国際コミュニケーション学部



東京の中心・神田キャンパスで学び、そして国際人になろう!
国際コミュニケーション学部は、2020年4月に神田キャンパスに誕生した新しい学部です。言語や文化にかかわる多彩な科目と多くの海外体験を通して真の国際人の養成を目指します。
「国際化の進む日本国内で」 、「日本から海外に向かって」という2方向でのグローバル化に対応した2学科を用意して、確かな国際理解をふまえて自らの力を発揮できる人材を育てます。
また、多彩な専門科目に加えて、同じ神田キャンパスの法学部・商学部と連携した科目もあり、視野を広げることも可能です。
異文化に触れる空間「グローバルフロア」(10号館15階)
東京・神田キャンパスの新校舎(16 階建て)では、15階のフロア全体に、情報発信基地としての「グローバルフロア」を設置しています。国際コミュニケーション学部では、このグローバルフロアを活用しながら、「国際的に活躍できる人材=グローバル人材」の養成に向け、学生に情報発信を行うためのさまざまなプログラムを展開しています。異文化交流のイベント等を行うほかに、次のようなスペースを設けています。

グローバルコモンズ/スタディスペース
グローバルコモンズは語学学習書、留学関連書籍、外国語の新聞、雑誌を自由に閲覧できる自習スペースです。また、留学生向けの情報誌や検定資料等も多数用意されています。
スタディスペースは靖国通り側の開放的な自習スペースです。少人数のディスカッションスペースも設けられています。

グローバルA~D(小教室)
アクティブラーニングの授業形態に合わせて、机や椅子を自由に動かすことができる教室です。
現在はオンライン形式で実施されている外国語の授業や、国際交流センター主催の留学支援講座(LSP:Language Skills Program)の受講教室として学生の皆さんに活用いただける場となっています。

グローバルカウンター
グローバルカウンタ―には国際交流センターの職員が常駐しています。国際交流センター主催の各種留学プログラムや留学支援講座(LSP)、語学学習、学内の国際交流、正規留学生のビザ等に関する質問や相談をすることができます。

相談室
留学に関する心配ごとや悩みを教職員に相談する際に使用できるプライバシーに配慮された空間です。
異文化に触れる空間「グローバルフロア」フロアイメージを含む新校舎紹介はこちら

紙と電子媒体を融合させたハイブリッド型の神田新図書館 Knowledge Base(10号館13・14階)

PCやタブレットでスマートに調べられる!
大学に入るとレポートを作成する機会が増えます。そんな時に強い味方になるのが大学の図書館。机の上に重たい本をたくさん積み上げたり、コピーを大量にとったり、というのは昔の話。Knowledge Baseでは電子化されている本を積極的に取り入れ、図書館内でパソコンやタブレットを活用しながらレポートに取り組めます。
必要な資料がすぐに見つかる!
これまでの大学図書館では同じ分野の本でも、和書、洋書、参考図書、一般図書などの資料の種別によって置く場所が違っていました。Knowledge Baseでは、同じ分野の本は種別を問わずに同じコーナーに置くことで、効率的に調べ物をすることができます。
図書館の本は、学生たちが選ぶ!
Knowledge Baseでは、専門書の中でも学生の学習に役立つものを厳選して置く方針です。すべての本にICタグをつけて、書棚から取り出された回数も計測し、利用率の低い本を少なくしていきます。つまりKnowledge Baseの蔵書は、学生の皆さんが選ぶ、と言っても過言ではありません。

座談会

日本語学科
言語としての日本語を客観的に学び、
“日本語のプロフェッショナル”を育成。
異文化コミュニケーション学科
多様化する世界で他者と出会い、
異文化とコミュニケーションを学ぶ4年間。
国際コミュニケーション学部のゼミナール
国際コミュニケーション学部のゼミナール
討論・文献輪読・プレゼンテーションなど学生が主体的に参加する授業で、日本語学科は2年次、異文化コミュニケーション学科は3年次より履修することになります。
卒業後の進路・就職支援
卒業後の進路・就職支援
日本語学科での学びを活かせる職業は多々あり、異文化コミュニケーション学科で習得した高い語学力とコミュニケーション能力を活かせる現場は世界に広がります。

