資格課程

教職・司書・司書教諭・学芸員課程を履修する学生へ

専修大学では、将来学校教育・社会教育関係の専門的職業に就くことを志望する学生のために、教職、司書、司書教諭、学芸員課程を設置しています。

教職課程は、大学卒業後、国公立・私立学校の教育職員(教員)になろうとする者が教育職員免許状を取得するためのものであり、教員を養成することを目的としています。司書、司書教諭課程は、公共図書館・大学図書館等の専門職員である司書および学校図書館の専門職員である司書教諭を養成することを目的とし、学芸員課程は、博物館(美術館、資料館を含む)の専門職員である学芸員を養成することを目的とするものです。

これらの免許状や資格の取得は、決して容易ではありません。各項目で詳しく説明するように卒業に必要な各学部の定める単位の他に、法令に定められている教職に関する科目、教科に関する科目、司書に関する科目、司書教諭に関する科目、学芸員に関する科目の単位を修得し、さらに、教育実習、博物館実習等を修了しなければならないからです。

これに加えて平成10年4月1日より、「小学校及び中学校の教諭の普通免許状授与に係る教育職員免許法の特例等に関する法律」(介護等の体験法)が施行され、中学校の教諭の普通免許状を取得しようとする者には、介護等の体験が義務づけられています。

さらに、実際に教職・司書教諭の職に就くためには、都道府県教育委員会や私立学校が行う教員採用試験に合格しなければなりません。また、司書、学芸員の職に就くためには都道府県・市町村、あるいは個別の図書館、博物館が行う採用試験に合格しなければなりません。

今日、私たちは生涯学習の時代を迎えています。生涯学習社会では教員はもとより司書、司書教諭、学芸員の地域社会に果たすべき役割が多様化してきています。子どもの成長・発達を促進する役割のみならず、社会人や高齢者の学習要求に応えて、地域の学習環境を整備し、人々の学習活動を支援する役割が求められています。したがって、教育職員免許状や司書、司書教諭、学芸員の資格を取得し、それらに係わる専門的職業に就くという目的を達成するためには、明確な目的意識と強固な意志、計画的・意欲的な学習が要求されます。教員、司書、司書教諭、学芸員を目指す諸君は、これらのことを十分念頭に置いて、それぞれの課程を履修し、勉学に励むことを望みます。

教職課程協議会

資格課程概要

教職課程

国公立・私立学校を問わず、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校、幼稚園の教員及び養護・栄養教諭になるには、各校種・科目ごとの教育職員免許状が必要です(小学校の場合、全科又は科目)。免許状は、大学等において学士(修士)の学位等の基礎資格を得るとともに、文部科学大臣が認定した課程において所定の教科及び教職に関する科目の単位を修得し、申請書類等の審査を受けて適格であると認められた者に授与権者(都道府県教育委員会)から授与されます。

司書課程

「司書」とは、公共図書館、大学図書館、研究機関や企業の調査部、資料室などで、資料(図書、雑誌、CDやDVD等)を収集し、利用者に対して適切に提供する専門職です。資格を取得するには、大学・短大の司書課程を履修するか、司書講習を受講する方法があります。
司書課程を開講している大学・短大は少なくありません。その多くは、私立の大学・短大で、通信制大学もあります。司書課程・司書講習では、子どもの読書、資料の選び方や整理の仕方、インターネットの活用法、出版流通の仕組みなど、図書館に関連する幅広い知識・技術を学びます。
生涯学習社会・情報社会といわれる今日、司書の果たすべき役割は非常に大きく、熱意と素養のある人材が求められています。

司書教諭課程

「司書教諭」とは、小・中・高等学校等の教育の基礎をなす学校図書館の専門的な仕事に携わる教員です。司書教諭は教育の現場で他の教職員と協力しながら、学校図書館の資料提供はもとより、直接児童・生徒たちに図書館や読書に関する指導や、教員に対して図書館や図書館資料を活用した授業展開ができるよう支援するといった役割を担っています。
司書教諭の資格は、教育職員免許状を持つ者にのみ認められるので、教職課程と司書教諭課程のある大学で必要な科目を履修し卒業すると「教育職員免許状」と「司書教諭」の資格が得られます。
2003年度から12学級以上の学校では必ず司書教諭を配置することになりました。そのため、有資格者へのニーズは高まっています。

学芸員課程

「学芸員」とは、博物館において、資料の収集、展示、保管、調査研究、その他これに関連する社会教育的活動などの専門的な仕事に携わる職員です。ここにいう博物館とは、美術館、歴史資料館、民俗資料館、民芸館、文学館、文書館、動・植物園、水族館などあらゆる分野の公・私立の施設を指しています。こうした博物館に勤務するためには、学芸員の資格を有することが必要です。学芸員の資格を取得するには博物館法第5条に、学芸員は「学士の学位を有するもので、大学において文部科学省令で定める博物館に関する科目の単位を修得した者」と規定されています。

学芸員の仕事は人気が高いうえ、募集もわずかなので、実際に学芸員の職につくのは相当な難関といわれています。ひとくちに博物館と言っても、歴史資料や考古資料、美術品など、扱う資料によって種類はさまざまです。学芸員をめざすなら専門分野の知識を高めておくことも大切です。

資格取得状況および就職データ

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