3つのコース

日本で初めて「ジャーナリズム」を学科名に冠した「人文・ジャーナリズム学科」は、社会や人間を洞察するとともに、私たちが抱える課題を解決し、新しい時代を切り拓く力をみなさんに与えます。

< 東西文化コース > < 生涯学習コース > < ジャーナリズムコース >

いままさに、地球規模で進む情報化社会にあって、また少子高齢化が急速に進む現代の日本社会において、異なる国や地域の言語と文化を正しく理解し、氾濫する情報のなかに真実を見抜く眼を養い、かつ生涯を通じて健康で生き甲斐のある社会の創造の担い手が必要とされています。このために本学科は、これまでの文学部が大切にしてきたリベラルアーツの伝統を踏まえつつ、それぞれの分野の研究の深化と連携を通じ今日的な課題を乗り越えるために、「東西文化」「生涯学習」「ジャーナリズム」の三コースを設置します。

東西文化コース

アジアや大陸ヨーロッパ、さらに中南米も視野に入れ、地域文化の独自性や、文化の相互交流の実態を学びます。またその文化を支える言語と価値観について理解を深めます。中期留学を正規の選択科目として位置づけていることも特色の一つで、異なる文化を持つ人々と真の意味で交流できる国際人を育てます。

文化の衝突と融合

人類史の中で実際に起きた、文化同士の接触について学びます。異文化間の衝突・対立・融合・混淆を深く知ることによって、特定の時代・場所に生きる「われわれ」の価値観に縛られることなく、他者や、複雑に入り組んだ現代世界を多角的に見つめる柔軟な視点を身につけます。

東西文化コース

生涯学習コース

少子高齢化が進む中、人々が生涯にわたり精神的に豊かで健康な人生を送るための方法を考えます。個人のライフサイクルに合わせた学習やスポーツ・レクリエーションをどう計画、指導、実践していくか。生涯学習施設やスポーツ施設での実習なども実施し、これからの日本社会としても解答が求められる課題に取り組みます。

スポーツ心理学

運動・スポーツでは「こころ」の動きによって行動も大きく変化します。「わかる」けど「できない」といったことや「100%の力を発揮するには」といった「心」と「身体」の関連を人の動きなどから探ったり、技術がうまくなる過程を明らかにしていきます。

生涯学習コース

ジャーナリズムコース

好奇心、行動力、想像力を備えた人材をめざし、ジャーナリズムの現場で行動しながら考えるコースです。戦争、沖縄、報道写真といった具体的な問題を取り上げ、実際に米軍基地で取材を行うなど、自分の目で見た事実をもとに、分析・加工し、表現する力を育てることが特徴です。

言論法

地デジって何? 最近のテレビドラマってコミック原作が多くない? ケータイ裏サイトはヒドイと思うけど持ち込み禁止にする必要はあるかな? 皆さんの回りには「表現」に関わる疑問がいっぱいあるはずです。そうした言論活動の諸相を具体的な事例から体系的に学びます。

ジャーナリズムコース

専修大学