2023.10.28 Sat
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東京ヤクルトスワローズが指名あいさつ
ドラフト1位 野球部 西舘昂汰投手

東京ヤクルトスワローズ小川淳司ゼネラルマネージャー、中西親志担当スカウトが生田キャンパスを訪れ、西舘投手と齋藤正直監督、野球部長の佐々木重人学長、田村裕二常務理事が懇談した。
小川氏は「強いボールが投げられ、コントロールがいい。是非東京ヤクルトスワローズに入団していただき、ローテーションの中心投手として1年間投げられることを期待している。」と指名のあいさつ。西舘投手は「長いイニングを投げ切れることが自分の持ち味。プロ入り後もどんどん投げ込んでスワローズに貢献したい」と力強く語った。


指名あいさつ後には記念撮影と記者会見が行われた。西舘投手は「1年目はプレッシャーを感じることもあると思うが、皆さんに応援してもらえるような選手になれるよう頑張っていきたい」とメディアに向けて決意を語った。
西舘昂汰投手 記者会見
―東都大学野球リーグから1位指名を受けた他の投手と比べた自身の強みを。体が丈夫で長いイニングを投げられる。人一倍投げられることが強みなので、プロで一番成長するのは自分だと思ってやっていきたい。
―大学4年間を振り返って。
3年次の東都大学野球秋季リーグは2部で優勝し、入替戦でも登板したが、1部に昇格できなかったことが一番悔しい思い出。逆に嬉しい思い出は、昨年のエース菊地吏玖さん(令5経営・千葉ロッテマリーンズ)が抜けた後、18番の背番号を齋藤監督から直接いただいたこと。また、大学時代は自分で練習メニューを考え取り組んできたので、プロでも継続できれば。
―体のケアで特に心掛けていることは。
普段からよく睡眠をとることにしている。休日は9時間、練習があるときも7時間以上、その他にも休めるときは睡眠をよくとっている。
―高校時代と比べて球速は何キロ上がったか。
柔軟性や関節の可動域を広げるために、イチロー選手らが取り組んでいた初動負荷トレーニングを大学3年次にはじめ、球速が10キロほど速くなった。高校時代は140キロ代前半だった球速が、今では150キロを超えている。
―プロ入り後、1年目の目標は。
プロでも長いイニングを投げられるように練習したい。他の選手に負けないように新人王を目指す。
―チームメートになる東京ヤクルトスワローズで話を聞きたい選手は。
村上選手。打席に入った際何を考え、どんなボールを待っているのか聞いてみたい。また、同級生の奥川選手は、自分も出場した高校3年次の夏の甲子園の準優勝投手のため、そのときの話やプロ入り後のトレーニング方法などを聞いてみたい。




写真提供:専大スポーツ編集部