建学の精神と理念・目的

建学の精神
社会に対する報恩奉仕

専修大学の創立者、相馬永胤・田尻稲次郎・目賀田種太郎・駒井重格らの諸先覚は、明治の初め、選ばれて米国に留学し、新しい学問を学んだ。この幸福を日本にいる多くの青年たちにわかち与えたいと念願して、専修大学を創立した。
このように青年を教育・指導することによって社会に“報恩奉仕”したその精神が専修大学の建学の精神であり、その精神を継承し、「社会に対する報恩奉仕」を石巻専修大学の建学の精神とする。そして今、建学の精神は21世紀ビジョン「社会知性の開発」に引き継がれている。

21世紀ビジョン
「社会知性(Socio-Intelligence)の開発」

本学は建学の精神である「社会に対する報恩奉仕」を現代的に捉え直した「社会知性(Socio-Intelligence)の開発」を21世紀ビジョンに据えました。

今日、グローバル化の拡大と異文化交流の進展、情報化の加速、少子高齢化の進行など、我々が取り組まなければならない課題が山積しています。これらの社会的課題を解決するためには、地球的視野から諸問題を捉える力、創造的発想力、さらには深い人間理解や倫理観が求められます。

こうした新時代の社会で求められる知性こそ、「社会知性」だと専修大学は考えます。それは、学生一人ひとりが自己実現に生かせる知であると同時に、「専修大学が創り育てる知」でもあります。21世紀において本学は、社会知性開発大学としての道を歩むことになります。
社会知性(Socio -I ntelligence)とは
専門的な知識・技術とそれに基づく思考方法を核としながらも、 深い人間理解と倫理観を持ち、地球的視野から独創的な発想により主体的に社会の諸課題の解決に取り組んでいける能力である。

大学の理念

本学は、平成元(1989)年4月1日開学時の建学の精神「社会に対する報恩奉仕」、21世紀を迎えての21世紀ビジョン「社会知性の開発」を理念として、「諸科学の研究を通して、地域及び国際社会の発展に寄与するとともに、高度な専門知識と豊かな教養を身につけた有為な人材の育成」を目的に設定している。
さらに、平成22(2010)年には、理念・目的を実現するための教育目標として「実践的な教育」を設定し、「学士力(知識・理解、汎用的技能、態度・志向性、創造的思考力)」の養成を目指している。

石巻専修大学の目的

諸科学の研究をとおして、地域及び国際社会の発展に寄与するとともに、高度な専門知識と豊かな教養を身につけた有為な人材を育成すること。(学則第1条)
本大学の目的及び使命に基づき、学術の理論及び応用を教授研究し、その精深を究めて、地域並びに国際社会の発展に寄与すること。(大学院学則第1条)

養成する人材像(本学が輩出すべき人材像)

社会の諸問題に、自分の役割を自覚して取り組むために、生涯にわたって学び続けることができる人

教育目標

社会の諸問題に、自分の役割を自覚して取り組むために、生涯にわたって学び続けることができる人材を、「実践的な教育」によって育成すること。

教育研究上の目的と3つのポリシー


学部

教育研究上の目的(学則第1条)
諸科学の研究をとおして、地域及び国際社会の発展に寄与するとともに、高度な専門知識と豊かな教養を身につけた有為な人材を育成すること。
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
【令和3年度以前】
石巻専修大学では、次に掲げる4つの能力を身につけた者に学士の学位を授与する。
<知識・理解>
① 幅広い教養と専門的知識
<汎用的技能>
② 情報収集力と情報発信力および専門的能力
<態度・志向性>
③ 主体的な行動力と社会諸課題解決への姿勢
<統合的な学習経験と創造的思考力>
④ 創造的思考力と研究遂行能力

【令和4年度以降】
石巻専修大学では、建学の精神、大学の理念(21世紀ビジョン)に基づいて、幅広い教養と専門的知識を持ち、情報収集力と情報発信力及び専門的能力、主体的な行動力と社会の諸課題解決への姿勢、創造的思考力と研究遂行能力を身に付け、各学部・学科が求める学習成果を上げた者に学士の学位を授与する。なお、身に付けるべき具体的能力を以下に示す。
<知識・理解>
① 幅広い教養と専門的知識
<汎用的技能>
② 情報収集力と情報発信力および専門的能力
<態度・志向性>
③ 主体的な行動力と社会諸課題解決への姿勢
<統合的な学習経験と創造的思考力>
④ 創造的思考力と研究遂行能力
養成する人材像
社会の諸問題に、自分の役割を自覚して取り組むために、生涯にわたって学び続けることができる人
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
【令和3年度以前】
石巻専修大学は、学部・学科の教育上の目的を達成するために必要な授業科目を開設し、教育課程を基本教育科目と専門教育科目から体系的に構成する。
① 教育課程の編成に当たり、基本教育科目は、幅広い教養及び総合的な判断力を養い、豊かな人間性を涵養することを目的に、スキル養成科目、社会性養成科目、教養力養成科目を開設し、専門教育科目は、各学部各学科に関わる高度な専門の知識及び技能(スキル)並びに技術(スキルの体系)を身に付け、実社会で活躍するための能力の修得を目的として、編成する。
② 教育課程の実施に当たっては、学生個々人の主体的で活発な勉学意欲を促進し、地域社会に根ざし、他者との協働を重視した実践的な教育を、少人数を基本に実施することによって、知識・技能ならびに技術の定着を図る。
③ 成績評価の公正さと透明性を確保するため、成績の評定は、各科目に掲げられた授業の狙い・目標に向けた到達度を目安として、知識・理解のみならず、思考・判断や関心・意欲なども加味して多面的に行う。

【令和4年度以降】
石巻専修大学は、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に示した4項目の能力について、学部・学科の教育上の目的を達成するために必要な授業科目を開設し、教育課程を基本教育科目と専門教育科目から体系的に構成する。授業は講義・演習・実験・実習・実技の様々な方法・形態等により行い、学生が主体的・能動的に学ぶことができるものとする。
① 教育課程の編成に当たり、基本教育科目は、幅広い教養及び総合的な判断力を養い、豊かな人間性を涵養することを目的に、スキル養成科目、社会性養成科目、教養力養成科目を開設し、専門教育科目は、各学部各学科に関わる高度な専門の知識及び技能(スキル)並びに技術(スキルの体系)を身に付け、実社会で活躍するための能力の修得を目的として、編成する。
② 教育課程の実施に当たっては、学生個々人の主体的で活発な勉学意欲を促進し、地域社会に根ざし、他者との協働を重視した実践的な教育を、少人数を基本に実施することによって、知識・技能ならびに技術の定着を図る。
③ 成績評価の公正さと透明性を確保するため、成績の評定は、各科目に掲げられた授業の狙い・目標に向けた到達度を目安として、知識・理解のみならず、思考・判断や関心・意欲なども加味して多面的に行う。
入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
【令和3年度以前】
石巻専修大学では、以下の方針に基づいて学生を受け入れることとしている。
<幅広い教養と専門的知識>
① 高等学校で履修する教科・科目などを習得し、本学での修学に必要な基礎学力や技能を持っている。
<情報収集力と情報発信力および専門的能力>
② 物事を複数の視点から考察し、自分の考えをまとめ、表現できる能力を持っている。
<主体的な行動力と社会諸課題解決への姿勢>
③ 社会の諸問題に関心を持ち、他者の意見も尊重し、自主的に学ぼうとする姿勢・態度を持っている。
そして、学生の受け入れに関する方針は、入学志願者の大学教育を受けるにふさわしい能力や適性等を多面的に判定し、公正かつ妥当な方法で実施するとともに、学部・学科の教育目的、教育内容等に応じた入学者受入方針を明確にする。これに基づき、入学後の教育との関連を十分に踏まえたうえで、入試方法の多様化、評価尺度の多元化に努めることとし、以下のとおり定めることとしている。

<学生の受け入れに関する方針>
① 「入学者受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)」を踏まえて、各入試制度で受け入れている。
② 入学前の学習歴、学力水準、能力等の判定及び学力の3要素(「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ」)を多面的・総合的に把握するため、面接、小論文、調査書、志望理由書、筆記試験などから複数を各試験制度に組み入れている。
③ 入試問題に関して、出題のねらいを明確にしている。④ 入学後のミスマッチを防ぐため、各学科の「教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)」や「卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)」を明確にしている。

【令和4年度以降】
石巻専修大学では、求める学生像と入学者選抜の基本方針に基づいた入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)を設定する。建学の精神、大学の理念(21世紀ビジョン)を体現するための意欲と各学部・学科での教育に必要な適性を有した学生を、幅広く受け入れるため、次のような求める学生像を掲げ、積極的に受け入れる。そして、入学者選抜の基本方針は、入試方法の多様化、評価法の多元化に努めるとともに、入学志願者の大学教育を受けるにふさわしい能力や適性等を多面的に判定し、公正かつ妥当な方法で入学者を選抜する。学部・学科の教育目的、教育内容等に応じ、入学後の教育との関連を十分に踏まえた上で、多様な入学者選抜を実施する。

[求める学生像]
<幅広い教養と専門的知識>
① 高等学校で履修する教科・科目などを習得し、本学での修学に必要な基礎学力や技能を持っている。
<情報収集力と情報発信力および専門的能力>
② 物事を複数の視点から考察し、自分の考えをまとめ、表現できる能力を持っている。
<主体的な行動力と社会諸課題解決への姿勢>
③ 社会の諸問題に関心を持ち、他者の意見も尊重し、主体的に学ぼうとする姿勢・態度を持っている。

[入学者選抜の基本方針]
① 求める学生像を踏まえて、複数の受験機会や多様な学生を評価できる入学者選抜制度を設ける。
② 入学前の学習歴、学力水準、能力等に応じた判定は、学力の3要素(「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ」)を多面的・総合的に把握するために、面接、小論文、調査書、志望理由書、筆記試験などから複数を各入学者選抜制度に組み入れて行われる。
③ 試験問題に関して、出題のねらいを明確にする。

理工学部
教育研究上の目的(学則第3条の2)
【令和3年度以前】
理工学部は、基礎科学から応用技術に至る総合的、体系的な教育研究を行い、幅広い教養と専門知識を習得し、人間社会が必要とする多様な情報を科学的に収集・発信できる能力を備え、さまざまな科学技術の課題解決に主体的かつ創造的に貢献できる能力を育てることを教育上の目的とする。

【令和4年度以降】
理工学部は、基礎科学からそれを応用する技術に至る総合的、体系的な教育研究を通して、幅広い教養と専門知識を習得し、人間社会が必要とする多様な情報を科学的に収集し、必要な情報を発信できる能力を備え、様々な科学技術の諸課題の解決に主体的かつ創造的に貢献できる能力を育てることを教育上の目的とする。
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
【令和3年度以前】
理工学部では、以下の能力を確実に身につけている者に学士の学位を授与する。
<幅広い教養と専門的知識>
① 人文・社会・自然科学全般についての幅広い教養を有し、さらに理工学分野における基礎的・専門的な知識・方法論を体系的に習得している。
<情報収集力と情報発信力および専門的能力>
② 理工学分野における専門的知識の理解のもと、必要となる情報を収集・分析し、それらを的確に発信できる能力を習得している。
<主体的な行動力と社会諸課題解決への姿勢>
③ 社会の一員として求められる態度や志向性を身につけ、社会の諸課題解決に主体的に取り組む姿勢を身につけている。
<創造的思考力と研究遂行能力>
④ 身につけた教養や学んだ専門分野の知識・技能などを総合的に活用して、さまざまな課題の解決に向けて実践的、創造的に研究できる能力を習得している。

【令和4年度以降】
理工学部では、次に掲げる4つの能力、すなわち、幅広い教養と専門知識、情報収集力と情報発信力および職業で必要となる専門的技能、主体的な行動力と社会の諸課題解決への姿勢、創造的思考力と研究遂行能力を、確実に身につけている者に学位を授与する。
<幅広い教養と専門的知識>
① 人文・社会・自然科学全般についての幅広い教養を有し、さらに理工学分野における基礎的・専門的な知識・方法論を体系的に習得している。
<情報収集力と情報発信力および専門的能力>
② 理工学分野における専門的知識の理解のもと、必要となる情報を収集・分析し、それらを的確に発信できる能力を習得している。また、専門分野で必要とされる基本的な技能を習得している。
<主体的な行動力と社会諸課題解決への姿勢>
③ 社会の一員として求められる態度や志向性とともに、理工学分野における諸課題解決に主体的に取り組む姿勢と行動力を習得している。
<創造的思考力と研究遂行能力>
④ 学修した知識や技能を総合的に活用し、理工学分野の諸問題について自ら課題を探求できる創造的思考力と研究遂行能力を習得している。
養成する人材像
【令和3年度以前】
理工学部は、基礎科学から応用技術に関する教育研究を通して、知識の有効活用と倫理観に沿って総合的判断ができる人材の育成を目的とし、自然科学分野と工学分野の知識の習得と、演習や実習、実験を重視した実践的な学習による汎用的技能の習得を基礎に、社会の多様な局面で主体的に活躍できる幅広い視野と柔軟でバランスのとれた思考を展開できる能力を修得させる。