学部長メッセージ

 専修大学は、幕末から明治の初めの頃にアメリカに留学するという幸運に恵まれた4人の若者を中心として1880年に設立された、「専修学校」を起源としています。
建学の精神は「報恩奉仕」。4人の若者―相馬永胤、田尻稲次郎、目賀田種太郎、駒井重格―は、長年にわたって海外で学ぶことのできたことへの恩返しとして、経済・法律についての「世界に通用する学び」を提供する高等教育機関を創りました。外国語を操れる人は珍しかった時代でしたから、海外の先端の知識を日本語によって広めることが、日本の国際化に大きく寄与することになったのです。
 
 専修大学では、2020年に創立140周年を迎えるにあたって、「世界に通用する学び」を通して社会に貢献しようとした創立者達の精神に基づきながら、国際的に活躍できる人材育成を目指し、新たに「国際コミュニケーション学部」を設立しました。
 「国際コミュニケーション学部」がスタートした2020年度は、「コロナ元年」でもありました。新型コロナウイルス流行拡大に伴って、オンラインでの教育も取り入れつつ、教員達も学生達も互いに意見を交わしながら、たくさんの初めてのことを乗り越えていくことになりました。
 
 依然として新型コロナウイルス流行は収束の兆しを見せず、国際コミュニケーションを学ぶ魅力も色あせてしまったかのように思われるかもしれません。
 しかし、世界中が同じ危機に直面している今こそ、国際コミュニケーションの重要性は高まっていると、私は思っています。
 私たちと同じ哺乳類であるマッコウクジラは、数百頭から数千頭からなるクランという集団を形成しており、それぞれのクランには、特有の言語(方言)と文化(習性)があることが、生物学者たちによって明らかにされてきています。
 マッコウクジラの文化(習性)の違いは、時として餌の確保に影響することがあります。気候変動が起きると、餌の確保が困難になってしまうクランと、これまで通りに確保できるクランとが生じることがあるのだそうです。マッコウクジラは、言語が異なるクラン間で情報交換する術を持たず、異なるクランから学ぶこともありません。こうしたことは、野生の厳しい生存競争の中では、当然のことなのかもしれません。
 
 私たちヒトも、様々な言語と多様な文化を持っているという点では、マッコウクジラと同じです。しかし、ヒトは、異なる言語を学ぶ行為や、多様な文化を知ってお互いから学ぶという行為が可能な生物です。
 世界規模の危機に直面している現在、私たちは、新しいコミュニケーションの工夫をすることや、文化に違いを越えて学び合うことがどれだけできるかを試されているのではないでしょうか。私たちは今、ヒトがヒトとして存在する意義を問われているのだとも言えるのです。
 
 専修大学の国際コミュニケーション学部では、「日本語学科」と「異文化コミュニケーション学科」の2学科を設けています。この2学科は,学び方や学ぶ視点(カリキュラム)は異なりますが、言語を入り口にして異文化を理解することや、様々な形のコミュニケーションについて探求するという点では共通しています。
 私たち国際コミュニケーション学部の教員達は、言語と文化の多様性を学ぶことを通して活発に意見を交わし、社会貢献の志をもった人材を育てたいという思いで、みなさんをお待ちしています。
国際コミュニケーション学部長 斎藤 達哉

国際コミュニケーション学部DATA

取得できる学位

日本語学科:学士(文学)
異文化コミュニケーション学科:学士(言語文化学)

人数

教員数(専任):43名
入学定員数:日本語学科71名、異文化コミュニケーション学科150名

取得可能な資格

日本語学科
・中学校教員免許(国語)・高校教員免許(国語)・司書・司書教諭・学芸員・日本語教育修了証※
※ 日本語学科で専門科目についての所定の単位を修得すると、文化庁が示す日本語教員の要件を満たしたとして、専修大学が「日本語教育修了証」を発行します。この修了証は、法務省の認可を受けた国内の日本語学校に日本語教師として就職する際に特に効力を持ちます。

異文化コミュニケーション学科
・司書・学芸員
2023G学部パンフ【完成版】

国際コミュニケーション学部
パンフレット

教育研究上の目的と3つのポリシー

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教育研究上の目的

国際コミュニケーション学部の目的

国際コミュニケーション学部は、日本語を含む諸言語についての研究、言語教育の手法やコミュニケーションの在り方そのものについての研究及び社会・思想・文化の研究を基礎としながら、より広い視野をもち、強靱な論理的思考を実践できる人材を養成することを目的とする。
なお、国際コミュニケーション学部各学科の人材の養成に関する目的その他の教育研究上の目的は、国際コミュニケーション学部の当該目的のほか、次のとおりとする。

