歴史日本語学・母語文法学[担当:須田 淳一]
| ゼミナール名称 | 歴史日本語学・母語文法学 | 
| 研究テーマ | 大きく2つの分野の研究・開発をしている。 A ≪歴史日本語学≫の分野 ・準外国語としてみた古代日本語の文法構造はどのように説明できるか ・文法というシステムの発生と発達のプロセスは、日本語の場合どのようか B ≪文法リテラシー≫の分野 ・母語日本語での文法知能をどう育成して、どう応用するか ・学校教育用の文法(学習文法)は、どのような体系が最も有効か | 
| ゼミナール所属 | 国際コミュニケーション学部 日本語学科 | 
| 学習内容 | ゼミプロジェクト 【グループワークによる2~3年間の継続プロジェクト】 ・『七夕のさうし』(専大本)の品詞分解と注釈 プロジェクト ・現代語のなかの古典表現 プロジェクト ・『アナ雪』古文翻訳 プロジェクト ・小学生向け文法知能育成ドリル プロジェクト (進行中) | 
| ゼミ生の人数 | 男女比率は、概ね1:1におさまることが多い。 2年生~4年生まで合同クラスで運営。 計15名前後。 | 
| 開講日時など | 木曜 4限 10号館12F | 
| 卒業論文・卒業研究 | ⑴ 文法ジャンル型研究 【内容例: -タ形や-ラレル形などがどのように成立したか 等】 ⑵ 一時代型研究 【内容例: 平安時代の代名詞にはどのようなものがあったか 等】 ⑶ 通史型研究 【内容例: 現代語の接続詞はもともとどんな単語だったか 等】 ⑷ 比較言語型研究 【内容例: 古代日本語と現代英語の時間表現の比較 等】 ⑸ 提案型研究 【内容例: 高校古文の推量助動詞の効果的な指導方法 等】 | 
| サブゼミナール | 文法のゲーミフィケーション等の開発ほか。自由参加 通称「専修大学 文法部」 | 
| ゼミナール合宿 | 学生主導の自由参加形式で適宜実施(日帰り型/宿泊型) | 
| 対外活動など | 隔年発行のゼミ論集『須田ゼミナール論集』を発行している。 内容は、特集やゼミプロジェクトの成果のほか、卒ゼミ生全員の卒業論文の概要を掲載。 | 
| OB・OGの進路 | ・都や県の国語教員(主に中学校・高校、まれに小学校も) ・自治体職員(県・市) ・IT関連企業、サービス業等 ・大学院進学 | 
| OB・OG会 | 卒業年度単位などで適宜実施 | 
| 教員紹介 | 獨協中・高卒。カリフォルニア州立大留学などを経て、早大及び同大学院文学研究科修了。愛知大学教授などを経て、現職。この間に、北京日本学研究中心派遣講師(日本語史)、ハワイ大学言語学部交換助教授、フランス国立社会科学高等研究院招聘教授など。専門は、歴史日本語学、形態文法学。 社会活動として〈文法授業づくりネットワーク〉をとおし、国-英を連携する文法の開発と普及にも尽力。主な編著書は、『日本語形態の諸問題』(ひつじ書房)、本講座の関連書籍としては、『日本語の文法』(ひつじ書房)、『国語文法第二 -英語と互換性のある日本語文法をめざして-』(デザインエッグ社)など。 須田 淳一[研究者情報データベースへ] | 
| HP | 日本語学科公式サイト(教員紹介) | 


[2023年5月更新]