
  • 発展科目
「発展科目」は、世界の多様性を学究的な領域で深め、発展させるとともに、社会の多様性に対応し、問題を自ら設定し、その解決に向けて主体的な判断を提示できるだけの国際的な社会知性を開発するための科目として、15科目30単位を選択科目として配置します。
  • 応用科目
「応用科目」は、「基幹科目」及び「発展科目」の学修内容をさらに深め、これまで学修した知識や理解をベースとしながら、社会の多様性に意欲的に対応、論理的な思考に基づいて自らの考えを表現できるようにするための科目として、18科目36単位を選択科目として配置します。
  • 関連科目
「関連科目」は、「発展科目」と「応用科目」を連動させ、学際的かつ実践的な学修に結びつけるとともに、多様な言語による表現などの幅広い学修の機会を設ける科目として、19科目38単位を選択科目として配置します。

(5)学修成果の評価方法

  • 専門科目における基幹科目「世界の文化を知る」、「文化研究の視点」、「ことば・身体・映像」からの6単位修得をもって、様々な言語・文化と多様なコミュニケーションへの知識と理解に基づいて、異文化や他者への関心と共感を深め、自己と国際社会への複眼的な視点をもつことができたと評価します。
  • 転換・導入科目におけるデータリテラシー及び基礎自然科学の履修並びに教養科目10単位及び専門科目の基幹科目「異文化ワークショップ」(2単位)の単位修得をもって、様々な言語や文化への理解や、多様な地域・社会に関する構造的かつ体系的な知識を獲得し、対象を普遍性と特殊性の観点から分析・把握できると評価します。
  • 専門科目における基礎科目14単位の修得並びに基幹科目から「海外研修」(8科目)及び語学科目による24単位の修得をもって、日本語に加えて複数の外国語の運用能力を獲得し、そのうちの一つについての高度な運用を通して、複数の言語をもとに多様な情報を収集・評価・理解し、自己の考えや判断を的確に表現できたと評価します。
  • 専門科目における基幹科目「ゼミナール1~4」(各2単位)及び「卒業研究」(8単位)、発展科目12単位、応用科目及び関連科目14単位の単位修得をもって、複数の言語と多様な文化への幅広い知識を土台として、現代社会の諸問題を国際的な視点から捉え、論理的な思考に基づいて、主体的な判断を提示することができると評価します。
アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
国際コミュニケーション学部は、卒業認定・学位授与の方針及び教育課程編成・実施の方針に定める教育を受けるために必要な知識、意欲、技能、思考・判断力を備え、次に掲げる様々な資質をもった人を求めます。

日本語学科

(1)日本語学に対する興味と関心や学習意欲を有している人
(2)学部教育を受けるために必要となる基礎的な学力として、高等学校の主要科目における教科書レベルの知識を有している人
(3)高等学校までの学習を通じて、社会の諸課題の解決に取り組むための思考力やコミュニケーション能力の基礎を身につけている人

異文化コミュニケーション学科

(1)言語文化に対する興味と関心や学習意欲を有している人
(2)学部教育を受けるために必要となる基礎的な学力として、高等学校の主要科目における教科書レベルの知識を有している人
(3)高等学校までの学習を通じて、社会の諸課題の解決に取り組むための思考力やコミュニケーション能力の基礎を身につけている人
センディ

センディナビ