日本語学科

日本語学科は、国際化社会の中で、言語や文化の多様性に深い理解をもちながら、日本国内における日本語の言語生活向上と課題解決に貢献できる人材や、国内外における日本語教育に貢献できる人材を養成することを目的とする。

異文化コミュニケーション学科

異文化コミュニケーション学科は、国際化社会の中で、言語や文化の多様性に深い理解をもちながら、複数の言語によるコミュニケーション能力をもって国際社会に貢献できる人材を養成することを目的とする。
ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)
国際コミュニケーション学部は、日本語を含む諸言語についての研究、言語教育の手法やコミュニケーションの在り方そのものについての研究及び社会・思想・文化の研究を基礎としながら、より広い視野をもち、強靭な論理的思考を実践できる力を身につけた人に、日本語学科では学士(文学)、異文化コミュニケーション学科では学士(言語文化)の学位を授与します。各学科において修得すべき資質・能力は、以下のとおりです。

日本語学科

(1)日本語学の諸分野に関する知識と日本語の諸相とについて体系的に理解し、説明することができる。また、言語学、日本語以外の言語、コミュニケーション、文化、歴史、社会、自然などについての一般的知識を理解し、説明することができる。(知識・理解)
(2)言語学的視点に立った日本語の高い運用能力を身につけ、情報・データを適切な方法で収集・処理・表現し、国際化社会において知見や自身の考えなどを聞き手に分かりやすく伝達することができる。(汎用的技能)
(3)自らの知識と客観的な情報を統合し、複眼的・批判的に思考・分析することで、国際化社会の諸課題の解決に寄与することができる。(知識体系に基づく思考と知の創出)
(4)多様な視点からの卓越した知見を活かし、日本語の言語教育(国語教育・日本語教育等)の分野をはじめとして、日本語を必要とする様々な領域に参加することができる。(態度・志向性)

異文化コミュニケーション学科

(1)文化・歴史・社会、自然及び情報・データリテラシーなど幅広い領域の一般的知識を獲得し、様々な言語や文化と多様なコミュニケーションの知識を通して、多様な地域・社会に関する知識を構造的かつ体系的に理解し、説明することができる。(知識・理解)
(2)日本語に加えて複数の外国語の運用能力を獲得し、自己の考えや判断を的確に表現することができる。(汎用的技能)
(3)外国語の高度な運用を通して、多様な情報を収集・理解・評価し、現代社会の諸問題を国際的な視点及び普遍性と特殊性の観点から把握・分析できる。また、論理的な思考に基づいて主体的な判断を提示することができる。(知識体系に基づく思考と知の創出)
(4)異文化や他者への関心と共感を深め、自己と国際社会への複眼的な視点をもち、多様な価値観を受け入れて、社会に参画することができる。(態度・志向性)
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
国際コミュニケーション学部では、教育研究上の目的及び養成する人材に関する目的を達成するために、「転換・導入科目」、「教養科目」、「外国語科目」及び「専門科目」の4つの科目区分で教育課程を構成し、教育課程全体の体系性・順次性を確保し、かつ教養教育と専門教育の有機的連携を図ります。

日本語学科

(1)学位授与の方針を踏まえた教育課程編成の方針
  • 学位授与に求められる体系的な教育課程の構築に向けて、初年次教育(転換・導入科目)、教養教育、専門教育、キャリア教育等の観点を踏まえた編成としており、特に初年次教育は、多様な入学者が自ら学修計画を立て、主体的な学びを実践できる内容とし、キャリア教育は、卒業後も自律・自立して学習できる観点を踏まえた内容としています。

①転換・導入科目、教養科目、外国語科目
  • 卒業認定・学位授与の方針で掲げる資質・能力の基盤となる授業科目として、科目区分「転換・導入科目」には、「専修大学入門科目」、「専門入門ゼミナール」、「キャリア基礎科目」、「基礎自然科学」を配置しています。
  • 文化、歴史、社会、自然など幅広い領域の知識を理解し、説明することができる能力を養成するため、科目区分「教養科目」には、「人文科学基礎科目」、「社会科学基礎科目」、「自然科学系科目」、「融合領域科目」、「保健体育系科目」を配置しています。
  • 言語運用能力を身につけ、活用することができる能力を養成するため、科目区分「外国語科目」には、「英語」、「英語以外の外国語」、「海外語学研修」を配置しています。

