2020年 新学部・新学科紹介サイト
新学部誕生国際コミュニケーション学部
国際コミュニケーション学部
School of International Communication
神田キャンパス 新校舎
ことばが世界の人の役に立つ。
ことばが世界への扉を開く。
2020年度に誕生する最も新しい学部が、神田キャンパスの新校舎で学ぶ国際コミュニケーション学部です。言語・文化・歴史等の多彩な科目と多くの海外体験を通して真の国際性を養成。“国際化の進む日本で” “日本から海外に向かって”という2方向でのグローバル化が進展する現在に、 確かな国際理解をふまえて立ち向かえる人材を育てます。同じキャンパスの法学部・商学部と連携した科目も用意。より視野を広げることができます。
日本語学科
Department of Japanese Language and Linguistics
国際社会とのつながりを考えた、日本語のエキスパートをめざす

日本国内や海外の日本語学校で
日本語を学ぶ人たちの役にたちたい

「私は」と「私が」。
その違いを外国人にわかりやすく説明するには

外国人に日本語をわかりやすく教えたい

若者言葉の「ウザい」は
もともと方言だった。

スマホの変換機能には
日本語の最新成果が使われていた!

テレビ、雑誌、SNSで使われることばが気になる

顔文字やLINEスタンプも
「ことば」なのだろうか

国語科教員としての国語の魅力を伝えたい

国際的な視野で
深める日本語の先に、
どんなことばの海が
広がっているだろう

日本語には、古語から現代語、ドラマやインターネット・SNSなどで使われることば、地域や時代、世代の違いなど、多彩な研究対象があります。さらに文法論・音声学・音韻論・語彙論・意味論・語誌・日本語教育学・日本語情報処理など、対象のとらえ方も多様です。
日本語学科では、こうした日本語の持つ様々な特徴や性質に、学問的・理論的観点からアプローチします。また、国内外で増え続ける日本語教育等のニーズにこたえ、学ぶ側と教える側の両視点から日本語
習得のプロセスを理解し、日本語を科学的に分析する手法も修得します。
日本語のエキスパートとして、グローバル社会で活躍できる人材を育みます。
多彩なアプローチを通して
日本語そのものを深く探究する
1 年次では、まず研究の手法や日本語データの加工処理など、学びの基礎を養成。2 年次以降は、言語の歴史や現代語の研究、資料研究など様々な角度から日本語にアプローチし、ことばを用いたより良いコミュニケーションを考えていきます。また異文化コミュニケーション学科と共有する専門科目により、異文化や諸言語の理解を通した国際的視点で日本語を探究していけます。
海外での日本語教育実習や日本語の
プロによる協力講座を実施
日本語を母語としない人に教える日本語教師をめざす人向けに、「日本語教育実習」を韓国(約2週間)や、カナダ(約6週間)で実施。この他にも、メディアや言語研究機関で日本語学のプロの現場にふれる「日本語学応用実習」があります。また、新聞校閲やナレーションのプロなどによる協力講座など、多彩な学び方を提供します。
めざす進路や興味分野に応じた
7つの履修モデル
国際的な視野をもとに日本語を科学的に探究するために、学科では7つの履修モデルを想定しています。進路や学問関心に合わせて専門性を高め、身近な日本語への深い知見を涵養します。
国語教員志向型
中学校、高等学校の国語教員免許取得をめざすモデルです。教職課程の単位修得と並行しながら、古典語・現代語の幅広い教養を身につけ、日本語の奥深さと面白さを生徒に伝える能力を磨きます。
日本語専門職志向型
日本語の深い理解と造詣を背景にした専門職をめざすモデルです。校閲、ナレーション、放送、演劇など活躍の道は多彩。協力講座で見聞する第一線の人々のことばにも大きな学びがあるはずです。
社会言語学重点型
誰もが使うようになった業界ことば、交通網の発達によって広がったことばなど、言語と社会の驚くべき関係性をひも解くのが社会言語学。音声学や統計学の手法も駆使し、科学的に探究していきます。
コーパス日本語学重点型
例えば、“卵”“玉子”“たまご”の使い分けとは?膨大なデータを蓄積した日本語コーパスを活用し、古典から現代に至ることばの変遷を探究。日本語の全体像を知るとともに情報処理能力もつきます。
古典日本語重点型
古代から現代に至る日本語がどのようなメカニズムで変化してきたのかに関心を持つ人向けのモデル。文法の変化や、発音の変化による仮名遣いの混乱などを考察します。
日本語教師志向型
国内や海外で日本語を学ぶ人々に、ことばの意味や文法、表記などをわかりやすく伝える技術を学びます。一定以上の単位を修得すると、日本語学校就職時に提示できる修了証を発行します。
多言語学習重点型
日本語の言語学的な探究とともに、英語・ドイツ語・フランス語・ロシア語・スペイン語・中国語・アラビア語など多様な言語の学びを選択。語学力をつけると同時に、比較文化的な視点も養います。
異文化コミュニケーション学科
Department of Intercultural Communication
複数の外国語(英語プラス1言語)を身につけ、国際社会を多面的に理解する

鍛えた英語力を駆使して
将来は国際的ビジネスを

日本の中にある異文化と
どう共生していけばよいだろう

ダンスやからだの表現は
何を伝えるだろうか?