【令和4年度以降】
理工学部では、社会の一員として求められる汎用的技能と態度や志向性および人間・社会に関する知識の習得とともに、自然科学分野や工学分野の幅広い専門知識と技能の習得に加えて、社会の多様な局面で知識の有効活用と倫理観に沿った総合的判断ができる能力を有し、生命・自然環境に配慮した持続可能な社会の構築や高度情報化を伴う産業技術の発展に主体的に貢献できる人材を養成する。
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
【令和3年度以前】
理工学部では、幅広い教養や理工学全般の知識に加え、専門性の高い知識及び情報の収集・発信に関する知識を主体的に修得すること、また、それらを科学技術業界や地域社会へ活用し、貢献できる人材の育成を目的とし、教養を養成する基本教育科目、理工学全般の基礎的な知識を養成する専門基礎科目、専門性の高い知識と技術、論理的な思考力を養成する専門展開科目を中心とするカリキュラムを展開する。

【令和4年度以降】
理工学部では、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に示した4つの能力を学修するために、社会の一員として求められる汎用技能や総合的な判断力及び幅広い教養を養成する基本教育科目、理工学全般の基礎的な知識を養成する専門基礎科目、専門性の高い知識と技能、論理的な思考力を養成する専門展開科目を中心とするカリキュラムを展開する。
入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
[求める学生像]
理工学部では、理工学分野に関連する基礎的な知識と技能を習得し、さまざまな科学技術の課題解決に主体的かつ創造的に貢献できる能力を育てるために、理工学分野に広く興味を持ち、それを探求したいという意欲とともに、次に掲げる能力・資質を有する者を受け入れることとする。
① 高等学校で履修する教科・科目などを習得し、本学での修学に必要な基礎学力を持っている。
② 物事を複数の視点から考察し、自分の考えをまとめ、それを表現できる能力を持っている。
③ 社会の諸問題に関心を持ち、他者の意見も尊重しながら、主体的に学ぼうとする姿勢・態度を持っている。

[入学者選抜の基本方針]
一般選抜および大学入学共通テスト利用選抜
一般選抜では、記述式試験を含む筆記試験により基礎学力および論理的思考力と表現力を評価し、大学入学共通テスト利用選抜では、受験した試験科目により基礎学力および論理的思考力と表現力を評価する。また、調査書により社会の諸課題に関心を持って、主体的に学ぼうとする姿勢や態度を評価する。

総合型選抜
調査書により基礎学力や技能を評価し、小論文では論理的思考と表現力を評価する。また、面接および大学入学希望理由書により、社会の諸課題に関心を持って、主体的に学ぼうとする姿勢や態度を評価する。ここでは、学術、文化、芸術、スポーツなどの様々な分野における活動実績も総合的に評価する。

学校推薦型選抜
調査書および本学が定めた推薦基準により基礎学力や技能を評価し、面接と志望理由書等で、論理的思考力と表現力、ならびに主体的に学ぼうとする姿勢や態度を評価する。

特待生選抜
記述式試験を含む筆記試験により、基礎学力および論理的思考力と表現力を評価する。また調査書と志望理由書により、社会の諸課題に関心を持って、主体的に学ぼうとする姿勢や態度を評価する。ここでは、向学心が旺盛で、一般学生の模範となり、将来は社会の様々な方面での活躍が期待される人材を求める。

社会人選抜・帰国生選抜
成績証明書等で基礎学力や技能を評価する。また、小論文で論理的思考力と表現力を評価し、面接と志願者調書により、社会の諸課題に関心を持って、主体的に学ぼうとする姿勢や態度を評価する。

外国人留学生選抜
成績証明書等で基礎学力や技能を評価する。また、小論文で論理的思考力と表現力を評価し、面接と志願者調書等により、社会の諸課題に関心を持って、主体的に学ぼうとする姿勢や態度を評価する。と同時に、日本語で行われる授業への適応力も確認する。

編入学者選抜
成績証明書等で基礎学力と技能を評価する。また、小論文で論理的思考力と表現力を評価し、面接と志願者調書により、社会の諸課題に関心を持って、主体的に学ぼうとする姿勢や態度を評価する。

経営学部
教育研究上の目的(学則第3条の2)
【令和2年度以前】
経営学部は、経営学を中心とした基礎理論及び幅広い専門知識を教授することにより、高度なマネジメント能力及び社会的課題の解決に貢献しうる能力を備えた人材の育成を組織として教育研究対象とする中心的な学問分野を「経営学分野」とし、幅広い教養基盤に支えられた豊かな人間性や社会性と高い職業観、生涯にわたり自発的な学習を継続するための能力を養うとともに、経営学分野に関する基礎的な知識の習得の下に、組織経営における高度なマネジメント、マーケティング、会計、情報、経済等の知識や技能を経営実践の場面に活用できる創造的な能力を育てることを教育上の目的とする。

【令和3年度以降】
経営学部は、企業経営や地域社会へ貢献できる人材の育成を目的とし、経営学全般の幅広い知識および情報とビジネスに関する知識を身に付けた上で、自ら課題を発見し解決するための思考力、情報を活用し論理的な思考を展開できる能力を修得させる。
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
経営学部では、次の掲げる四つの能力、すなわち、幅広い教養と専門的知識、情報収集力と情報発信力および専門的能力、主体的な行動力と社会諸課題解決への姿勢、創造的思考力と研究遂行能力、を身につけた者に学士(経営学)の学位を授与する。
<幅広い教養と専門的知識>
① 人文・社会・自然科学全般についての幅広い教養を有し、さらに経営学分野における基礎的な知識を習得している。
<情報収集力と情報発信力および専門的能力>
② 経営学分野における専門的知識の理解のもと、必要となる情報を収集・分析し、それらを的確に発信できる能力を習得している。
<主体的な行動力と社会諸課題解決への姿勢>
③ 職業人としての倫理観を有し、社会の持続的発展に資する主体的な行動力と社会諸課題解決への姿勢を身につけている。
<創造的思考力と研究遂行能力>
④ 経営の諸活動に関する課題を探求するための研究意識と経営活動の向上に資するための基礎的な調査方法や分析手法などの研究能力を習得している。
養成する人材像
【令和2年度以前】
経営学部では、経営学分野に関する教育研究を通して、「経済社会の一員として求められる汎用的技能と態度や志向性及び人間の文化や社会と自然に関する知識の習得とともに、事業体の運営や管理に関する知識の習得に加えて、それぞれの経営資源を有効に活用する方法を高度に理解し、複眼的視点からビジネスマネジメントの専門的知識を経営戦略の策定や実現のために活用することができる能力を有した人材」を養成する。

【令和3年度以降】
経営学部は、経営学全般の幅広い専門知識および情報とビジネスに関する知識を教授するとともに実践的な教育を通じて、社会の諸課題を解決するためのスキルを身に付けた企業経営や地域社会に貢献できる人材の育成を目的とする。
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
経営学部では、経営学全般の幅広い知識を主体的に修得し、それらを企業や社会の運営・管理に活用することのできる人材を育成する。この目的を果たすために、経営学全般の基礎的な知識を養成する専門基礎科目、専門性の高い知識と技術、論理的な思考力を養成する専門展開科目を中心にカリキュラムを展開する。
入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
[求める学生像]
経営学部では、経営学分野に関連する基礎的な知識と技能を習得し、現代社会の課題解決に主体的かつ創造的に貢献できる能力を育てるために、経営学分野に広く興味を持ち、それを探求したいという意欲とともに、次に掲げる能力・資質を有する者を受け入れることとする。
① 高等学校で履修する教科・科目などを習得し、本学での修学に必要な基礎学力や技能を持っている。
② 物事を複数の視点から考察し、自分の考えをまとめ、表現できる能力を持っている。
③ 社会の諸問題に関心を持ち、他者の意見も尊重し、主体的に学ぼうとする姿勢・態度を持っている。

[入学者選抜の基本方針]
一般選抜および大学入学共通テスト利用選抜
一般選抜では、記述式試験を含む筆記試験により基礎学力および論理的思考力と表現力を評価し、大学入学共通テスト利用選抜では、受験した試験科目により基礎学力および論理的思考力と表現力を評価する。また、調査書により社会の諸課題に関心を持って、主体的に学ぼうとする姿勢や態度を評価する。

総合型選抜
調査書により基礎学力や技能を評価し、小論文では論理的思考と表現力を評価する。また、面接および大学入学希望理由書により、社会の諸課題に関心を持って、主体的に学ぼうとする姿勢や態度を評価する。ここでは、学術、文化、芸術、スポーツなどの様々な分野における活動実績も総合的に評価する。

学校推薦型選抜
調査書および本学が定めた推薦基準により基礎学力や技能を評価し、面接と志望理由書等で、論理的思考力と表現力、ならびに主体的に学ぼうとする姿勢や態度を評価する。

特待生選抜
記述式試験を含む筆記試験により、基礎学力および論理的思考力と表現力を評価する。また調査書と志望理由書により、社会の諸課題に関心を持って、主体的に学ぼうとする姿勢や態度を評価する。ここでは、向学心が旺盛で、一般学生の模範となり、将来は社会の様々な方面での活躍が期待される人材を求める。

社会人選抜・帰国生選抜
成績証明書等で基礎学力や技能を評価する。また、小論文で論理的思考力と表現力を評価し、面接と志願者調書により、社会の諸課題に関心を持って、主体的に学ぼうとする姿勢や態度を評価する。

外国人留学生選抜
成績証明書等で基礎学力や技能を評価する。また、小論文で論理的思考力と表現力を評価し、面接と志願者調書等により、社会の諸課題に関心を持って、主体的に学ぼうとする姿勢や態度を評価する。と同時に、日本語で行われる授業への適応力も確認する。

編入学者選抜
成績証明書等で基礎学力と技能を評価する。また、小論文で論理的思考力と表現力を評価し、面接と志願者調書により、社会の諸課題に関心を持って、主体的に学ぼうとする姿勢や態度を評価する。

人間学部
教育研究上の目的(学則第3条の2)
人間学部は、人間が創り出した文化と人間の原点である教育を柱とする人間の理解に関する教育研究を通じて、人間存在や人間特性と多様な価値観の理解のもとに、人間支援や地域支援の観点から共生社会を支える人材を広く社会に輩出することで、地域社会の発展と向上に貢献することを教育上の目的とする。
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
人間学部では、以下の能力を確実に身につけている者に学士の学位を授与する。
<幅広い教養と専門的知識>
① 人文・社会・自然科学全般についての幅広い教養と、文化や保育・教育に関する基本的知識・技能を身につけている。
<情報収集力と情報発信力および専門的能力>
② 文化や保育・教育に関する諸事象に関心をもって、必要となる情報を収集・分析し、その成果を的確に発信できる能力を身につけている。
<主体的な行動力と社会諸課題解決への姿勢>
③ 社会の一員として求められる態度や志向性を身につけ、地域の文化振興や保育・教育の諸課題解決に主体的に取り組む能力を身につけている。
<創造的思考力と研究遂行能力>
④ 学習を通して得た知識や技能を総合的に活用し、文化や保育・教育の諸課題について実践的・創造的に考究する能力を身につけている。
養成する人材像
人間学部は、人間支援や地域支援の観点から共生社会を支える人材の育成を目的とし、人間が創り出した文化と人間の原点である教育を柱とする人間の理解に関する知識を身につけた上で、地域社会の発展と向上に貢献するために必要な基本的能力を習得させる。
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
人間学部では、人間が創り出した文化と人間の原点である教育を柱とする人間の理解に関する知識を主体的に修得し、それらを活用して地域社会の発展と向上に貢献できる人材の育成を目的とし、文化、教育に関する基礎的な知識を養成する専門基礎科目、より専門性の高い知識と技術、論理的な思考力を養成する専門展開科目を中心にカリキュラムを展開する。
入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
人間学部では、文化学・教育学分野に関連する基礎的な知識と技能を習得し、現代社会の諸課題解決に主体的かつ創造的に貢献できる能力を育てるために、文化・教育の分野に広く興味を持ち、それを探求したいという意欲とともに、次に掲げる能力・資質を有する者を受け入れることとする。
① 高等学校で履修する教科・科目などを習得し、本学での修学に必要な基礎学力を持っている。
② 物事を複数の視点から考察し、自分の考えをまとめ、それを表現できる能力を持っている。
③ 社会の諸問題に関心を持ち、他者の意見も尊重しながら、主体的に学ぼうとする姿勢・態度を持っている。