②専門科目  
  • 「専門科目」は、「基礎科目」、「基幹科目」、「発展科目」、「応用科目」、「関連科目」の5つの科目群で編成することとしており、4年間の体系的な科目履修を通して、知識と能力を身につけることが可能となるよう配慮し、基礎から基幹、基幹から発展、発展から応用へと展開させるための教育課程の編成としています。
  • 日本語学の諸分野に関する知識と日本語の諸相とについて体系的に理解し、説明することができる能力を養成するために、「基礎科目」、「基幹科目」、「発展科目」において、日本語の音声、音韻・表記、文法、語彙・意味、語用論等の諸分野及び日本語の時間的変異、空間的変異、社会的変異に関する授業科目を配置しています。また、言語学、コミュニケーション、文化についての知識を理解し、説明することができる能力を養成する授業科目を、「基礎科目」、「基幹科目」、「発展科目」、「関連科目」に配置しています。
  • 言語学的視点に立った日本語の高い運用能力を身につけ、情報・データを適切な方法で収集・処理・表現し、国際化社会において知見や自身の考えなどを聞き手に分かりやすく伝達することができる能力を養成するために、「基礎科目」、「基幹科目」において、情報・データリテラシーを身につける授業科目を配置しています。
  • 自らの知識と客観的な情報を統合し、複眼的・批判的に思考・分析することで、国際化社会の諸課題の解決に寄与することができる能力を養成するための授業科目を、「基幹科目」、「発展科目」、「応用科目」に配置しています。
  • 多様な視点からの卓越した知見を活かし、日本語の言語教育(国語教育・日本語教育等)の分野をはじめとして、日本語を必要とする様々な領域に参加することができる能力を養成するための授業科目を、「基礎科目」、「基幹科目」、「発展科目」、「応用科目」に配置しています。

(2)学位授与の方針を踏まえた教育課程実施の方針
①転換・導入科目、教養科目、外国語科目
  • 大学での学修の基盤となる能力を養成する「転換・導入科目」は、多様な入学者が自ら学修計画を立て、主体的な学びを実践する初年次教育として実施します。
  • 言語運用能力のうち、自分自身の思考や判断を明晰かつ適切に伝達するための基礎力養成は、「転換・導入科目」の「専修大学入門科目」において実施し、必履修科目として、1年次に全員が学びます。
  • 幅広い領域の知識・理解の修得は、「教養科目」において実施し、10単位以上修得することを卒業要件としています。
  • 言語運用能力のうち、母語以外の言語運用能力の養成は、「外国語科目」において実施し、英語から4単位以上(外国人留学生は日本語8単位以上)、英語以外の外国語から4単位以上修得することを卒業要件としています。

②専門科目
  • 基礎科目
日本語や日本文化を学ぶ目的や、日本語学の基礎的な知識体系を理解するとともに、情報やデータを扱う日本語情報処理、日本語学と社会との接点、言語学、多様な考え方や立場を理解する異文化理解の基礎についての学修は、「基礎科目」において実施します。6科目12単位を必修科目として配置し、6科目12単位を選択科目として配置します。
  • 基幹科目
「基礎科目」の理解のうえに、日本語学の諸分野に関する専門的な知識体系を理解するとともに、日本語の時間的変異、空間的変異、社会的変異及び日本語教育や日本語統計・情報処理に関する基礎についての学修は、「基幹科目」において実施します。2科目4単位を必修科目として配置し、25科目50単位を選択科目として配置します。
  • 発展科目
「基幹科目」の理解のうえに、日本語学の諸分野に関する専門的な知識をより深く理解するとともに、日本語学、言語学の諸分野に関する知識の理解、日本語教育、言語教育の実践しながらの理解及び日本の言語政策の歴史についての理解による、専門的な知識体系と一般的な知識の統合や論理的な分析に関する学修は、「発展科目」において実施します。2科目4単位を必修科目として配置し、14科目30単位を選択科目として配置します。
  • 応用科目
日本語教育に関する実践的な能力及び日本語学の応用分野に関する実践的な能力を修得するとともに、学生が特定のテーマについて主体的に判断して研究、発表、報告、討論を行うことによる、具体的な状況に対する知識の応用や課題の発見・解決に関する学修は、「応用科目」において実施します。3科目12単位を必修科目として配置し、3科目7単位を選択科目として配置します。
  • 関連科目
日本語学に関連のある日本文学・中国文学・書道及び海外の文化や地域研究等に関する学修は、「関連科目」において実施します。30科目60単位を選択科目として配置します。