地球は広い。現地に飛び込んでこそ、
取り組むべき問題が見えてくる

フランス語、スペイン語、中国語・・・・・
ことばが話せれば、世界はぐんと身近になる

日本の文化を
海外の人に伝えたい

世界の国々の文化に関心がある

幅広いコミュニケーション力をつけたい

異文化を肌で感じ、
深く理解するために
本当に必要な力を
どう学びとるべきだろう

国内外ともに急激なグローバル化が進む現在、世界の諸文化の多様性と普遍性を知り、深い理解と共感を持ってコミュニケーションできる地球市民としてのあり方が広く求められています。
2020 年度新設の異文化コミュニケーション学科は、多彩な言語を学びつつ、全員が留学を体験。世界の地域や文化への知識を深め、幅広いコミュニケーション力をつけることで、貿易や観光、運輸、マスコミ、国際関係機関など国際的コミュニケーション力を必要とする様々な分野で活躍できる人材をめざします。

異文化を肌で感じ、
深く理解するために
本当に必要な力を
どう学びとるべきだろう

留学前に基礎から学ぶ多文化と
コミュニケーション
言語の習得だけではコミュニケーションは成り立ちません。1 年次には日本と世界の文化を基礎から学び、国際社会の多様性を把握します。また「ことば・身体・映像」では身体表現や映画・音楽など言語を介さないコミュニケーションについても学修。留学先での円滑なコミュニケーションと異文化理解を助けます。
英語ともうひとつの外国語、複数の言語を
使いこなせる力を身につける
英語の他、全員が、中国語・コリア語・スペイン語・フランス語・ドイツ語から希望の言語を履修。留学先として選択した外国語は高度な運用能力、もうひとつの外国語も十分な意思疎通ができるレベルの力を身につけます。加えて教養科目のインドネシア語・アラビア語・ロシア語・イタリア語、専門科目のチェコ語・ベトナム語を履修することで、さらに語学力に磨きをかけることができます。
異文化体験と語学力強化をめざし
世界各地の大学へ2年次前期の全員留学
2 年次前期には、全員がアメリカ・カナダ・中国・韓国・メキシコ・フランス・ドイツなどに留学します( 4~5か月間を予定)。その準備として1 年次後期は留学先の言語を強化。英語圏に留学する場合は英会話スクールとして定評のあるベルリッツ(Berlitz)の講師によるサポートも用意しています。帰国後は発表やディスカッションを通した「異文化交流ワークショップ」で、互いの異文化体験を共有します。また複数回の留学に関してもきめ細かくサポートします。
関心のある領域をコアにして
地球市民としての視野を広げる3 つの専門科目群
留学で身につけた外国語力をベースに、実践的コミュニケーション能力や、世界を複眼的に見る視点を養うため、外国語科目以外に3 領域の専門科目群を数多く用意。興味や目的に合った科目を自由に組み合わせて選択できます。各領域を横断的に学ぶことによって、異文化を真に理解し、新たな課題を発見できるカリキュラムです。
地域
世界各地の特色を深く探究
北米・ラテンアメリカ・ヨーロッパ・アジアなどの各地域について基礎から詳しく学修。さらに地域とテーマを絞った研究に進みます。留学先での経験をより発展した学びに結びつけることができるほか、世界各地の特性を知ることで、グローバルな問題について理解できます。
授業科目の一例
世界の文化を知る」「地域研究」「テーマ研究」
文化
横断的に異文化を理解
人々の移動や交流は世界をどう変えてきたのか? 地域や国を越えた文化の広がりを学びます。思想・宗教・環境・多文化共生などをキーワードに、歴史と現代文化を学び、多文化が交錯する現在の世界を読み解いていきます。文化の多様性と共通性を深く考えます。
授業科目の一例
「文化の衝突と融合」「思想と文化」「越境する文化」
コミュニケーション
多様なコミュニケーションのかたちを知る
言語習得の仕組みやことばと社会の関係を知るとともに、ダンス、演劇、武道、映画、音楽、写真など非言語コミュニケーションの多様なあり方を学びます。映像や身体表現を通した体験・受発信型の科目も多彩。実践的なコミュニケーション能力を高めます。
授業科目の一例
「ことばと心」「メディア文化論」「映像とコミュニケーション」
TOPへ