[入学者選抜の基本方針]
一般選抜および大学入学共通テスト利用選抜
一般選抜では、記述式試験を含む筆記試験により基礎学力および論理的思考力と表現力を評価し、大学入学共通テスト利用選抜では、受験した試験科目により基礎学力および論理的思考力と表現力を評価する。また、調査書により社会の諸課題に関心を持って、主体的に学ぼうとする姿勢や態度を評価する。

総合型選抜
調査書により基礎学力や技能を評価し、小論文では論理的思考と表現力を評価する。また、面接および大学入学希望理由書により、社会の諸課題に関心を持って、主体的に学ぼうとする姿勢や態度を評価する。ここでは、学術、文化、芸術、スポーツなどの様々な分野における活動実績も総合的に評価する。

学校推薦型選抜
調査書および本学が定めた推薦基準により基礎学力や技能を評価し、面接と志望理由書等で、論理的思考力と表現力、ならびに主体的に学ぼうとする姿勢や態度を評価する。

特待生選抜
記述式試験を含む筆記試験により、基礎学力および論理的思考力と表現力を評価する。また調査書と志望理由書により、社会の諸課題に関心を持って、主体的に学ぼうとする姿勢や態度を評価する。ここでは、向学心が旺盛で、一般学生の模範となり、将来は社会の様々な方面での活躍が期待される人材を求める。

社会人選抜・帰国生選抜
成績証明書等で基礎学力や技能を評価する。また、小論文で論理的思考力と表現力を評価し、面接と志願者調書により、社会の諸課題に関心を持って、主体的に学ぼうとする姿勢や態度を評価する。

外国人留学生選抜
成績証明書等で基礎学力や技能を評価する。また、小論文で論理的思考力と表現力を評価し、面接と志願者調書等により、社会の諸課題に関心を持って、主体的に学ぼうとする姿勢や態度を評価する。と同時に、日本語で行われる授業への適応力も確認する。

編入学者選抜
成績証明書等で基礎学力と技能を評価する。また、小論文で論理的思考力と表現力を評価し、面接と志願者調書により、社会の諸課題に関心を持って、主体的に学ぼうとする姿勢や態度を評価する。

食環境学科
教育研究上の目的(学則第3条の2)
理工学部食環境学科は、組織として教育研究対象とする中心的な学問分野を「理工学を基盤とした食品・環境分野」とし、幅広い教養に支えられた豊かな人間性と社会性と高い職業観、並びに生涯にわたり自発的な学習を継続するための能力を養うとともに、自然科学の基礎的な知識の習得のもとに、食環境分野の専門知識と実験・分析技術、論理的思考力などを食環境の諸問題の解決のために活用できる創造的能力を育成することを教育上の目的とする。
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
食環境学科では、次に掲げる四つの能力、すなわち、幅広い教養と専門知識、情報収集力と情報発信力および専門的技能,社会諸課題に取り組む姿勢と主体的行動力、創造的思考力と研究遂行能力、を確実に身につけている者に学位(工学)を授与する。
<幅広い教養と専門的知識>
① 食と環境という普遍的な課題に取り組むために必要な自然科学・社会科学・人文科学全般にわたる幅広い教養を備えている。また、理学分野とくに化学の基礎的知識と食品科学・環境科学分野の基本的な専門知識を体系的に理解している。
<情報収集力と情報発信力および専門的能力>
② 食と環境の分野における複雑で広範な問題に対処するため、ICTを用いた情報の収集や化学、生物学の手法による定量的実験が行える。調査・研究で得た情報を複眼的・論理的に分析し表現し、適切かつ効果的に他者に発信できる。
<主体的な行動力と社会諸課題解決への姿勢>
③ 食と環境の問題に取り組むことの社会的意義を理解し、強い責任感と高い倫理観を持って積極的に社会と関わりを持つ主体的行動力を持つ。食とも環境の問題の普遍性・重要性を理解し、将来にわたって対処できるよう生涯にわたり学び続けることができる。
<創造的思考力と研究遂行能力>
④ 食や環境と人間活動に係る諸問題について自ら課題を探求できる創造的思考力および実践的な研究遂行能力を習得している。
養成する人材像
食環境学科では、食と健康、食の安全、食糧および食品の生産ならびに加工技術に精通し、食の供給を支える健全な自然環境の保全・再生・修復のための知識と技能を有し、将来にわたって学び続けながら食・環境問題をはじめとする社会の諸課題に主体的・継続的に取り組むことのできる食と環境のスペシャリストを育成する。
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
食環境学科では、食と環境に関する幅広い知識を主体的に修得し、科学の基礎知識に根ざした情報収集力・情報分析力・論理的思考力を確実に身につけ、食環境の諸問題への取り組みを通じて社会に貢献できる人材を育成することを目的とする。この目的を果たすために、自然科学全般と人文・社会科学の科目から構成される基本教育科目、食環境分野の基礎知識を養成する専門基礎科目、専門性の高い知識と技能、論理的な思考力を養成する専門展開科目、創造的思考力と研究遂行能力を養成する専門研究科目から構成されたカリキュラムを展開して、次の方針に基づいてカリキュラムを編成する。
①-1 幅広い教養と異文化理解、豊かな人間性を涵養するための、社会科学、人文科学、外国語に関する科目を配置する。
①-2 自然科学全般に関する基礎知識及び専門教育の基礎となる理数系科目、並びに人と自然の関係を理解するための科目を配置する。
①-3 食品科学・環境科学分野の基本的な専門知識及び技能を修得するための科目、並びに食と環境の応用領域や関連諸分野の知識を総合的かつ体系的に理解するための科目を配置する。
②-1 食環境分野における分析技術や実験技術・数理的手法を修得する科目、職業・社会生活で必要となる汎用技能を養成する科目、情報を数量的・統計的に収集・整理・分析する技能と論理的思考力を養う科目を配置する。
②-2 科学情報を適切かつ効果的に活用・伝達できるサイエンスコミュニケーション能力および的確な判断により問題解決できる力を養成する科目を配置する。
③-1 食の安全と品質保証に関する科目及び自然環境の保全・再生・修復に関する科目、並びに生物資源の有効利用などの社会的活動を行う上で必要となる倫理観や社会観を養成する科目を配置する。
③-2 食と環境に係る諸課題に主体的取り組み、社会の持続・発展に関与する意欲と態度、及び生涯にわたり主体的に学び続ける自己管理力を養成する科目を配置する。
④ 食・環境分野の科学研究に関する総合的な学習経験を通して、人間活動と食・環境に係る諸問題について自ら課題を探求できる創造的思考力及び実践的な研究遂行能力を身に付ける科目を配置する。
入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
食や環境に関する諸問題に関心を持ち、大学における勉学を通じて、それを探求したいと考えている。

生物科学科
教育研究上の目的(学則第3条の2)
【令和3年度以前】
理工学部生物科学科は、地球環境の成立に重大な影響を与え、今もなお進化を続ける生物を対象として、分子及び細胞のミクロなレベルから個体の成り立ちや種及び生態のマクロなレベルまで、科学的に探求して幅広い知識及び技能を修得し、調査及び実験の結果に対する解析力や論理的な思考力を確実に身に付け、それらを実践的に活用できる創造的能力を備えた人材を育成することを教育上の目的とする。

【令和4年度以降】
理工学部生物科学科は、生物科学分野に係る教育研究を通して、幅広い教養に支えられた豊かな人間性や社会倫理観、生涯にわたり学び続ける主体性を養うとともに、生物を科学的に探求するための知識・技能と調査・実験の結果に対する解析力や論理的な思考力を確実に身に付け、それらを生物科学に関する社会の諸課題の解決に活用できる総合的かつ創造的な能力を育てることを教育上の目的とする。
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
【令和3年度以前】
生物科学科では、次に掲げる四つの能力、すなわち、基礎的および専門的な幅広い学識を備えた豊かな人間力を有し、情報収集力と分析力および情報発信力を発揮して、主体的かつ意欲的な行動力による社会諸課題解決への姿勢を持ち続け、創造的思考力と研究遂行能力、を身につけた者に学士(理学)の学位を授与する。
<幅広い教養と専門的知識>
① 自然科学、社会科学、人文科学全般についての幅広い学識を備えた豊かな人間力を有し、さらに生物科学および関連学問分野の知識を総合的かつ体系的に理解している。
<情報収集力と情報発信力および専門的能力>
② 生物やそれを取り巻く環境について自ら問題を見出し、関連するさまざまな情報を収集できる能力、適切な方法で調査・研究できる能力、さらに得られたデータを複眼的・論理的に思考し適切かつ効果的に運用・伝達できる能力を修得している。
<主体的な行動力と社会諸課題解決への姿勢>
③ 生物科学に係る社会の諸課題に広く興味・関心をもち、社会の持続・発展に主体的かつ意欲的に関与する態度および生涯にわたり学び続ける自己管理力を修得している。
<創造的思考力と研究遂行能力>
④ 総合的な学習経験を通して人間活動と生物・環境に係る諸問題について自ら課題を探求できる創造的思考力および実践的な研究遂行能力を持って課題を解決できる。

【令和4年度以降】
生物科学科では、次に掲げる4つの能力、すなわち、幅広い教養と専門知識、情報収集力と情報発信力および専門的技能、主体的な行動力と社会諸課題解決への姿勢、創造的思考力と研究遂行能力を、確実に身につけている者に学位(理学)を授与する。
<幅広い教養と専門的知識>
① 人文・社会・自然科学全般の幅広い教養を有し、さらに生物科学の基幹科目および応用科目と関連学問分野の知識を総合的かつ体系的に習得している。
<情報収集力と情報発信力および専門的能力>
② 生物科学分野における専門的知識の理解のもと、適切な方法で情報を収集・分析し、それを的確に表現し伝達できる能力、さらに得られたデータを複眼的・論理的に思考し適切かつ効果的に運用・伝達できる能力を習得している。
<主体的な行動力と社会諸課題解決への姿勢>
③ 生物科学に係る社会の諸課題に広く興味・関心をもち、社会の持続・発展に意欲的に関与する主体的な行動力を習得している。
<創造的思考力と研究遂行能力>
④ 人間活動と生物・環境に係る諸問題について自ら課題を探求できる創造的思考力および研究能力を習得している。
養成する人材像
【令和3年度以前】
生物科学科では、生物科学全般に関する教育研究を通して、「社会の一員として求められる汎用的技能、態度や志向性及び人間社会と自然に関する知識の修得とともに、多様な生物の生理・生態とそれらを育む環境に関する学問分野を統合的に理解し、人間活動と生物・環境に係る諸課題を論理的に洞察・探求できる能力を備え、生命科学や自然環境の保護と再生・修復を担う技術者、生命の尊さと多様な生息環境を守ることの必要性を伝え教えることができる発信者の育成を目的とする。

