人間文化学科紹介



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人間文化科学科の学び
異文化理解・芸術・文学と地域社会支援といった面から人間の「文化」を学ぶことをとおして、自分たちの地域社会の文化をあらたに創り上げることのできる人材を育てます。

学びの特徴

体系的に人間文化を学ぶ2コース制
2つのコースから入学後にひとつを選択します。
【異文化理解・芸術文学コース】は、言語や芸術作品について学ぶことで文化の成り立ちやそこに暮らす人々の理解を目指し、文化の振興・発展に貢献できる人材を育成するコースです。

【地域社会支援コース】は、地域社会とそれを構成する人々の健康な生活のあり方を探求し、地域社会の現状と課題について考え、地域社会の問題解決に向けた提案を行うことができる人材を育成するコースです。

多様な研究室で課題解決型の学び
自身の興味関心に合わせて12の研究室から専門分野を選択できます。少人数のきめ細かな指導のもとに、それぞれの研究テーマを設定し、探究学習を行います。人間文化学科での学びの集大成として、4年次で卒業研究に取り組みます。
 
 〇過去の卒業論文・研究については以下をご覧ください。
   2022年度卒業論文・研究
  
2021年度卒業論文・研究

地域で活躍できる資格の取得
【異文化理解・芸術文学コース】には、中学校・高等学校の英語教員を養成する教職課程を設置しています。さらに、博物館や美術館の専門資格である学芸員資格を取得することもできます。

【地域社会支援コース】には、自治体の社会教育職員として活躍する社会教育主事の任用資格、行政・NPO・企業等で活躍する社会教育士の称号を取得できる資格課程を設置しています。また、認定心理士の資格取得も可能です。

身につけられる力
幅広い教養と専門的知識
職業・社会生活で必要な幅広い教養と、外国語、芸術、社会教育、生活に関連する専門的知識が身につきます。
情報の収集・発信力
文化に関する各種情報を収集・分析し、的確に発信することができます。
創造的思考力と研究遂行能力
自ら研究テーマを設定し、調査・分析・考察を行い、成果としてまとめ上げることができます。
社会の諸課題に主体的に向き合う力
文化学に関する研鑽を通じて、多様な価値観を持つ他者と協働して主体的に地域の文化振興に寄与することができます。

特色ある授業
学びのステップ

1年次
人間文化の基礎を幅広く学ぶ

「人間文化入門」で人間文化学科において専攻できる専門テーマの概要を学び、2年次からのコース選択に備えます。また、「フレッシュマンセミナー」では文化研究の基礎となる文章理解や文章構成の方法を学び、口頭発表や討論などの力を養成します。外国語や「いしのまき学」など、多彩な教養科目で幅広い教養を身につけます。
2年次
専門分野における課題研究のための素地をつくる

【異文化理解・芸術文学コース】と【地域社会支援コース】の2コースから自身の興味関心に合わせてコースを選択します。「人間文化基礎演習」では各コースに合わせた演習が実施されます。【異文化理解・芸術文学コース】は専門研究に必要な文献の読解力の養成を目指し、【地域社会支援コース】は専門的なデータの取り方・扱い方を学びます。コースの特色に合わせた専門展開科目から自身の探究テーマを模索し、3年次でのゼミナール選択につなげます。
3年次
研究室に所属し、卒業研究に向けて専門性を深める

自身が探求したいテーマに合わせて研究室に所属します。各研究室では、専門分野の研究の基礎力を養成し、各自の探究テーマを掘り下げます。徹底した少人数制で、担当教員によるきめ細かなサポートを受けることができます。専門分野との関わりの中で、地域の社会活動への主体的な参加が奨励されるだけでなく、希望者は、夏季休暇などを利用した短期語学研修や、中国の協定校への1年間の交換留学も可能です。
※研究室については こちら をご覧ください。
4年次
学びの集大成として、卒業研究を行い、発表する

