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2018.12.25 (tue)
資格課程
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資格課程
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2018.04.02 (mon)
資格課程
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EVENT 2019.02.06 (wed)
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EVENT 2018.02.15 (thu)
教職・司書・司書教諭・学校司書・学芸員課程を履修する学生へ
教職課程は、大学卒業後、国公立・私立学校の教育職員(教員)になろうとする者が教育職員免許状を取得するためのものであり、教員を養成することを目的としています。司書、司書教諭、学校司書課程は、公共図書館・大学図書館等の専門職員である司書および学校図書館の専門職員である司書教諭・学校司書を養成することを目的とし、学芸員課程は、博物館(美術館、資料館を含む)の専門職員である学芸員を養成することを目的とするものです。
これらの免許状や資格の取得は、決して容易ではありません。これから詳しく説明するように卒業に必要な各学部の定める単位の他に、法令等に定められている教職に関する科目、教科に関する科目、司書に関する科目、司書教諭に関する科目、学校司書に関する科目、学芸員に関する科目の単位を修得し、さらに、教育実習、博物館実習等を修了しなければならないからです。
これに加えて平成10 年4 月1 日より、「小学校及び中学校の教諭の普通免許状授与に係る教育職員免許法の特例等に関する法律」(介護等の体験法)が施行され、中学校の教諭の普通免許状を取得しようとする者には、介護等の体験が義務づけられています。
さらに、実際に教職・司書教諭の職に就くためには、都道府県教育委員会や私立学校が行う教員採用試験に合格しなければなりません。また、司書、学校司書、学芸員の職に就くためには都道府県・市町村、あるいは個別の図書館、博物館が行う採用試験に合格しなければなりません。
今日、私たちは生涯学習の時代を迎えています。生涯学習社会では教員はもとより司書、司書教諭、学校司書、学芸員の地域社会に果たすべき役割が多様化してきています。子どもの成長・発達を促進する役割のみならず、社会人や高齢者の学習要求に応えて、地域の学習環境を整備し、人々の学習活動を支援する役割が求められています。したがって、教育職員免許状や司書、司書教諭、学芸員の資格を取得し、あるいは、学校司書の課程を修了し、それらに係わる専門的職業に就くという目的を達成するためには、明確な目的意識と強固な意志、計画的・意欲的な学習が要求されます。教員、司書、司書教諭、学校司書、学芸員を目指す諸君は、これらのことを十分念頭に置いて、それぞれの課程を履修し、勉学に励むことを望みます。
教職課程協議会
資格課程概要
教職課程
司書課程
司書課程を開講している大学・短大は少なくありません。その多くは、私立の大学・短大で、通信制大学もあります。司書課程・司書講習では、子どもの読書、資料の選び方や整理の仕方、インターネットの活用法、出版流通の仕組みなど、図書館に関連する幅広い知識・技術を学びます。
生涯学習社会・情報社会といわれる今日、司書の果たすべき役割は非常に大きく、熱意と素養のある人材が求められています。
司書教諭課程
司書教諭の資格は、教育職員免許状を持つ者にのみ認められるので、教職課程と司書教諭課程のある大学で必要な科目を履修し卒業すると「教育職員免許状」と「司書教諭」の資格が得られます。
2003年度から12学級以上の学校では必ず司書教諭を配置することになりました。そのため、有資格者へのニーズは高まっています。
学校司書課程(平成30年度開設)
学校司書課程では、上記の3つの職務に必要な知識・技能を身につけるための諸科目を設けています。これらの科目の多くは、司書課程、司書教諭課程と乗り入れており、司書、司書教諭という関連する資格も取得しやすいように配慮しています。
学校司書の配置は努力義務ではあるものの、学校図書館の運営の改善と向上、児童生徒の学習活動や読書活動での活用への期待から、配置する学校は増加傾向にあります。こうした期待に応えられる人材が求められています。
学芸員課程
学芸員の仕事は人気が高いうえ、募集もわずかなので、実際に学芸員の職につくのは相当な難関といわれています。ひとくちに博物館と言っても、歴史資料や考古資料、美術品など、扱う資料によって種類はさまざまです。学芸員をめざすなら専門分野の知識を高めておくことも大切です。