【令和4年度以降】
生物科学科では、社会の一員として求められる汎用的技能、態度や志向性および人間社会と自然に関する知識の習得とともに、多様な生物の生理・生態とそれらを育む環境に関する学問分野を統合的に理解し、人間活動と生物・環境に係る諸課題を論理的に洞察・探求できる能力を備え、生命科学や自然環境を保護・再生・修復する技術の発展、ならびに生命の尊さと多様な生息環境を守る必要性を伝え教えることに主体的に貢献できる豊かな創造力を身につけた人材を養成する。
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
【令和3年度以前】
生物科学科では、生物科学全般に関する幅広い知識を主体的に修得し、データに基づいて分析する力及び論理的に思考する力を確実に身につけ、それらを社会へ発信して活用、貢献できる人材を育成することを目的とする。この目的を果たすために、自然科学全般と人文・社会科学の科目から構成される基本教育科目、生物科学分野の基礎知識を養成する専門基礎科目、専門性の高い知識と技術、論理的な思考力を養成する専門展開科目、創造的思考力と研究遂行能力を養成する専門研究科目から構成されたカリキュラムを展開して、次の方針に基づいてカリキュラムを編成する。
①-1 自然科学に関する基礎知識ならびに異文化理解や社会貢献への態度及び人間社会と自然に関する知識を深める社会科学、人文科学全般についての科目を配置する。
①-2 生物科学全般と関連する幅広い専門知識・技能を養成するための科目、および、専門分野の応用領域や関連諸分野を総合的かつ体系的に理解するための科目を配置する。
②-1 日本語および特定の外国語を用いたコミュニケーション能力を身につける科目を配置する。
②-2 科学的情報を収集・整理・分析し、数量的な分析方法を身につけ、またそれらを発信する基本的な能力を養成する科目を配置する。
②-3 科学情報を適切かつ効果的に活用・伝達できるサイエンスコミュニケーション能力および的確な判断により問題を解決できる力を養成する科目を配置する。
②-4 生物を対象とした調査・研究の基本的かつ汎用的な方法および技能を身につける科目を配置する。
③-1 社会の一員としての自覚、社会への義務と貢献への関心と意欲、主体的な行動力を養成する科目を配置する。
③-2 医療・健康、食品、生物の保護、環境の保全・再生・修復、生物資源の有効利用などの生物科学に係る課題への問題意識を身につける科目を配置する。
④ 生物科学研究に関する総合的な学習経験を通して人間活動と生物・環境に係る諸問題について自ら課題を探求できる創造的思考力および実践的な研究遂行能力を身に付ける科目を配置する。

【令和4年度以降】
生物科学科では、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に示した4つの能力を学修するために、生物科学分野の基本的な知識を養成する専門基礎科目、応用領域や関連領域に関する専門性の高い知識と技術、論理的思考力と問題解決能力を養成する専門展開科目、創造的思考力と研究遂行能力を養成する専門研究科目を中心にカリキュラムを展開して、次の方針に基づいて編成する。
①-1 幅広い教養および豊かな人間性を涵養することを目的として、人文・社会・自然科学全般の基本的な科目および外国語に関する知識を身につける科目を配置する。
①-2 生物科学全般と関連する幅広い専門知識・技能を養成するための科目および専門分野の応用領域や関連諸分野を総合的かつ体系的に理解するための科目を配置する。
②-1 科学的情報を収集・整理・分析し、適切かつ効果的に活用・伝達できるサイエンスコミュニケーション能力および的確な判断により問題を解決できる力を養成する科目を配置する。
②-2 生物を対象とした調査・研究の基本的かつ汎用的な方法および技能を身につける科目を配置する。
③-1 社会の一員として望ましい心構えや人間性とともに、継続的な社会の発展や諸課題に意欲的に関与する態度および生涯にわたり学び続ける主体性を身につける科目を配置する。
③-2 生物科学分野に関連する社会的活動に対して、地球規模な視点や地域の視点を持って関与するために必要な社会観や倫理観を身につける科目を配置する。
④   生物科学研究に関する総合的な学習経験を通して、人間活動と生物・環境に係る 諸問題について自ら課題を探求できる創造的思考力および実践的な研究遂行能力を身に付ける科目を配置する。
履修コース(令和4年度以降)
【海洋生物・環境コース】
生物科学の基礎を学んだ上で、海洋生物分野および環境科学分野に関する授業科目や野外実習により専門性を高め、海洋生物の保護、海洋環境の保全・再生・修復、生物資源の有効利用などを通じて人類・社会の発展に貢献できる創造的な能力を身につける。

【動物・植物コース】
生物科学の基礎を学んだ上で、動物・植物の生理・発生、分類、生態に関する授業科目や野外実習により専門性を高め、野生生物の保護・管理、自然環境の保全、生物機能の有効利用などを通じて人類・社会の発展に貢献できる創造的な能力を身につける。

【微生物・生命分子コース】
生物科学の基礎を学んだ上で、微生物分野および生命分子分野に関する授業科目や微生物を利用した実践的バイオ技術の習得によりに専門性を高め、細胞・分子レベルでの諸生命現象の探求を通して人類・社会の発展に貢献できる創造的な能力を身につける。

【自然科学コース】
生物科学の基礎を学んだ上で、生物学、化学、物理学分野に関する専門科目・実習・実験を幅広く習得して総合的に自然科学についての理解を深め、生物・生命と自然に係る真理探求や自然科学教育を通して人類・社会の発展に貢献できる能力を身につける。
入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
生物科学科では、生物科学分野に関する基礎的な知識の習得のもとに、人間活動と生物・自然環境に係る諸課題の解決に活用できる創造的な能力を育てることから、「高等学校で履修する教科・科目などを習得し、本学での修学に必要な基礎学力や技能を有し、生物・生命や自然環境に興味や関心を持ち、大学の勉学を通じて、それを主体的に探究したいと考えている者」を受入れることとする。

機械工学科
教育研究上の目的(学則第3条の2)
理工学部機械工学科は、機械工学分野を総合的かつ体系的に理解し、機械の動作原理や構造及び制御技術に関する知識を幅広く備え、あらゆる産業の諸問題にも柔軟に対応することができる人材を育成することを教育上の目的とする。
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
【令和3年度以前】
機械工学科では、次に掲げる四つの能力、すなわち、幅広い教養と専門知識、情報収集力と情報発信力および職業で必要となる専門的技能、主体的な行動力と社会諸課題解決への姿勢、創造的思考力と研究遂行能力を、確実に身につけている者に学位(工学)を授与する。
<幅広い教養と専門的知識>
① 文化や社会、自然科学全般の幅広い教養と豊かな人間力を有し、さらに機械工学の基幹科目および応用科目と関連科目を総合的かつ体系的に理解している。
<情報収集力と情報発信力および専門的能力>
② 幅広い機械工学における諸問題の課題を挙げ、適切な方法で情報を収集・分析できる能力と結果を的確に表現し伝達できる能力、および職業で必要となる汎用的技能を身につけている。
<主体的な行動力と社会諸課題解決への姿勢>
③ 社会の規範やルールを尊重して行動する高い倫理観と社会観を有し、継続的な社会の発展や機械工学に係る諸課題に意欲的に関与する態度および生涯にわたり学び続ける主体性を身につけている。
<創造的思考力と研究遂行能力>
④ 総合的な学習経験を通して、機械工学分野の諸問題について自ら課題を探求できる創造的思考力および研究能力を身につけている。

【令和4年度以降】
機械工学科では、次に掲げる4つの能力、すなわち、幅広い教養と専門知識、情報収集力と情報発信力および職業で必要となる専門的技能、主体的な行動力と社会諸課題解決への姿勢、創造的思考力と研究遂行能力を、確実に身につけている者に学位(工学)を授与する。
<幅広い教養と専門的知識>
① 人文・社会・自然科学全般の幅広い教養を有し、さらに機械工学分野の基幹科目および応用科目と関連科目の知識を体系的に習得している。
<情報収集力と情報発信力および専門的能力>
② 機械工学分野における専門的知識の理解のもと、適切な方法で情報を収集・分析し、 それを的確に表現し伝達できる能力を習得している。また、技術者として必要な基本的な技能を習得している。
<主体的な行動力と社会諸課題解決への姿勢>
③ 技術者や研究者としての高い倫理観を有し、機械工学分野における諸課題解決に意欲的に関与する主体的な行動力を習得している。
<創造的思考力と研究遂行能力>
④ 機械工学分野の諸問題について自ら課題を探求できる創造的思考力および研究能力を習得している。
養成する人材像
【令和3年度以前】
機械工学科では、「社会の一員として必要な教養と豊かな人間力とともに、機械の設計や製造、運転や保全を適切に遂行するための専門的な知識と実践的な能力に加えて、情報通信技術等の周辺技術を機械工学に融合するための基礎的な知識を有し、ものづくりを中心とした幅広い機械産業の諸問題に柔軟に対応しながら、社会の発展に主体的に貢献できる豊かな創造力を身につけた人材」を養成する。

【令和4年度以降】
機械工学科では、社会の一員として求められる汎用的技能、態度や志向性および人間社会と自然に関する知識の習得とともに、機械の設計や製造、運転や保全を適切に遂行するための専門的な知識と実践的な能力に加えて、情報通信技術等の周辺技術を機械工学に融合するための基礎的な知識を有し、ものづくりを中心とした幅広い機械産業の諸問題に柔軟に対応しながら、社会の発展に主体的に貢献できる豊かな創造力を身につけた人材を養成する。
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
【令和3年度以前】
機械工学科では、機械工学分野に関する幅広い知識と技能を主体的に修得し、ものづくりを中心とした機械産業の諸課題を探求できる論理的かつ創造的な能力を実践的に身につけ、それらを活用して社会の発展に貢献できる人材を育成することを目的とする。この目的を果たすために、自然科学全般と人文・社会科学の科目から構成される基本教育科目、機械工学分野の基本的な知識を養成する専門基礎科目、応用領域や関連領域に関する専門性の高い知識と技能、論理的な思考力と問題解決能力を養成する専門展開科目、創造的思考力と研究遂行能力を養成する専門研究科目から構成されたカリキュラムを展開して、次の方針に基づいて編成する。
①-1 幅広い教養および豊かな人間性を涵養することを目的として、文化・社会・歴史・科学全般の基本的な科目を配置する。
①-2 専門教育科目の基礎となる自然科学全般の知識および機械工学分野の基本的な知識を身につける基幹科目を設置する。
①-3 機械工学に関する幅広い専門知識と技術を深く理解するための科目および応用領域や関連諸分野を総合的かつ体系的に理解するための科目を配置する。
②-1 科学的情報を適切な方法で収集・分析し、客観的かつ論理的に思考できる能力を身につける科目、専門分野における諸問題の解決や職業で必要となる技能を身につける科目を配置する。
②-2 情報を的確に表現し、効果的に伝達するために必要な情報活用能力やコミュニケーション能力を身につける科目を配置する。
③-1 機械工学に関連する環境問題や社会問題などの社会的活動に対して、地球規模な視点や地域の視点を持って関与するために必要な倫理観や社会観を身につける科目を配置する。
③-2 社会の一員として望ましい心構えや人間性とともに、継続的な社会の発展や諸課題に意欲的に関与する態度および生涯にわたり学び続ける主体性を身につける科目を配置する。
④ 機械工学に関して獲得した知識、技能、態度等の総合化を図るとともに、機械工学分野の諸問題について自ら課題を探求できる創造的思考力および研究能力を身につける科目を配置する。

【令和4年度以降】
機械工学科では、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に示した4つの能力を学修するために、機械工学分野の基本的な知識を養成する専門基礎科目、応用領域や関連領域に関する専門性の高い知識と技能、論理的思考力と問題解決能力を養成する専門展開科目、創造的思考力と研究遂行能力を養成する専門研究科目を中心にカリキュラムを展開して、次の方針に基づいて編成する。
①-1 幅広い教養および豊かな人間性を涵養することを目的として、人文・社会・自然科学全般の基本的な科目および外国語に関する知識を身につける科目を配置する。
①-2 機械工学分野に関する幅広い専門知識と技術を理解するための科目および応用領域や関連諸分野を体系的に理解するための科目を配置する。
②-1 機械工学分野に関するデータや情報を適切な方法で収集・分析し、それを適切かつ効果的に伝達するために必要な能力を身につける科目を配置する。
②-2 機械工学分野における専門的技術や職業で必要となる技能を身につける科目、科学的情報を論理的に扱うための基礎的な能力を身につける科目を配置する。
③-1 社会の一員として望ましい心構えや人間性とともに、継続的な社会の発展や諸課題に意欲的に関与する態度および生涯にわたり学び続ける主体性を身につける科目を配置する。
③-2 機械工学分野に関連する社会的活動に対して、地球規模な視点や地域の視点を持って関与するために必要な社会観や倫理観を身につける科目を配置する。
④ 学修した知識、技能、態度等の総合化を図るとともに、機械工学分野の諸問題について自ら課題を探求できる創造的思考力および研究能力を身につける科目を配置する。
履修コース(令和4年度以降)
【機械創造コース】
機械工学分野の基礎を学んだ上で、コンピュータ援用技術を用いた機械設計や製造などの授業科目により専門性を高め、ものづくりプロセスの課題解決型学習や卒業研究を通じて、現代の機械産業の課題解決に活用できる創造的な能力を身につける。