各自で卒業研究のテーマを設定し、1年間かけてじっくりと探究していきます。学科全体で開催される中間報告会での議論を通じたブラッシュアップを経て、卒業研究提出後には、学びの成果を発表する最終報告会が行われます。報告会では、それぞれの研究内容に対して、学年や専門の枠を超えた活発な意見交換がなされます。資格課程を履修している学生は、「教育実習」や「博物館実習」など、中学・高校や博物館などへ実際に赴き、資格取得に向けて実践的に学ぶことができます。

履修コース

異文化理解・芸術文学コース

異文化理解と芸術文化について幅広く学び、地域における文化の振興と発展に貢献できる人材を育成するコース

学びの分野
・日本文化論  ・文学研究
・英米文化論  ・メディアアート論         
・異文化コミュニケーション論   

異文化理解と芸術文化に関する研究をとおして、文化の振興・発展に貢献できる人材を育成するコース。異文化に関する多角的な知識とそのためのツールとなる諸言語(外国語教育を含む)の運用能力、文学を含む芸術一般に関する幅広い知識を身につけます。それらの知識をもとに、文化に関する各種情報を収集・分析し、その成果を的確に情報発信する力や、地域における各種文化振興に主体的に取り組む態度と能力を育てます。
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将来的には、観光業やホテル業など国際交流・サービス業の分野、中学校・高校、英語教室などの英語教育の分野、美術館、博物館などの各種文化施設、文化関連NPOや自治体において、地域の文化振興、教育に貢献することが期待されます。

地域社会支援コース

地域社会に関する幅広い知識と諸技術を修得し、地域社会の問題解決と支援に貢献できる人材を育成するコース

学びの分野
・社会学   ・地域社会論
・社会教育学 ・福祉学
・心理学

地域社会の創成・発展に貢献できる人材を育成するコース。地域社会に焦点を当て、コースの基幹分野として地域における社会教育や産業、政策について学ぶとともに、周辺科目として福祉学・心理学の分野からも体系的に学べます。それらの知識をもとにさまざまな課題研究を行うことで、地域社会の現状と課題について多角的に理解し、地域社会の問題解決に向けた提案を行うことができる力を養います。
地域社会支援コース
将来的には、自治体の各種社会教育・生涯学習関連施設、市民センター、生活支援センターなどにおける活動をとおして、地域の発展や地域における各種生活支援に貢献することが期待されます。

資格支援
取得可能な資格
  • 中学校教諭一種免許状(英語)
  • 高等学校教諭一種免許状(英語)
  • 学芸員資格
  • 社会教育主事(任用資格)
  • 社会福祉主事(任用資格)
  • 認定心理士



主な就職先
石巻専修大学では、夢を実現するため、学生一人ひとりが自らのライフプランを考え、自信を持って就職活動に臨み、納得できる進路選択ができるよう、さまざまなプログラムでサポートを行っています。

人間文化学科の就職希望者に対する就職決定率
97%
主な就職先 ※ 過去3カ年の実績より一部抜粋
・宮城県警察
・千葉県警察
・気仙沼信用金庫
・羽後信用金庫
・石巻商工信用組合
・宮城県教育委員会(小学校・中学校[英語])
・山形県教育委員会(小学校)
・中央出版ホールディングス(株)
・ANA成田エアポートサービス(株)
・羽後ガス(株)


・東日本電信電話(株)(NTT東日本)
・一般(財)杜の都産業保健会
・(医)社団仁明会 齋藤病院
・(社福)大崎市社会福祉協議会
・日本郵便(株)
・いしのまき農業協同組合
・(株)ツルハ
・(株)ヨドバシカメラ
・防衛省 陸上自衛隊 (幹部候補生)
・宮城教育大学大学院(進学)  他
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在学生・卒業生の声
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関連情報

公開情報
取得できる学位
学士(人間文化学)
入学定員
40名

WEBオープンキャンパス
NEW!
〔 大学の授業をのぞいてみよう:英語で詩を読む楽しさ〕


英国ロマン派の詩人ウィリアム・ワーズワース(1770-1850)の作品「水仙」(“Daffodils”)を読み、その英語のリズムや韻を味わうとともに、この詩が生まれた背景や、そこに込められた詩人の思いについて説明します。また、英詩と日本の詩の違いについても触れていきます。
【人間文化学科 教授 根本 泉(イギリス文学・児童文学研究室)】