(3)教育内容・方法
①転換・導入科目
高等学校段階の教育と大学での教育とを接続するために、社会知性の開発を目指す専修大学の学生としての自覚と心構えを持ち、大学での学修に求められる最低限の読解力・思考力・プレゼンテーション力・文章力などの技能や能力を身につける内容の「専修大学入門ゼミナール」は、初年次教育の少人数演習形式とします。
「専門入門ゼミナール」、「キャリア入門」、「あなたと自然科学」は、専門的な知識・技能とそれに基づく思考方法や地球的視野からの視点を持つため、その基礎となる内容と、大学で学ぶときだけではなく、生涯学ぶうえで社会においても必要とされる基礎的な力を身につける内容とします。

②教養科目
各学部・学科の専門教育を相対化し、専門教育の範囲を超えた幅広い領域の知識・技能を学び、異なる視点から問題にアプローチすることを目的とする「教養科目」は、各授業科目の内容に応じた授業形態(講義、演習、実験・実習)とします。
「教養科目」を構成する「人文科学基礎科目」、「社会科学基礎科目」、「自然科学系科目」は、特に、文化、歴史、社会、自然など幅広い教養を身につける内容とします。また、「融合領域科目」は、基礎的な知識や技能を背景として、専門教育以外の異なる視点からの総合的な学習経験と創造的思考力を養成する内容とします。「保健体育系科目」は、自身の健康やスポーツへの理解を深める目的にとどまらず、自己管理力やチームワークなどを身につける内容とします。

③外国語科目
英語をはじめとする外国語の運用能力を獲得し、適切なコミュニケーションを行うことで、世界の文化や社会について理解を深め、幅広い視野からさまざまな問題に取り組む力を身につけることを目的とする「外国語科目」は、一部の授業科目を除き、演習形式とします。
1年次に履修する英語は、入学時に行うプレイスメントテストに基づいて習熟度別の少人数クラスを編成し、外国語の基礎的な運用能力の獲得と適切なコミュニケーション能力を身につける内容とします。
英語以外の外国語は、多くの学生が初めて学ぶものであることを踏まえ、初級・中級・上級とそれぞれの学習段階における到達目標を明確にした内容とします。
また、異文化・多文化への理解を深め、世界の諸地域の言語とその背景となる文化を身につける内容の「世界の言語と文化」、「言語文化研究」は、講義形式とします。

④専門科目
  • 基礎科目
「基礎科目」は、日本語や日本文化を学ぶ目的や、日本語学の基礎的な知識体系を理解するとともに、日本語情報処理、日本語学と社会との接点、言語学、異文化理解の基礎を学修する内容とします。
  • 基幹科目
「基幹科目」は、「基礎科目」の理解のうえに、日本語学の諸分野に関する専門的な知識体系を理解するとともに、日本語の時間的変異、空間的変異、社会的変異及び日本語教育や日本語統計・情報処理に関する基礎を学修する内容とします。
  • 発展科目
「発展科目」は、「基幹科目」の理解のうえに、日本語学の諸分野に関する知識をより深く理解するとともに、日本語学、言語学の諸分野に関する知識の理解、日本語教育、言語教育の実践しながらの理解及び日本の言語政策の歴史について学修する内容とします。
  • 応用科目
「応用科目」は、日本語教育に関する実践的な能力及び日本語学の応用分野に関する実践的な能力を修得するとともに、学生が特定のテーマについて主体的に判断して研究、発表、報告、討論を行う内容とします。
  • 関連科目
「関連科目」は、日本語学に関連のある日本文学・中国文学・書道及び海外の文化や地域研究等に関する内容とします。
  • 専門分野の基礎的な知識及び幅広い領域の習得と理解を目的とする教育内容は、講義形式による授業形態を採るとともに、態度・志向性(多様な価値観の受入れ、倫理観と社会的責任)及び汎用的技能(言語運用能力)の習得を目的とする教育内容は、演習形式による授業形態を採ることとし、知識体系に基づく思考と知の創出(知識の統合と活用、論理的思考力、問題解決力)を目的とする教育内容は、演習形式や実践形式を交えた授業形態を採ります。
  • 学修者の能動的な学修への参加を促すために、教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワーク等をはじめとする能動的学修を導入します。
  • 教育課程編成・実施の方針が、教育研究上の目的や人材養成の目的を達成するという目的のもと策定され、かつ教育課程の編成において体系性と順次性が明確であることを示すために、授業科目の系統性を示す科目ナンバリングを導入します。
  • 単位制度の実質化を図る観点から、特定の学期における偏りのある履修登録を避けるとともに、学生が学習目標に沿った適切な授業科目の履修が可能となるように、養成する具体的な人材像に対応した典型的な履修モデルを提示するとともに、CAP制の意義を踏まえ履修登録単位数の上限を明示します。
  • 卒業時における質を確保する観点から、予め学生に対して各授業科目における学習目標やその目標を達成するための授業の方法、計画等を明示したうえで、成績評価基準や卒業認定基準を示し、これに基づく厳格な評価を行います。