【自動車コース】
機械の動作原理や構造及び制御の基礎を学んだ上で、自動車技術全般に関する授業科目により実践的に専門性を高め、実験課題や卒業研究を通じて、デジタル化が進展する自動車産業や持続可能な社会に貢献できる創造的な能力を身につける。
入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
機械学科では、機械工学分野に関する基礎的な知識の習得のもとに、機械の設計や製造、運転や保全などの知識と技能を現代の機械産業の諸課題に活用できる創造的な能力を育てることから、「高等学校で履修する教科・科目などを習得し、本学での修学に必要な基礎学力や技能を有し、機械工学分野に興味を持ち、大学の勉学を通じて、ものづくりや新しい仕組みづくりを主体的に探究したいと考えている者」を受入れることとする。

情報電子工学科
教育研究上の目的(学則第3条の2)
【令和3年度以前】
理工学部情報電子工学科は、ITデザイン分野、先端エレクトロニクス分野又は応用領域であるカーエレクトロニクス分野のいずれか一つの分野について、関連する専門分野の基礎力を養うとともに、情報工学や電子工学の知識に基づいて考え、判断することができる人材を育成することを教育上の目的とする。

【令和4年度以降】
理工学部情報電子工学科は、情報通信及び電気電子工学分野に係る教育研究を通して、幅広い教養に支えられた豊かな人間性や高い職業観、生涯にわたり学び続ける主体性を養うとともに、情報通信及び電気電子工学分野に関する知識と技術を体系的に身に付け、現代の高度情報化社会の諸課題の解決に活用できる総合的かつ創造的な能力を育てることを教育上の目的とする。
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
【令和3年度以前】
情報電子工学科では、社会人に必須な教養と科学・情報リテラシーに加えて、高度情報社会を切り拓く情報・電子技術の基本を身につけた者に学士(工学)の学位を授与する。
<幅広い教養と専門的知識>
① 現代社会を生きるための人間、社会、自然に関する基本知識と異分野の技術者と協調して仕事をするための科学リテラシーを身につけ、情報・電子分野の専門知識および実験・解析技術を活用して、自らデータの収集・分析を行う能力を有している。
<情報収集力と情報発信力および専門的能力>
② 情報化社会の諸問題へ対処するための情報リテラシーとコミュニケーション能力を身につけている。
<主体的な行動力と社会諸課題解決への姿勢>
③ 地域社会と人間の関係を踏まえて、責任感と倫理観をもって自分のキャリアを志向することができる。
<創造的思考力と研究遂行能力>
④ 情報電子工学科で学んだ知識と実験・解析技術を駆使して、自ら課題を見いだして探求する創造的思考力を身につけている。

【令和4年度以降】
情報電子工学科では、次に掲げる4つの能力、すなわち、幅広い教養と専門知識、情報収集力と情報発信力および職業で必要となる専門的技術、主体的な行動力と社会諸課題解決への姿勢、創造的思考力と研究遂行能力を、確実に身につけている者に学位(工学)を授与する。
<幅広い教養と専門的知識>
① 人文・社会・自然科学全般の幅広い教養を有し、さらに情報通信および電気電子工学分野における基幹科目と応用科目および関連科目の知識を体系的に習得している。
<情報収集力と情報発信力および専門的能力>
② 情報通信および電気電子工学分野における専門的知識の理解のもと、適切な方法で情報を収集・分析し、それを的確に表現し伝達できる能力を習得している。また、専門分野で必要とされる基本的な技術を習得している。
<主体的な行動力と社会諸課題解決への姿勢>
③ 技術者や研究者としての高い倫理観を有し、情報通信および電気電子工学分野における諸課題解決に意欲的に関与する主体的な行動力を習得している。
<創造的思考力と研究遂行能力>
④ 情報通信および電気電子工学分野の諸問題について自ら課題を探求できる創造的思考力および研究能力を習得している。
養成する人材像
【令和3年度以前】
興味と適性に応じて、ソフト技術とハード技術をバランスよく身につけさせ、高度情報通信社会の発展を支える新しい技術開発やビジネス創造に挑戦する活力に溢れた技術者を養成する。

【令和4年度以降】
情報電子工学科では、社会の一員として求められる汎用的技術、態度や志向性および人間社会と自然に関する知識の習得とともに、情報通信および電気電子工学分野の横断的な専門知識と実践的な能力に加えて、実システム構築に有用な機械工学的な基礎知識を合わせ持ち、高度情報化社会で求められる先進的デジタル技術とこれを支える基幹産業の発展および社会インフラの運用・管理に主体的に貢献できる豊かな創造力を身につけた人材を養成する。
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
【令和3年度以前】
情報電子工学科では、情報・電子技術を駆使して,高度情報通信社会の諸問題に柔軟に対応し、新しい社会の構築に貢献する技術者の育成を目的とする。この目的を果たすために、自然科学全般と人文・社会科学の科目から構成される基本教育科目に加えて、情報・電子分野の技術を駆使するために必要な専門基礎科目および専門展開科目、創造的思考力と研究遂行能力を養成する専門研究科目から構成されたカリキュラムを展開して、次の方針に基づいてカリキュラムを編成する。
①-1 人間の内面を理解するための科目を配置する。
①-2 社会の仕組みを理解するための科目を配置する。
①-3 自然と人間の関係を総合的に理解するための科目を配置する。
①-4 理工分野の基盤を支える数学、物理、化学、生物の基礎科目に加えて、情報電子の専門分野を学ぶために不可欠な専門基礎科目を配置する。
①-5 興味と適性に応じて、情報・電子分野の知識を広げる専門応用科目を配置する。
①-6 情報・電子分野の実験・解析技術を実践的に身につける科目を配置する。
②-1 情報活用に必要な基本技術を習得する科目を配置する。
②-2 情報を効果的に活用・伝達するためのコミュニケーション能力を養成する科目を配置する。
③ 地域社会の歴史、文化、経済を学び、地域との絆を意識して、キャリア形成を考える科目を配置する。
④ 情報電子工学の諸問題の解決に向けて、実践的な研究遂行能力を育むための科目を配置する。

【令和4年度以降】
情報電子工学科では、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に示した4つの能力を学修するために、情報通信および電気電子工学分野の基本的な知識を養成する専門基礎科目、応用領域や関連領域に関する専門性の高い知識と技術、論理的思考力と問題解決能力を養成する専門展開科目、創造的思考力と研究遂行能力を養成する専門研究科目を中心にカリキュラムを展開して、次の方針に基づいて編成する。

①-1 人文・社会・自然科学の幅広い教養を身につけるために、人間の内面・社会の仕組み・自然と人間の関係に関わる基本科目と教養としての外国語科目を配置する。
①-2 専門分野に関する幅広い知識を身につけるために、理工系学問を支える自然科学に関する基本科目、情報通信および電気電子工学分野における基礎・応用科目、機械工学分野の関連科目を配置する。
②-1 専門分野で求められる情報収集・分析に関する科目と、情報を的確に他者に伝達するために必要なコミュニケーション能力を高める科目を配置する。
②-2 専門分野で必要となる基本技術と思考力を経験的に身につけるための実習・実験科目を配置する。
③-1 社会の諸課題に意欲的に取り組み、社会の一員としてのキャリアを形成する科目を配置する。
③-2 学修した知見を社会に還元する上で、必要な倫理観を身につける科目を配置する。
④   専門分野の諸問題の解決に向けて、実践的な研究遂行能力を育むための科目を配置する。
履修コース(令和4年度以降)
【情報通信コース】
エレクトロニクスおよび情報通信分野の基礎を幅広く学んだ上で、AI、IoT、ロボットなどの知能情報処理や先進的デジタル技術に関する授業科目群で専門性を高め、実験課題や卒業研究を通じて高度情報化社会における諸課題を探求できる創造的な能力を身につける。

【電気電子コース】
エレクトロニクスおよび情報通信分野の基礎を幅広く学んだ上で、半導体デバイス・電力制御技術などの電気電子工学全般の授業科目群で専門性を高め、実験課題や卒業研究を通じて高度情報化社会で通用する電気電子工学分野のエンジニアとしての創造的な能力を身につける。
入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
情報電子工学科では、情報通信および電気電子工学分野に関する基礎的な知識の習得のもとに、先進的なデジタル技術やエレクトロ二クス技術などを実践的に学び、高度情報化社会における諸課題に工学的な視点から取り組む能力を育てることから、「高等学校で履修する教科・科目などを習得し、本学での修学に必要な基礎学力や技能を有し、知能情報処理やエレクトロニクス技術などに興味や関心を持ち、大学の勉学を通じて、それを主体的に探究したいと考えている者」を受入れることとする。

経営学科
教育研究上の目的(学則第3条の2)
【令和2年度以前】
経営学部経営学科は、経営全般の知識を基に地域社会の課題を発見し、その解決策を論理的に思考し、それらの課題解決に向けて他者及び他組織と首尾よく協働することができる人材を育成することを教育上の目的とする。

【令和3年度以降】
経営学科では、組織として教育研究対象とする中心的な学問分野を「経営学分野」とし、「幅広い教養基盤に支えられた豊かな人間性や社会性と高い職業観、生涯にわたり自発的な学習を継続するための能力を養うとともに、経営学分野に関する基礎的な知識の習得のもとに、組織経営における高度なマネジメント、マーケティング、会計、情報、経済などの知識や技能を経営実践の場面に活用できる創造的な能力を育てる」ことを教育上の目的とする。
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
経営学科では、次の掲げる四つの能力、すなわち、幅広い教養と専門的知識、情報収集力と情報発信力および専門的能力、主体的な行動力と社会諸課題解決への姿勢、創造的思考力と研究遂行能力、を身につけた者に学士(経営学)の学位を授与する。
<幅広い教養と専門的知識>
① 人文・社会・自然科学全般についての幅広い教養と有し、さらに経営学分野における基礎的な知識を習得している。
<情報収集力と情報発信力および専門的能力>
② 経営学分野における専門的知識の理解のもと、必要となる情報を収集・分析し、それらを的確に発信できる能力を習得している。
<主体的な行動力と社会諸課題解決への姿勢>
③ 職業人としての倫理観を有し、社会の持続的発展に資する主体的な行動力と社会諸課題解決への姿勢を身につけている。
<創造的思考力と研究遂行能力>
④ 経営の諸活動に関する課題を探求するための研究意識と経営活動の向上に資するための基礎的な調査方法や分析手法などの研究能力を習得している。
養成する人材像
経営学科では、経営学分野に関する教育研究を通して、「経済社会の一員として求められる汎用的技能と態度や志向性及び人間の文化や社会と自然に関する知識の習得とともに、事業体の運営や管理に関する知識の習得に加えて、それぞれの経営資源を有効に活用する方法を高度に理解し、複眼的視点からビジネスマネジメントの専門的知識を経営戦略の策定や実現のために活用することができる能力を有した人材」を養成する。
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
経営学科では、ビジネスマネジメントに関する幅広い知識を主体的に修得し、それらを企業や地域社会の運営・管理に活用することのできる人材の育成を目的とする。この目的を果たすために、経営学全般の基礎的な知識を養成する専門基礎科目、専門性の高い知識と技術、論理的な思考力を養成する専門展開科目を中心にカリキュラムを展開する。
①-1 幅広い教養および豊かな人間性を涵養することを目的として、人文・社会・自然科学全般の基本的な科目を配置する。
①-2 経営活動に必要な知識の習得を目的として、経営学全般に関わる基礎的かつ基幹的な科目を配置する。
②-1 経営活動に必要な専門的知識を習得し、それらを経営実践の場面で適切かつ効果的に利活用できる能力を身に付ける科目を配置する。
②-2 経営活動に必要な情報を収集・分析し、それらを的確に表現し、効果的に伝達するために必要な情報活用機能とコミュニケーション能力を身につける科目を配置する。
③ 職業人に必要な職業意識や生涯学習、社会貢献への態度及び生涯にわたり学び続ける主体性を身につける科目を配置する。
④ 経営活動に関する現地調査や資料分析などの基本的な調査方法と分析手法及び課題を探求するための研究能力を身につける科目を配置する。
入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
経営学科では、経営学分野に関する基礎的な知識の習得のもとに、経営資源を首尾よく利活用することのできる能力を育てることから、「高等学校で履修する教科・科目などを習得し、本学での修学に必要な基礎学力や技能を有し、地域の活性化に貢献したいという意欲を持ち、大学の勉学を通じて、それを主体的に探究したいと考えている者」を受入れることとする。

