編集 2009/03/29
・この写真は、1999年にイギリスにいるときに「ちくま新書(『メルロ=ポンティ入門』)には絶対必要」といわれ、やむなく撮りました(何でイギリスでフランスの哲学者の本を書いてたんだ?)。古くてすみません。この写真は、自分でアルミホイルを両手で拡げて撮ってもらったもので、肩の線にそれが出ています(見る人が見れば)。写真は自然ではありませんね(文化ですね)。イギリスの写真屋で肖像写真など撮ると、なぜかニヤニヤ笑いの、のったりとした画像ができあがってしまいます。

・イギリスといえば、小学生から英語を教えることが決まりそうだということで思いだすのですが、ネイティヴのしゃべる英語は文法ミスだらけでした。とはいえ、われわれの日本語だってそうです。わたしの提案としては、小学生に教えるかどうかはともかく、入試を含めて一切の英語の筆記試験を禁止することです。書きことば(エクリチュール)と話しことば(パロール)は別物です。書きことば中心だと、試験で差をつけるためにトリビアルな知識ばかりが問われ、「正確にしゃべらなければ恐怖症」に陥ってしまうのではないでしょうか。

・わたしは熊本に10年以上いました。熊本は全国で一番といえそうなものがいくつかありますが、近郊にすばらしい温泉が多くあるというのは、そのひとつです。わたしはすっかり温泉フリークになり、いまでも週に1回は温泉に入らないと体調がおかしくなります。熊本では、阿蘇のふもとのほか、山鹿の「ならのさこ温泉」に通っていました(ローカルな話題ですね)。いまは町田方面に出かけていますが、ドライブの途中246の風景がいまひとつとはいえ、結構満足しています。どこの温泉か見当のついたひと、もし温泉でわたしをみかけても、「船木先生ではないですか?」などと声をかけないでくださいね。やはり、いきなり「裸のつきあい」というわけにも・・・

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