異文化コミュニケーション学科

(1)学位授与の方針を踏まえた教育課程編成の方針
  • 学位授与に求められる体系的な教育課程の構築に向けて、初年次教育(転換・導入科目)、教養教育、専門教育、キャリア教育等の観点を踏まえた編成としており、特に初年次教育は、多様な入学者が自ら学修計画を立て、主体的な学びを実践できる内容とし、キャリア教育は、卒業後も自律・自立して学習できる観点を踏まえた内容としています。

①転換・導入科目、教養科目、外国語科目
  • 卒業認定・学位授与の方針で掲げる資質・能力の基盤となる授業科目として、科目区分「転換・導入科目」には、「専修大学入門科目」、「データリテラシー」、「キャリア基礎科目」、「情報リテラシー科目」、「基礎自然科学」を配置しています。
  • 文化、歴史、社会、自然など幅広い領域の知識を理解し、説明することができる能力を養成するため、科目区分「教養科目」には、「人文科学基礎科目」、「社会科学基礎科目」、「自然科学系科目」、「融合領域科目」、「保健体育系科目」を配置しています。
  • 言語運用能力を身につけ、活用することができる能力を養成するため、科目区分「外国語科目」には、「英語」、「英語以外の外国語」、「海外語学研修」を配置しています。

②専門科目
  • 「専門科目」は、言語系科目に加え、<地域><文化><コミュニケーション>の3体系を柱として、「基礎科目」、「基幹科目」、「発展科目」、「応用科目」、「関連科目」の科目群から編成することとしており、4年間の体系的な科目履修を通して、知識と能力を身につけることが可能となるよう配慮し、基礎から基幹、基幹から発展、発展から応用へと展開させるための教育課程の編成としています。
  • 様々な言語や文化と多様なコミュニケーションの知識を通して、多様な地域・社会に関する知識を構造的かつ体系的に理解し、説明することができる能力を養成するための授業科目を、「基礎科目」、「基幹科目」に配置しています。
  • 日本語に加えて複数の外国語の運用能力を獲得し、自己の考えや判断を的確に表現することができる能力を養成するための授業科目を、「基礎科目」、「基幹科目」に配置しています。
  • 外国語の高度な運用を通して、多様な情報を収集・理解・評価し、現代社会の諸問題を国際的な視点及び普遍性と特殊性の観点から把握・分析できるとともに、論理的な思考に基づいて主体的な判断を提示することができる能力を養成するための授業科目を、「基幹科目」「発展科目」に配置しています。
  • 異文化や他者への関心と共感を深め、自己と国際社会への複眼的な視点をもち、多様な価値観を受け入れて、社会に参画することができる能力を養成するための授業科目を、「応用科目」、「関連科目」に配置しています。