情報マネジメント学科
教育研究上の目的(学則第3条の2)
情報マネジメント学科では、経営学分野に関する教育研究を通して、幅広い教養基盤に支えられた豊かな人間性や社会性と高い職業観、生涯にわたり自発的な学習を継続するための能力を養うとともに、経営学分野に関する基礎的な知識の習得のもとに、統計解析やITスキルなどの知識や技能を経営実践の場面に活用できる創造的な能力を育てることを教育上の目的とする。
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
情報マネジメント学科では、次に掲げる四つの能力、すなわち、幅広い教養と専門的知識、情報収集力と情報発信力および専門的能力、主体的な行動力と社会諸課題解決への姿勢、創造的思考力と研究遂行能力、を身につけた者に学士(経営学)の学位を授与する。
<幅広い教養と専門的知識>
① 職業生活や社会生活でも必要となる汎用的な技能及び職業人としての望ましい心構えや豊かな人間性と現代社会に関する幅広い知識を習得している。
<情報収集力と情報発信力および専門的能力>
② 経営学分野における基礎的な理論と関連諸分野に関する知識の理解のもとに経営の諸活動を主体的かつ合理的に実践する能力と態度を習得している。
<主体的な行動力と社会諸課題解決への姿勢>
③ 経営の諸活動に関するデータや情報を適切に分析し活用する能力及び経営の諸活動において情報技術を主体的に運用する能力と態度を習得している。
<創造的思考力と研究遂行能力>
④ 経営の諸活動に関する課題を探求するための研究意識と経営活動の向上に資するための基礎的な調査方法や分析手法などの研究能力を習得している。
養成する人材像
情報マネジメント学科では、経済社会の一員として求められる汎用的技能と態度や志向性及び人間の文化や社会と自然に関する知識の習得とともに、事業体の運営や管理に関する知識の習得に加えて、情報処理の原理を科学的に理解し、情報システムの利用による経営内外の関連データを経営戦略の策定や実現のために活用することができる能力を有した人材を養成する。
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
情報マネジメント学科では、「卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)」を実現するために、以下の構成による「教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)」を定めることとする。
情報マネジメント学科では、情報とビジネスに関する知識を主体的に修得し、データに基づいて分析する力及び論理的に思考する力を確実に身につけ、それらを企業や社会の運営・管理に活用することのできる人材を育成することを目的とする。この目的を果たすために、経営学の知識を養う専門基礎科目、専門性の高い知識と技術、論理的な思考力を養成する専門展開科目を中心にカリキュラムを展開して、次の方針に基づいてカリキュラムを編成する。
<幅広い教養と専門的知識>
①-1 情報通信ネットワークやソフトウェアの活用に関する知識と日本語や外国語による適切なコミュニケーション能力を高める科目を配置する。
①-2 職業人に必要な職業意識や生涯学習力と異文化理解や社会貢献への態度及び人間の文化や社会と自然に関する知識を深める科目を配置する。
<情報収集力と情報発信力および専門的能力>
②-1 経営活動に必要な管理や運営に関する知識の習得のもとに、経営活動を適切かつ主体的に実践するための能力を身に付ける科目を配置する。
②-2 経営活動に必要な経済や法規に関する知識の習得のもとに、経済事象を主体的かつ法律的に考える能力と態度を身に付ける科目を配置する。
<主体的な行動力と社会諸課題解決への姿勢>
③-1 経営活動に必要なデータ処理や分析に関する知識と方法の習得のもとに、データや情報を適切に運用する能力を身に付ける科目を配置する。
③-2 経営活動に必要な情報技術に関する知識と技能の習得のもとに、情報技術を適切かつ効果的に活用できる能力を身に付ける科目を配置する。
<創造的思考力と研究遂行能力>
④ 経営活動に関する現地調査や資料分析などの基本的な調査方法と分析手法及び課題を探求するための研究能力を身に付ける科目を配置する。
入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
情報マネジメント学科では、経営学分野に関する基礎的な知識の習得のもとに、統計解析やITスキルなどの知識や技能を経営実践の場面に活用できる創造的な能力を育てることから、「高等学校で履修する教科・科目などを習得し、本学での修学に必要な基礎学力や技能を有し、企業や社会の諸課題をデータ解析やIT活用によって解決することに興味や関心を持ち、大学の勉学を通じて、それを主体的に探究したいと考えている者」を受入れることとする。

人間文化学科

教育研究上の目的(学則第3条の2)
人間学部人間文化学科は、人間と文化の相互関係の理解に向けて、文化を構成する要因である言語、芸術、生活及び社会の各領域の横断的な教育研究を通じて、人間の文化を多角的な視点から考究するとともに、今日的文化状況や文化構造を総合的に考察することにより、地域の文化、生活及び社会の発展と向上に寄与する人材を育成することを教育上の目的とする。
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
人間文化学科では、幅広い教養と文化学を構成する各学問分野に関する専門的な知識を身につけ、文化に関する各種情報を収集・分析し、その成果を的確に情報発信するとともに、主体的に地域の文化振興に寄与することができ、かつ各学問分野に関する知識と方法を用いて調査・分析・考察を行い、それをまとめ上げる力を確実に身につけている者に学士(人間文化学)の学位を授与する。
<幅広い教養と専門的知識>
① 職業生活や社会生活で必要とされる幅広い教養と外国語に関する知識、文化学を構成する言語(外国語教育を含む)、芸術、生活、社会(社会教育を含む)に関連する各学問分野の専門的知識および各分野を横断する体系的・総合的知識を身につけている。
<情報収集力と情報発信力および専門的能力>
② 文化に関する各種情報を収集し、それらの文化学を構成する言語、芸術、生活、社会に関連する各学問分野に特有の方法で分析し、その成果を的確に情報発信することができる。
<主体的な行動力と社会諸課題解決への姿勢>
③ 社会の一員として求められる態度や志向性を身につけ、文化学に関する知識や技能を活用することで、多様な価値観を持つ他者と協働して主体的に地域の文化振興に寄与できる。
<創造的思考力と研究遂行能力>
④ 自ら設定した文化に関わる研究テーマについて、文化学を構成する各分野に関する知識と方法を用いて調査・分析・考察を行い、それを一定の成果としてまとめ上げることができる。
養成する人材像
人間文化学科では、人間が創り出した文化を言語、芸術、生活、社会の4側面から捉え、地域社会を取り巻く今日的文化状況や文化構造に関する知識および関連する技能を修得することにより、文化の本質に関する理解のもとに、人間と文化の相互関係の視点から地域社会の創成や文化振興に貢献できる人材を養成する。
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
人間文化学科では、人間が創り出した文化を言語、芸術、生活、社会の4側面からとらえ、今日的文化状況や文化構造に関する知識および関連する技能を修得することにより、地域社会の創成や文化振興に貢献できる人材を育成することを目的とする。この目的を達成するために、幅広い教養と文化学に関連する専門的知識を修得する科目、文化に関する各種情報を収集・分析し、その成果を的確に情報発信する能力を身に付ける科目、地域の文化振興に主体的に取り組む態度や志向性を涵養する科目、文化に関わる研究テーマについて調査・分析・考察を行い、それを一定の成果としてまとめ上げる能力を育成する科目により、次の方針に基づいてカリキュラムを編成する。
①-1 職業生活や社会生活で必要とされる、人間、社会、自然に関する幅広い教養と、外国語に関する知識を身に付ける科目を配置する。
①-2 文化学を構成する言語(外国語教育を含む)、芸術、生活、社会(社会教育を含む)に関連する各学問分野の専門的知識および各分野を横断する体系的・総合的知識を修得する科目を配置する。
②-1 職業生活や社会生活で必要とされる汎用的技能を身に付ける科目、日本語による表現力、および「聞く・話す・読む・書く」という外国語の総合力を涵養する科目を配置する。
②-2 文化に関する各種情報を収集し、それらを文化学を構成する言語、芸術、生活、社会に関連する各学問分野に特有の方法で分析し、その成果を的確に情報発信する能力を育成する科目を配置する。
③-1 社会の一員として求められる態度や志向性を涵養する科目を配置する。
③-2 文化学に関する知識や技能を活用することで、主体的に地域の文化振興に寄与するための能力を育成する科目を配置する。
④ 文化に関わる研究テーマを自ら設定し、文化学を構成する各分野に関する知識と方法を用いて調査・分析・考察を行い、それを一定の成果としてまとめ上げる能力を涵養する科目を配置する。
履修コース(令和4年度以降)
【異文化理解・芸術文学コース】
異文化理解とその基盤をなす諸言語を修得するとともに、文学を含む芸術一般に関して幅広く学び、国際交流(観光)、芸術文化振興、教育の分野において、地域における文化の振興と発展に貢献していく力を身につける。

【地域社会支援コース】
地域社会に関する幅広い知識と関連する諸技能を修得するとともに、地域社会に関する理解を基盤として社会の諸問題の解決と支援のあり方について学び、地域行政、社会教育、地域振興、生活支援の分野において、地域社会の問題解決と支援に主体的に貢献していく力を身につける。
入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
人間文化学科では、文化学分野に関する基礎的な知識の習得のもとに、人間と文化の相互関係に係る諸課題の解決に活用できる創造的な能力を育てることから、「高等学校で履修する教科・科目などを習得し、本学での修学に必要な基礎学力や技能を有し、地域社会の創成や文化振興に貢献したいという意欲を持ち、大学の勉学を通じて、それを主体的に探求したいと考えている者」を受け入れることとする。

