2022.12.01 Thu
ONLINETOPICS

ねんりんピックに専大生が協力
関連イベント 盛り上げに一役

20221201ねんりんピック_イベントの様子を撮影する学生▲イベントの様子を撮影する学生
神奈川県内で11月12~15日に開催された「ねんりんピックかながわ2022」に、文学部を中心とした専大生が協力し、イベントの盛り上げに一役買った。
ねんりんピックは、高齢者を中心に国民がスポーツや文化交流を図るイベント。今年は初めて神奈川県で開催され、川崎市をはじめ県内各地でさまざまな催しがあり、延べ約62万人が参加した。
専大生は、川崎市の大師公園と等々力緑地で行われた関連イベントで活動した。
20221201ねんりんピック_グルメリポートを担当▲グルメリポートを担当

文学部ジャーナリズム学科の福冨忠和プロジェクトと同ゼミの3、4年次生は、「ねんりんピックかながわ2022サポーター」として、情報発信に取り組んだ。学生たちは普段からローカルテレビ局YOUテレビの番組「かわスキ」や、YouTubeチャンネル「Fortune TV」などでメディアコンテンツ制作・発信に取り組んでいる。

ねんりんピックでは開閉会式の模様や、野球やなぎなたなどの試合を撮影。また、カメラ片手にさまざまな催しやグルメなどをリポートした。両会場に編集ブースを設け、その場で編集作業を行い、SNSに動画を公開した。
グルメリポートなどを担当した4年次生は、「その場で撮影して原稿を作り、公開するといったスタイルは初めて。スケジュール通りにいかない中、臨機応変に行動しながら、商品の魅力を最大限に伝えることを意識した」と話した。

編集を担当した4年次生は、「twitterの動画は140秒と制限があり、みんなが撮影してきた動画を分かりやすくまとめることが難しかった。面白さに加えてスピードも必要で、いつもとは異なる環境だったが、これまでに培った経験を生かすことができた」と話した。

福冨教授は「これからは、SNSを活用した情報公開や作品制作の技術も必要になってくる。今回はそういったスキルを磨く、絶好の機会だった。また、学生が地域貢献をするきっかけにもなった」と話した。
20221201ねんりんピック_福冨教授のアドバイスを受けながらその場で編集▲福冨教授のアドバイスを受けながらその場で編集
20221201ねんりんピック_twitterでリアルタイムに情報を発信▲twitterでリアルタイムに情報を発信
20221201ねんりんピック_体験リポートをYouTubeに公開した▲体験リポートをYouTubeに公開し
齋藤実プロジェクトと同ゼミは、10月の川崎スポーツフェスタに続き、オリジナルスポーツ新聞を制作するブースを出展した。あらかじめ用意した新聞紙面風のファイルに、ブースを訪れた人から提供された写真をその場で取り込み、「日刊とどろき」として仕上げる。

今回は新たにオリジナルマガジン「Sports Graphic Nenrin」のフォーマットを用意し、来場記念となる世界で唯一の新聞・雑誌を作成した。2年次生は「仲間と一緒に、このような大きなイベントに携わることができてうれしい。地域の方々とも交流ができ大学生活の思い出になる」と語った。
20221201ねんりんピック_来場者に企画を説明する学生▲来場者に企画を説明する学生
20221201ねんりんピック_齋藤プロジェクトが提案した「Nenrin」▲齋藤プロジェクトが提案した「Nenrin」
ジャーナリズム学科の渡辺英次ゼミ、李宇韺ゼミ、小口貴久ゼミ、飯田義明教授と富川理充教授の教養ゼミの学生らは、「フィットネススコア計測コーナー」を設け、日本鋼管病院のスタッフと協働で敏捷性評価・体組成評価・動体視力測定を行った。

参加者は楽しみながら体を動かし、自身の体について理解を深めた。経営学部の2年次生は、「老若男女問わず多くの方が参加し、健康について理解を深めてもらうことができた。コロナ禍の2年間でインプットした知識を、こういった対面のイベントでアウトプットすることができ、あらためて学びへの理解が深まった」と話した。
 
また、等々力緑地のステージでは、全学応援団のチアリーディング部BLASTSが演技を披露。息の合ったダンスとスタンツで、来場者を楽しませた。
20221201ねんりんピック_動体視力測定を実施▲フィットネススコア計測コーナーでは動体視力測定を実施した
20221201ねんりんピック_体組織評価を担当する学生(奥)▲体組成評価を担当する学生(奥)
20221201ねんりんピック_子どもたちに大人気だったセンディ▲子どもたちに大人気だったセンディ
20221201ねんりんピック_チアリーディング部の演技▲チアリーディング部の演技

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