(2)学位授与の方針を踏まえた教育課程実施の方針
①転換・導入科目、教養科目、外国語科目
  • 大学での学修の基盤となる能力を養成する「転換・導入科目」は、多様な入学者が自ら学修計画を立て、主体的な学びを実践する初年次教育として実施します。
  • 言語運用能力のうち、自分自身の思考や判断を明晰かつ適切に伝達するための基礎力養成は、「転換・導入科目」の「専修大学入門科目」において実施し、必履修科目として、1年次に全員が学びます。
  • 情報・データリテラシーの基礎力養成は、「転換・導入科目」の「情報リテラシー科目」及び「データリテラシー」において実施します。
  • 幅広い領域の知識・理解の修得は、「教養科目」において実施し、10単位以上修得することを卒業要件としています。
  • 言語運用能力のうち、母語以外の言語運用能力の養成は、「外国語科目」において実施します(外国人留学生は日本語を8単位以上修得することが卒業要件)。

②専門科目
  • 基礎科目
思考と表現の土台となる日本語と日本文化に対する理解、異文化理解の基礎の学修、国際的な社会知性の涵養に欠かせない外国語の運用能力の修得は、「基礎科目」において実施します。日本語・日本文化系科目、言語系科目を中心に7科目9単位を必修科目、44科目45単位を選択科目として配置します。
  • 基幹科目
「基礎科目」で学修した外国語の運用能力を実践の場において高め、多様なコミュニケーション能力とともに複眼的な視点に立った文化への関心と理解の涵養は、「基幹科目」において実施します。6科目18単位を必修科目として配置し、52科目104単位を選択科目として配置します。うち<地域><文化><コミュニケーション>に関連する科目群から計6単位以上、言語系科目から計24単位以上、また、他者の多様な考え方や立場を理解したり、修得した専門的知識を体系化し、一般的知識と統合して応用する「ゼミナール」などの6科目18単位の修得を卒業要件としています。
  • 発展科目
世界の多様性を学究的な領域で深め、発展させるとともに、他者の多様な考え方や立場を理解しつつ、広い視野から様々な問題を自ら発見・分析し、その解決に向けて主体的な判断を提示できる国際的な社会知性の涵養は、「発展科目」において実施します。15科目30単位を選択科目として配置し、うち<地域><文化><コミュニケーション>の3体系から各2単位、計12単位以上修得することを卒業要件としています。
  • 応用科目
「基幹科目」及び「発展科目」の学修内容をさらに深め、これまで学修した専門分野の基礎的な知識や理解をベースとしながら自分の置かれている状況を把握し、社会の多様性に意欲的に対応しながら他者と協働しつつ、論理的な思考に基づいて自らの考えを表現する能力の涵養は、「発展科目」において実施します。18科目36単位を選択科目として配置し、うち<地域><文化><コミュニケーション>の3体系から各2単位、「関連科目」と合わせ計14単位以上修得することを卒業要件としています。
  • 関連科目
「関連科目」は、「発展科目」と「応用科目」を連動させ、学際的かつ実践的な学修に結びつけるとともに、多様な言語による表現などの幅広い学修の機会を設ける科目として、19科目38単位を選択科目として配置します。

(3)教育内容・方法
①転換・導入科目
高等学校段階の教育と大学での教育とを接続するために、社会知性の開発を目指す専修大学の学生としての自覚と心構えを持ち、大学での学修に求められる最低限の読解力・思考力・プレゼンテーション力・文章力などの技能や能力を身につける内容の「専修大学入門ゼミナール」は、初年次教育の少人数演習形式とします。
「データ分析入門」、「キャリア入門」、「情報入門1・2」、「あなたと自然科学」は、専門的な知識・技能とそれに基づく思考方法や地球的視野からの視点を持つため、その基礎となる内容と、大学で学ぶときだけではなく、生涯学ぶうえで社会においても必要とされる基礎的な力を身につける内容とします。

②教養科目
各学部・学科の専門教育を相対化し、専門教育の範囲を超えた幅広い領域の知識・技能を学び、異なる視点から問題にアプローチすることを目的とする「教養科目」は、各授業科目の内容に応じた授業形態(講義、演習、実験・実習)とします。
「教養科目」を構成する「人文科学基礎科目」、「社会科学基礎科目」、「自然科学系科目」は、特に、文化、歴史、社会、自然など幅広い教養を身につける内容とします。また、「融合領域科目」は、基礎的な知識や技能を背景として、専門教育以外の異なる視点からの総合的な学習経験と創造的思考力を養成する内容とします。「保健体育系科目」は、自身の健康やスポーツへの理解を深める目的にとどまらず、自己管理力やチームワークなどを身につける内容とします。