人間教育学科

教育研究上の目的(学則第3条の2)
人間学部人間教育学科は、人間の原点である教育全般にわたる理論、制度、方法内容等の各領域の総合的な教育研究を通じて、人間の成長と深い関係にある教育の在り方について、人間形成、人間発達、人間援助等の観点から実践的に考究することにより、地域の教育及び福祉の発展と向上に寄与する人材を育成することを教育上の目的とする。
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
人間教育学科では、社会人・職業人として必要な幅広い教養と保育・教育学を中心とした専門的知識や技能を習得するとともに、保育や教育またはそれに関連する諸事象に自ら関心を持って調査・探求できる能力、さらには保育や教育の発展と教育的課題の解決に実践的、創造的に取り組むことができる能力を確実に身につけている者に学士(人間教育学)の学位を授与する。
<幅広い教養と専門的知識>
① 自然科学、社会科学、人文科学全般についての幅広い教養を備えた豊かな人間力を有し、さらに保育・教育学及び関連学問分野の専門的知識を体系的に習得している。
<情報収集力と情報発信力および専門的能力>
② 保育や教育について自ら問題を発見し、適切な方法で調査・探求するとともに、論理的に思考し効果的に発表できる能力を身につけている。また、保育・教育に関する基本的技能を習得している。
<主体的な行動力と社会諸課題解決への姿勢>
③ 強い責任感と高い倫理観をもち、保育や教育の領域においてさまざまな課題を発見し、主体的にその解決に取り組む態度・志向性を身につけていている。
<創造的思考力と研究遂行能力>
④ 学習を通して得た知識や技能を総合的に活用し、保育や教育の諸課題について実践的、創造的に考究する能力を習得している。
養成する人材像
人間教育学科では、保育・教育学分野を中心とする教育研究を通して、「社会の一員として求められる汎用的技能と態度や志向性及び人間の文化や社会、自然に関する知識の習得とともに、保育や教育に関する基本的知識や技能の習得に加え、現代社会における保育や教育に関する諸事象を自ら調査・探求でき、そうした手法によって得られた論理的思考力や判断力を保育・教育の発展や教育的課題の解決に応用できる人材」を養成する。
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
人間教育学科では、保育・教育に関する幅広い知識と基本的技能を主体的に習得し、現代社会における保育・教育の諸課題の解決に創造的、実践的に取り組む能力を身につけ、保育・教育の発展に寄与できる人材を養成することを目的とする。この目的を果たすために、保育・教育学の知識を養成する専門基礎科目、専門性の高い知識や技能、また論理的、創造的に思考する能力を養成する専門展開科目を中心にカリキュラムを展開し、次の方針に基づいてカリキュラムを編成する。
①-1 幅広い教養および豊かな人間性を涵養することを目的として、人文・社会・自然科学全般の基本的な科目を配置する。
①-2 保育・教育活動に必要な知識の習得を目的とし、保育・教育に関連する基本的科目及び保育・教育学の専門的科目を配置する。
②-1 保育・教育に関する問題や情報の収集及び分析のために必要な情報活用能力と、的確で効果的な伝達のために必要な能力を身につける科目を配置する。
②-2 保育・教育活動に必要な基本的技能を習得し、それらを保育・教育実践の場面で適切かつ効果的に活用できる能力を身に付ける科目を配置する。
③-1 職業人として必要な倫理観や職業意識、社会貢献や生涯にわたり学び続ける態度を身につける科目を配置する。
③-2 専門職業人として保育・教育の諸課題に主体的に取り組む態度や志向性を身につける科目を配置する。
④ 保育や教育に関する知識や技能を総合的に活用しながら、保育や教育の諸課題について論理的、創造的、実践的に研究する能力を身に付ける科目を配置する。
入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
人間教育学科では、教育学分野に関する基礎的な知識の習得のもとに、現代社会における保育や教育に係る諸課題の解決に活用できる創造的な能力を育てることから、「高等学校で履修する教科・科目などを習得し、本学での修学に必要な基礎学力や技能を有し、保育や教育の発展と課題解決に実践的、創造的に取り組む意欲を持ち、大学の勉学を通じて、それを主体的に探求したいと考えている者」を受け入れることとする。
大学院
石巻専修大学大学院設置の目的
本大学の目的及び使命に基づき、学術の理論及び応用を教授研究し、その精深を究めて、地域並びに国際社会の発展に寄与すること。
修士課程設置の目的
本大学の目的及び使命に基づき、学術の理論及び応用を教授研究し、その精深を究めて、地域並びに国際社会の発展に寄与すること。
また、修士課程は、広い視野に立って、精深な学識を授け、専攻分野における研究能力又は高度の専門性を要する職業等に必要な高度の能力を養うことを目的とする。
博士後期課程設置の目的
本大学の目的及び使命に基づき、学術の理論及び応用を教授研究し、その精深を究めて、地域並びに国際社会の発展に寄与すること。
また、博士課程は、専攻分野について、研究者として自立して研究活動を行い、又はその他の高度に専門的な業務に従事するために必要な高度の研究能力及びその基礎となる豊かな学識を養うことを目的とする。
石巻専修大学大学院における人材育成の機能
大学院
① 創造性豊かな優れた研究・開発能力を持つ研究者等の養成
② 高度な専門的知識・能力を持つ高度専門職業人の養成
理工学研究科修士課程
② 高度な専門的知識・能力を持つ高度専門職業人の養成
博士後期課程
① 創造性豊かな優れた研究・開発能力を持つ研究者等の養成
経営学研究科修士課程
② 高度な専門的知識・能力を持つ高度専門職業人の養成
博士後期課程
① 創造性豊かな優れた研究・開発能力を持つ研究者等の養成
理工学研究科 修士課程
人材養成に関する目的その他の教育研究上の目的
理工学研究科は、理学及び工学並びにそれらが融合した科学技術分野に対する広い視野と深い知識に基づいて、社会的課題の解決に貢献し得る能力を備え、高度の専門知識及び適応力を有する技術者、創造性豊かな優れた研究能力を有する研究者等を養成することを目的とする。
養成する人材像
理工学研究科は、幅広い専門的知識と能力とを兼ね備えた研究者ならびに技術者を育成し、その専門知識と能力を課題の解決に活用できる職業人を養成する。
備えるべき能力
・それぞれの専攻分野に関する高度な専門知識を体系的に身につけ、それらを応用することによって、問題解決の方法を見いだすことができる。
・研究の成果を分かりやすく記述・発表することができる。
・将来的に、専攻分野の研究・開発に貢献することが期待できる。
理工学研究科 修士課程 物質工学専攻(工学)
人材養成に関する目的その他の教育研究上の目的
理工学研究科修士課程物質工学専攻は、物質の機能を開発するための化学及び物理工学並びに物質の機能を活用するための電子工学、機械システム工学及び情報工学の学問分野において、新しい機能の開発と評価及び新しい知見や技術の社会への適用を目指した教育研究を行うことにより、当該分野における高度な専門知識や課題解決能力を有する高度専門職業人を養成することを目的とする。
養成する人材像
物質工学専攻では、物質科学、電子工学、機械システム工学、情報工学の分野において、基礎から応用に至る幅広い専門知識を備え、当該分野の課題の解決に活用できる技術者を養成する。
学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
物質工学専攻では、修士課程に原則として2年以上在学して、正規の授業を受けて所定の科目について30単位以上を修得し、修了要件を満たし、かつ、必要な研究指導を受けたうえで提出した修士論文の審査及び最終試験によって、次の学修成果を達成した者に、「修士(工学)」の学位を授与する。
1.専門分野に関連する知識を有している
2.研究課題について専門的な考察ができる
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
物質工学専攻では、物質基礎工学系、情報工学系、電子デバイス系、機械システム系の4つの研究指導系を設置している。「学位授与の方針」を実現するために、各専門分野それぞれに専門性を有する豊富な授業科目を設置し体系的に編成している。本専攻の授業科目編成、研究指針、成績評価を次のように定める。

<授業科目編成>
各分野の教員は、基礎から応用に至る幅広い視野に立った総合的かつ専門的な教育を行う。院生は4つの研究指導系のうちの一つを選択し、主に系の科目を履修する。選択した系以外の分野の講義も受講できる。
科目名称に「特論」とある科目は、各分野の知識修得を目指し、「特別研修」の科目は、その分野の課題についての議論と発表の能力向上を重視し、他の専門分野の教員との交流を通じて、専門職業人に求められる表現能力と学際性を養う。「特別演習・実験」では、課題を見つけ整理して解決に至るプロセスの習得をねらいとして教育を行うとともに、修士論文の作成等に対する指導を行う。

<研究指針>
院生は、選択した研究指導系の指導教員から研究指導を受ける。修士論文作成においては、研究倫理にしたがい、論理的な議論を重ね、調査・実験・研究・口頭発表・論文作成の技術・技法を踏まえ、また研究の目的と方法を明確にし、先行研究の十分な検討を経たうえで自身の結果や考えを正確に記述する技能が備わることを目指す。修士論文作成の際には、研究科の全教員の意見を仰ぐことができる機会を設け、多面的な指導を行う。

<成績評価指針>
成績評価の公正さと透明性を確保するため、成績の評定は、各授業科目に掲げられた目標に向けた到達度を目安として、知識・理解のみならず、思考・判断なども加味して多面的且つ厳格に行う。修士論文の審査は、別途定める理工学研究科修士論文審査基準に基づき、公正かつ厳格に行う。
入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
物質工学専攻では、基礎から応用に至る幅広い専門知識を備え、当該分野の課題の解決に活用できる技術者の養成を目指す。このような観点から、理工学研究科修士課程の教育研究上の目的を理解し、この方針のもとで教育を受ける基礎学力をもち、専門分野における新しい技術の開発に意欲を持つ人を求めている。
理工学研究科 修士課程 生命科学専攻
人材養成に関する目的その他の教育研究上の目的
理工学研究科修士課程生命科学専攻は、生命科学の関わる複雑に入り組んだ現象について、新たな興味や発見又は新しい着想や着眼に基づき、そこにある科学的課題の理解及び解明を目指した教育研究を行うことにより、当該分野における高度な専門知識や課題探求能力を有する高度専門職業人を養成することを目的とする。
養成する人材像
生命科学専攻では、生命科学に関わる分野において、基礎から応用に至る幅広い専門知識を備え、当該分野の課題の理解や解明に活用できる技術者を養成する。
学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
生命科学専攻では、修士課程に原則として2年以上在学して、正規の授業を受けて所定の科目について30単位以上を修得し、修了要件を満たし、かつ、必要な研究指導を受けたうえで提出した修士論文の審査及び最終試験によって、次の学修成果を達成した者に、「修士(理学)」の学位を授与する。
1.専門分野に関連する知識を有している
2.研究課題について専門的な考察ができる
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
生命科学専攻では、細胞・分子生物学系、生理・生体情報学系、海洋生物学系、環境・生態学系の4つの研究指導系を設置している。「学位授与の方針」を実現するために、各専門分野それぞれに専門性を有する豊富な授業科目を設置し体系的に編成している。本専攻の授業科目編成、研究指針、成績評価を次のように定める。

<授業科目編成>
各分野の教員は、基礎から応用に至る幅広い視野に立った総合的かつ専門的な教育を行う。院生は4つの研究指導系のうちの一つを選択し、主に系の科目を履修する。選択した系以外の分野の講義も受講できる。
科目名称に「特論」とある科目は各分野の知識修得を目指し、「特別研修」の科目はその分野の課題についての議論と発表の能力向上を重視し、他の専門分野の教員との交流を通じて、専門職業人に求められる表現能力と学際性を養う。「特別演習・実験」では、課題を見つけ整理して解決に至るプロセスの習得をねらいとして教育を行うとともに、修士論文の作成等に対する指導を行う。

<研究指針>
院生は、選択した研究指導系の指導教員から研究指導を受ける。修士論文作成においては、研究倫理にしたがい、論理的な議論を重ね、調査・実験・研究・口頭発表・論文作成の技術・技法を踏まえ、また研究の目的と方法を明確にし、先行研究の十分な検討を経たうえで自身の結果や考えを正確に記述する技能が備わることを目指す。修士論文作成の際には、研究科の全教員の意見を仰ぐことができる機会を設け、多面的な指導を行う。

<成績評価指針>
成績評価の公正さと透明性を確保するため、成績の評定は、各授業科目に掲げられた目標に向けた到達度を目安として、知識・理解のみならず、思考・判断なども加味して多面的且つ厳格に行う。修士論文の審査は、別途定める理工学研究科修士論文審査基準に基づき、公正かつ厳格に行う。
入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
生命科学専攻では、基礎から応用に至る幅広い専門知識を備え、当該分野の課題の解決に活用できる技術者の養成を目指す。このような観点から、理工学研究科修士課程の教育研究上の目的を理解し、この方針のもとで教育を受ける基礎学力をもち、専門分野における新しい知見の発見に意欲を持つ人を求めている。
経営学研究科 修士課程 経営学専攻
人材養成に関する目的その他の教育研究上の目的
経営学研究科修士課程経営学専攻は、経営学、会計学及び情報学に関する基礎理論の上に、学際的かつ先端的な教育研究を通して、社会的課題の解決に貢献し得る能力を有する地域指導者、高度の専門知識及び実践能力を有する高度専門職業人等を養成することを目的とする。
養成する人材像
経営学研究科修士課程経営学専攻では、地域性と国際社会の多様性および社会の課題と動向への学生の深い理解を基礎として、3専門分野中1分野の専攻を選択させる。専攻分野における深い研究と学際的分野の研究の指導を行うことにより、マネジメントについての豊富な知識とその応用力を備えた、地域と国際社会と組織に貢献できる高度専門職業人を養成する。
学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
経営学研究科修士課程経営学専攻では、修士課程に原則として2年以上在学して、正規の授業を受けて所定の科目について32単位以上を修得し、修了要件を満たし、かつ、必要な研究指導を受けたうえで提出した修士論文の審査及び最終試験によって、次の学修成果を達成した者に、「修士(経営学)」の学位を授与する。
1.専攻する1分野とともに他分野と学際的分野の知識と理解を有する
2.高度の専門性を有する職業に必要な能力を備えている
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
経営学研究科修士課程経営学専攻では、経営学、会計学、経営情報学の3専門分野を設定している。「学位授与の方針」を実現するために、3専門分野それぞれに専門性を有する豊富な授業科目を設置し体系的に編成している。
本課程の授業科目編成、研究指針、成績評価を次のように定める。

<授業科目編成>
科目名称に「特論」とある科目は、その分野の知識修得を、「演習」とある科目は、その分野の課題についての議論と発表の能力向上および修士論文作成指導を重視する。また、外国語専門文献講読は、修士論文作成に資する外国語読解力涵養を目的とする。

<研究指針>
学生個々人の主体的な研究意欲を尊重し、専攻する分野の科目を履修することにより高度な専門の知識を修得することに加え、他の専門分野の科目を履修することによって学際的分野の知識が備わることを目指す。修士論文作成においては、研究倫理にしたがい、論理的な議論を重ね、調査・研究・口頭発表・論文作成の技術・技法を踏まえ、研究の目的と方法を明確にし、主要学説と先行研究の十分な検討を経たうえで自身の考えを正確に記述する技能が備わることを目指す。

