学長ご挨拶

石巻専修大学学長 尾池 守

 石巻専修大学の学長の尾池でございます。育友会支部懇談会を開催するにあたりまして、ひとことご挨拶を申し上げます。各会場に伺って皆様に直接ご挨拶いたすべきところですが、このような形でご挨拶致しますことをお許しください。また、育友会会員の皆様には日頃より石巻専修大学に対してご協力・ご支援を賜り、改めて御礼申し上げます。

 育友会は学生諸君のご家族の皆様と大学とが緊密に連携を持つための組織です。育友会の活発な活動と、本学に対するご提言は大学にとりまして極めて大切なことと受け止めており、こうしたご提言に基づいて、通学支援バスの改変等、具体的な改善が進んでいます。育友会の事業の中でも最大の事業であります「支部懇談会」を今年も全国9会場で展開しております。支部懇談会におきましては、大学の様子を会員の皆様にお伝えするとともに、学業や就職の問題などについて、会員の皆様と教職員が個別に情報交換をさせていただく機会を設けております。ぜひ、本学に対するご意見やご要望をおよせくださいますようお願い申し上げます。

 大学は学生諸君を大人として扱います。したがいまして、生活管理は基本的に学生本人の責任と言えます。ただし、学校法人専修大学は「学生を中心に据えた大学運営」を基本方針としておりまして、石巻専修大学でも学業や進路だけでなく、健康や住居等さまざまな面から学生諸君を支援する体制を整えております。ぜひ、こうした仕組みを利用するようご子女にお勧めください。大学生の年代は、ともすれば精神的に不安になりがちな時期です。会員の皆様におかれましても、学生諸君を常に見守っていていただきたいと思います。「家族が私の事を気にかけていてくれる」という感覚が学生諸君の大きな支えとなるのです。心身の健康なども含めて不安に思われた時は、気軽に大学へご相談ください。本学にはカウンセラーや保健師が常駐していますので、学生諸君だけでなく、ご家族の皆様の相談にのることもできます。

 会員の皆様に大事なお願いがあります。それは「社会人の先輩」としてお子さんとつきあっていただきたいということです。ご両親は社会の大先輩でもあります。仕事のやりがいや、勉強をしておいて役に立ったこと、新入社員にのぞむことなどに関する先輩としてのさりげないお話が極めて重要であると思います。また、ご子女の優れている点がどこなのかを観察していただいて、履歴書を書く時期に教えてあげれば、大きな力になります。理工学部4学科、経営学部1学科、人間学部2学科の体制により、建学の精神であります「社会に対する報恩奉仕」と、21世紀ビジョンであります「社会知性の開発」をかかげ、輩出したい人物像として「社会の諸問題に、自分の役割を自覚して取り組むために、生涯にわたって学び続けることができる人」を設定し、教育・研究活動を行っております。なお、生物生産工学科につきましては、当該学科の学生が全て卒業するまで存続いたします。

 これからも、ご子女が希望を抱いて大学を巣立っていくために育友会員皆様のご指導、ご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。
 
平成29年6月        
石巻専修大学 学長 尾池 守