③外国語科目
英語をはじめとする外国語の運用能力を獲得し、適切なコミュニケーションを行うことで、世界の文化や社会について理解を深め、幅広い視野からさまざまな問題に取り組む力を身につけることを目的とする「外国語科目」は、一部の授業科目を除き、演習形式とします。
英語は、本学科の学生が継続的に学修するための科目と位置づけ、外国語の運用能力のさらなる育成と適切なコミュニケーション能力を身につける内容とします。
英語以外の外国語は、本学科の学生が第三言語として学修するものと位置づけ、それぞれの学習段階における到達目標を明確にした内容とします。

④専門科目
  • 基礎科目
「基礎科目」は、思考と表現の土台となる日本語と日本文化に対する理解を深め、異文化理解の基礎を学修するとともに、国際的な社会知性の涵養に欠かせない外国語の運用能力を修得する内容とします。
  • 基幹科目
「基幹科目」は、「基礎科目」で学修した外国語の運用能力を実践の場において高め、多様なコミュニケーション能力とともに複眼的な視点に立った文化への関心と理解を養い、「発展科目」における学修の基礎となる内容とします。
  • 発展科目
「発展科目」は、世界の多様性を学究的な領域で深め、発展させるとともに、社会の多様性に対応し、問題を自ら設定し、その解決に向けて主体的な判断を提示できるだけの国際的な社会知性を涵養する内容とします。
  • 応用科目
「応用科目」は、「基幹科目」及び「発展科目」の学修内容をさらに深め、これまで学修した専門分野の基礎的な知識や理解をベースとしながら、社会の多様性に意欲的に対応、論理的な思考に基づいて自らの考えを表現できるようにする内容とします。
  • 関連科目
「関連科目」は、「発展科目」と「応用科目」を連動させ、学際的かつ実践的な学修に結びつけるとともに、多様な言語による表現などの幅広い学修の機会を設ける内容とします。
  • 専門分野の基礎的な知識及び幅広い領域の習得と理解を目的とする教育内容は、講義形式及び演習形式による授業形態を採るとともに、汎用的技能(言語運用能力)の習得を目的とする教育内容は、主に演習形式による授業形態を採ることとし、知識体系に基づく思考と知の創出(知識の統合と活用、論理的思考力、問題解決力)及び態度・志向性(多様な価値観の受入れ、倫理観と社会的責任)を目的とする教育内容は、講義形式及び演習形式による授業形態を採ります。
  • 学修者の能動的な学修への参加を促すために、教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワーク等をはじめとする能動的学修を導入します。
  • 教育課程編成・実施の方針が、教育研究上の目的や人材養成の目的を達成するという目的のもと策定され、かつ教育課程の編成において体系性と順次性が明確であることを示すために、授業科目の系統性を示す科目ナンバリングを導入します。
  • 単位制度の実質化を図る観点から、特定の学期における偏りのある履修登録を避けるとともに、学生が学習目標に沿った適切な授業科目の履修が可能となるように、養成する具体的な人材像に対応した典型的な履修モデルを提示するとともに、CAP制の意義を踏まえ履修登録単位数の上限を明示します。
  • 卒業時における質を確保する観点から、予め学生に対して各授業科目における学習目標やその目標を達成するための授業の方法、計画等を明示したうえで、成績評価基準や卒業認定基準を示し、これに基づく厳格な評価を行います。
アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
国際コミュニケーション学部は、卒業認定・学位授与の方針及び教育課程編成・実施の方針に定める教育を受けるために必要な、次に掲げる知識・技能、能力、態度を備えた人を求めます。

日本語学科

(1)日本語学に対する興味と関心や学習意欲を有している人
(2)学部教育を受けるために必要となる基礎的な学力として、高等学校の主要科目における教科書レベルの知識を有している人
(3)高等学校までの学習を通じて、社会の諸課題の解決に取り組むための思考力やコミュニケーション能力の基礎を身につけている人

異文化コミュニケーション学科

(1)言語文化に対する興味と関心や学習意欲を有している人
(2)学部教育を受けるために必要となる基礎的な学力として、高等学校の主要科目における教科書レベルの知識を有している人
(3)高等学校までの学習を通じて、社会の諸課題の解決に取り組むための思考力やコミュニケーション能力の基礎を身につけている人