<成績評価指針>
成績評価の公正さと透明性を確保するため、成績の評定は、各授業科目に掲げられた目標に向けた到達度を目安として、知識・理解のみならず、思考・判断なども加味して多面的且つ厳格に行う。修士論文の審査は、別途定める経営学研究科修士論文審査基準に基づき、公正かつ厳格に行う。
入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
経営学研究科修士課程経営学専攻では、基礎から応用に至る幅広い専門知識を備え、社会的課題の解決に貢献し得る実践力のある職業人の養成を目指す。このような観点から、経営学研究科修士課程の教育研究上の目的を理解し、この方針のもとで教育を受ける基礎学力をもち、地域社会や国際社会に貢献する意志を持つ人を求めている。
理工学研究科 博士後期課程
人材養成に関する目的その他の教育研究上の目的
理工学研究科は、理学及び工学並びにそれらが融合した科学技術分野に対する広い視野と深い知識に基づいて、社会的課題の解決に貢献し得る能力を備え、高度の専門知識及び適応力を有する技術者、創造性豊かな優れた研究能力を有する研究者等を養成することを目的とする。
養成する人材像
理工学研究科は、工学分野においては、研究開発に従事するために必要な専門知識を有し、高度の研究能力をもつ研究開発技術者を養成する。理学分野においては、研究に従事するために必要な専門知識を有し、高度の研究能力をもつ研究者を養成する。
備えるべき能力
・それぞれの専攻分野に関する高度な専門知識とその応用力を身につけ、それらを駆使して科学技術に関する問題を分析・整理し、解決に導くことができる。
・当該分野において自身の研究の占める位置を認識するとともに、その研究領域の中での問題点を発見し解決に繋げることができる。
・研究の成果を分かりやすく日本語および英語で記述・発表することができる。
・将来的に、専攻分野における研究・開発をもって社会に貢献することが期待できる。
理工学研究科 博士後期課程 物質機能工学専攻
人材養成に関する目的その他の教育研究上の目的
理工学研究科博士後期課程物質機能工学専攻は、物質の機能を開発するための化学及び物理工学並びに物質の機能を活用するための電子工学、機械システム工学及び情報工学の学問分野において、これらを統合し、機能性を追求する基礎と応用に関する高度な教育研究を行うことにより、当該分野において研究に従事するために必要な専門知識や高度な研究能力を有する研究者を養成することを目的とする。
養成する人材像
物質機能工学専攻では、物質の機能開発に基礎をおく物質科学、電子工学、機械システム工学、情報工学の各専門分野において、研究開発に従事するために必要な専門知識を有し、高度の研究能力をもつ研究開発技術者を養成する。
学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
物質機能工学専攻では、博士後期課程に原則として3年以上在学して、正規の授業を受けて所定の科目について18単位以上を修得し、修了要件を満たし、かつ、必要な研究指導を受けたうえで提出した博士論文の審査及び最終試験によって、次の学修成果を達成した者に、「博士(工学)」の学位を授与する。
1.専門分野に関連する幅広く深い知識を有している
2.研究課題について専門的かつ学術的な考察ができる
3.自立して研究や開発を遂行する能力を有している
4.研究に必要な1ケ国以上の外国語に通じている
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
物質機能工学専攻では、機能性物質設計工学、物質物理工学、機能デバイス工学、機能システム工学、ブレイン工学、エネルギーシステム工学の6つの研究指導系を設置している。「学位授与の方針」を実現するために、各専門分野それぞれに専門性を有する豊富な授業科目を設置し体系的に編成している。本専攻の授業科目編成、研究指針、成績評価を次のように定める。

<授業科目編成>
各分野に関連した授業科目を提供している。院生は6つの研究指導系のうちの一つを選択し、主に系の科目を履修する。選択した系以外の分野の講義も受講できる。学位授与の方針の1を達成するために、各分野に関連した授業科目を提供して、専門知識を体系化して教えるとともに、諸課題の解決手法を理解させる。
学位授与の方針の2及び3を達成するために「特別演習・実験」をおき、具体的な課題を与えて解かせ、その過程で専門の知識と課題の解決法を確実に身につけさせる。
各指導系に「セミナー」を配置し、課題についての議論と発表の能力向上を図りながら、他の専門分野の教員との交流を通じて、自立した研究者に求められる表現能力と学際性を養う。

<研究指針>
院生は、選択した研究指導系の指導教員から研究指導を受ける。知識の修得と与えられた課題解決の実践を通して、自ら課題を発見してそれを解決する姿勢を持つように導き、自立した研究者に育てる。
博士論文作成においては、研究倫理にしたがい、論理的な議論を重ね、調査・実験・研究・口頭発表・論文作成の技術・技法を踏まえ、また研究の目的と方法を明確にし、先行研究の十分な検討を経たうえで、自身の結果や考えを論理的にまとめ、わかりやすく伝える能力が備わることを目指し指導する。

<成績評価指針>
成績評価の公正さと透明性を確保するため、成績の評定は、各授業科目に掲げられた目標に向けた到達度を目安として、知識・理解のみならず、思考・判断なども加味して多面的且つ厳格に行う。博士論文の審査は、別途定める理工学研究科博士論文審査基準に基づき、公正かつ厳格に行う。
入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
物質機能工学専攻では、研究開発に従事するために必要な専門知識を有し、高度の研究能力をもつ研究開発技術者の養成を目指す。
このような観点から、理工学研究科博士後期課程の教育研究上の目的を理解し、この方針のもとで教育を受ける学力と意欲をもち、専門分野おいて新しい技術の研究や開発に自ら粘り強く取り組むことができる人を求めている。
理工学研究科 博士後期課程 生命環境科学専攻
人材養成に関する目的その他の教育研究上の目的
理工学研究科博士後期課程生命環境科学専攻は、生命現象の本質を解明するための学問の基礎と応用に関する高度な教育研究を行うことにより、当該分野において研究に従事するために必要な専門知識や高度な研究能力を有する研究者を養成することを目的とする。
養成する人材像
生命環境科学専攻では、生命現象の本質を解明するための生命科学とその関連学問分野を対象にして、研究に従事するために必要な専門知識を有し、高度の研究能力をもつ研究者を養成する。
学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
生命環境科学専攻では、博士後期課程に原則として3年以上在学して、正規の授業を受けて所定の科目について18単位以上を修得し、修了要件を満たし、かつ、必要な研究指導を受けたうえで提出した博士論文の審査及び最終試験によって、次の学修成果を達成した者に、「博士(理学)」の学位を授与する。
1.専門分野に関連する幅広く深い知識を有している
2.研究課題について専門的かつ学術的な考察ができる
3.自立して研究や開発を遂行する能力を有している
4.研究に必要な1ケ国以上の外国語に通じている
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
生命環境科学専攻では、細胞・分子生物学系、生理・生体情報学系、海洋生物学系、環境・生態学系の4つの研究指導系を設置している。「学位授与の方針」を実現するために、各専門分野それぞれに専門性を有する豊富な授業科目を設置し体系的に編成している。本専攻の授業科目編成、研究指針、成績評価を次のように定める。

<授業科目編成>
各分野に関連した授業科目を提供している。院生は4つの研究指導系のうちの一つを選択し、主に系の科目を履修する。選択した系以外の分野の講義も受講できる。学位授与の方針の1を達成するために、各分野に関連した授業科目を提供して、専門知識を体系化して教えるとともに、諸課題の解決手法を理解させる。
学位授与の方針の2及び3を達成するために「特別演習・実験」をおき、具体的な課題を与えて解かせ、その過程で専門の知識と課題の解決法を確実に身につけさせる。
各指導系に「セミナー」を配置し、課題についての議論と発表の能力向上を図りながら、他の専門分野の教員との交流を通じて、自立した研究者に求められる表現能力と学際性を養う。

<研究指針>
院生は、選択した研究指導系の指導教員から研究指導を受ける。知識の修得と与えられた課題解決の実践を通して、自ら課題を発見してそれを解決する姿勢を持つように導き、自立した研究者に育てる。
博士論文作成においては、研究倫理にしたがい、論理的な議論を重ね、調査・実験・研究・口頭発表・論文作成の技術・技法を踏まえ、また研究の目的と方法を明確にし、先行研究の十分な検討を経たうえで、自身の結果や考えを論理的にまとめ、わかりやすく伝える能力が備わることを目指し指導する。

<成績評価指針>
成績評価の公正さと透明性を確保するため、成績の評定は、各授業科目に掲げられた目標に向けた到達度を目安として、知識・理解のみならず、思考・判断なども加味して多面的且つ厳格に行う。博士論文の審査は、別途定める理工学研究科博士論文審査基準に基づき、公正かつ厳格に行う。
入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
生命環境科学専攻では、研究開発に従事するために必要な専門知識を有し、高度の研究能力をもつ研究者の養成を目指す。このような観点から、理工学研究科博士後期課程の教育研究上の目的を理解し、この方針のもとで教育を受ける学力と意欲をもち、専門分野おいて未知の課題を明らかにしようとする研究に自ら粘り強く取り組むことができる人を求めている。
経営学研究科 博士後期課程 経営学専攻
人材養成に関する目的その他の教育研究上の目的
経営学研究科博士後期課程経営学専攻は、経営学、会計学及び情報学に関する基礎理論の上に、学際的かつ先端的な教育研究を通して、自立して研究活動を行うことができる創造性豊かな優れた研究能力及び教育能力を有する研究教育者を養成することを目的とする。
養成する人材像
経営学研究科博士後期課程経営学専攻では、地域性と国際社会の多様性と社会の課題と動向への学生の深い理解を基礎として、3専門分野中1分野を専攻させる。専攻分野における深い研究と学際的および先端的分野の高度の研究の指導を行うことにより、マネジメントにイノベーションをもたらす可能性を備えた、地域と国際社会と組織に貢献できる創造的な研究者を養成する。
学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
経営学研究科博士後期課程経営学専攻では、博士後期課程に原則として3年以上在学して、正規の授業を受けて所定の科目について20単位以上を修得し、修了要件を満たし、かつ、必要な研究指導を受けたうえで提出した博士論文の審査及び最終試験によって、次の学修成果を達成した者に、「博士(経営学)」の学位を授与する。
1.専攻する分野とともに他分野と学際的分野の知識と理解を有し、それらに基づく創造性ある思考ができる
2.自立して研究を遂行する能力を有している
3.地域と国際社会と組織に貢献できる
4.研究に必要な1ケ国以上の外国語に通じている
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
経営学研究科博士後期課程経営学専攻では、経営学、会計学、経営情報学の3専門分野を設定している。
「学位授与の方針」を実現するために、3専門分野それぞれに高度な専門性を有する豊富な授業科目を設置し体系的に編成している。
本課程の授業科目編成、研究指針、成績評価指針を次のように定める。

<授業科目編成>
名称に「特殊研究」を含む科目は、その分野の高度な知識修得を、名称に「演習」を含む科目は、その分野の課題についての議論と発表の高い能力の修得および博士論文作成指導を重視している。また、外国語専門文献研究は、博士論文作成に資する外国語読解力涵養を目的としている。

<研究指針>
一般的研究指針としては、学生個々人の主体的な研究意欲を尊重し、専攻する分野の科目の深い研究と学際的および先端的分野の高度な研究の指導により、より広範囲で深く高度な知識と理解が備わることを目指す。博士論文作成においては、研究倫理にしたがい、論理的な議論を重ね、調査・研究・口頭発表・論文作成の技術・技法を踏まえ、研究の目的と方法を明確にし、主要学説と先行研究の十分な検討を経たうえで自身の主張を確立した独自性の高い博士論文の作成を行う技能が備わることを目指す。

<成績評価指針>
成績評価の公正さと透明性を確保するため、成績の評定は、各授業科目に掲げられた目標に向けた到達度を目安として、知識・理解のみならず、思考・判断なども加味して多面的且つ厳格に行う。博士論文の審査は、別途定める経営学研究科博士論文審査基準に基づき、公正かつ厳格に行う。
入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
経営学研究科博士後期課程経営学専攻では、学際的かつ先端的研究を遂行するために必要な専門知識を有し、高度の研究能力をもつ研究者の養成を目指す。このような観点から、経営学研究科博士後期課程の教育研究上の目的を理解し、この方針のもとで教育を受ける学力と意欲をもち、地域社会や国際社会に貢献し得る先端的研究を行う意志を持つ人を求めている。