学長挨拶

石巻専修大学学長 尾池 守
「2022年度当初挨拶 ― 地域に根ざして世界に尖がった大学」
 
 僭越ではございますが、今年度も学長職を務めさせていただきます尾池守でございます。3期目初年度の7年目ではございますが、今後3年間どうぞ宜しくお願い申し上げます。
 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)危機のなかで迎えた新年度ではございますが、石巻専修大学は感染拡大防止を図りつつ、大学としての活動を最大限遂行することに努め、学生の皆さんが安心して大学で授業を受講できるよう、昨年と同様に十全な対策の下、対面での授業を原則とします。関連する皆様方のご協力の程よろしくお願い申し上げます。
 
 本学全体の取り組みとして、地域社会の知的基盤を支える存在として教育研究活動を推進していくために、創立30周年を機に設定した第1次中長期ビジョンを掲げており、「社会の諸課題解決に活用できる知識・技能を修得した人材の育成」を目指し、計画達成に向け、教職員が力を合わせて活動を展開しています。
第1次中長期ビジョン(2020~2024年度)
1 社会の諸課題解決に活用できる知識・技能を修得した人材を育成する
2 教育研究活動を充実させる
3 学習の質を向上させる環境を整備する
 今後とくに重要と考えられる事柄として、学校法人専修大学、日高義博総長、松木健一理事長の下、本学は今後10年・20年を見据えた次代を担う人材育成に向けて、求められる改革を進めていきます。それは地域社会を担う学生の育成であり、本学を担う教職員の養成でもあります。まさに「社会の諸問題に、自分の役割を自覚して取り組むために、生涯にわたって学び続けることができる人材」を創ります。
 
 昨年の情報マネジメント学科の開設に引き続き、令和4年度は教育面において新たな展開があります。Society 5.0、持続可能な開発目標(SDGs)への知的創造に向けて、時代の変化と社会の要請に応じ、独自性を発展的に実現するため、本年4月1日には理工学部と人間学部の教育課程を新編しました。特に、学習の軸となるコース制を強化しており、学生自身の興味や将来の目的に応じて、多彩な科目を体系的に学んでいきます。

〇多様な生物の構造と機能を解明し、生物資源とそれを育む豊かな環境を保全する「海洋生物・環境」、「動物・植物」、「微生物・生命分子」、「自然科学」の4コースで構成する生物科学科に新編しました。

〇工学系の2学科は、モノとヒトの動きから集積したデータに基づいて、新たなモビリティシステムや情報システムを創造する機械工学科と情報電子工学科に新編しました。両学科では、コース専門知識と技術を実践的に学び、課題解決力や理論的思考を身につける「学科横断PBL(プロジェクト学習)」を展開し、複合的な基礎知識を備えた次世代エンジニアの育成を進めていきます。

〇人間学部人間文化学科では、人間と人間が生み出した文化について言語、芸術、地域、生活等の側面を捉え、「異文化理解・芸術文学」、「地域社会支援」の2コース制に新編し、地域社会の文化的創生を担う人材を育成します。人間教育学科及び教職課程では、「情報通信技術を活用した教育」に対応した授業科目を開設しました。

〇経営学部では、ヒト・モノ・カネの動きから集積したデータを社会科学的に意味づけ、価値の高い情報として世界に発信する情報マネジメント学科と、地域に根ざした問題解決型の経営学科が共存する新体制の構築を強力に推進しています。改組2年目は地域課題を取り上げた実践的な教育研究活動が展開されます。
 
 今後、急速に変化する時代となり、大学に対する期待はますます大きくなっていると考えています。建学の精神「社会に対する報恩奉仕」と21世紀ビジョン「社会知性の開発」に基づき、これらの教育課程プログラムの価値創造を持続的に推進することで、石巻専修大学は社会知性で地域社会を共創する「地域に根ざして世界に尖がった大学」を目指します。
本年度も皆様方のご支援・ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

2022年4月
学長 尾池 守

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