プロジェクト

地域活性化研究会 プロジェクト

「まちづくり懇話会」

プロジェクトの内容 石巻地域における震災後の「まちづくり」について話し合う場。本懇話会は、市民一人一人が持っている知識や知恵などを相互共有・学習し、それらを「まちづくり」に実践したり、あるいは行政など各方面に情報発信したりすることを目的としている。テーマは「生活と観光のまちづくり」を柱に、「歴史」「文化」「食」「物産」「産業」「コミュニティ」など「まちづくり」に関する問題を幅広く取り上げる。専門家に話題を提供してもらう第一部と、全員参加のワークショップ形式の第二部がある。月1~2回程度の開催。
主催 地域活性化研究会
代表者の連絡先 経営学部 教授 山崎 泰央
経営学部 教授 杉田 博

産学連携による水産復興ソリューションの開発

プロジェクトの内容 特定第三種漁港に指定されている宮城県石巻漁港は、大津波によって甚大な被害を受けた。魚市場は半分以上の建物が流失し、地盤も陥没・沈下した。漁港近隣地域に集積している水産加工会社も凍結冷蔵設備や生産設備が流失・損壊し、保有していた冷凍原料や製品は腐敗した。水産加工会社の中には事業の継続を断念し、従業員の解雇を決断する事業者も増えている。復興ビジョンの策定も重要な取り組みであるが、個別の事業者に対する具体的な支援を早急に講じなければ、廃業する企業や失業者が増加し、ひいては地域の産業構造が崩壊してしまうことも懸念される。当プロジェクトチームは、OEM生産に向けたマッチングや復興ブランドの開発、販路開拓支援など、石巻地域の水産加工会社と連携しながら具体的な産業復興策について研究することを目的としている。
メンバー 経営学部 教授  石原 慎士
経営学部 准教授 李 東勲
代表者の連絡先 経営学部 教授  石原 慎士
経営学部 准教授 李 東勲

仮設住宅に居住する買い物弱者に対する地域商店街・地域事業者のサービス創出に関する研究

プロジェクトの内容 仮設住宅の立地地域の中には、生活面における利便性が極端に低い地域も存在する。今後、高齢者や自家用車を持たない住民を中心に、買い物弱者や医療難民が増加することが懸念されている。地域の商店街は、古くからコミュニティの中に存在し、地域住民が要望する商品・サービスなどを提供してきた。健康面におけるサポートについても商店街の医師や薬剤師などがその役割を担ってきた。震災後の地域の問題や課題を解決していくためには、地域の事業者が積極的に行動し、新しいサービスを開発・提供していくべきである。そして、具体的な行動を展開していくことが、地域住民からの信頼を高め、ひいては商店街の持続的発展につながるものと思われる。本研究では、仮設住宅に居住する地域住民(買い物弱者)に対して、その実態を調査・把握し、地域の商店街が提供できる商品やサービスを検討しながら事業化していく手法について考究する。
メンバー 経営学部 教授  石原 慎士(代表者)
経営学部 准教授 李 東勲
代表者の連絡先 経営学部 教授  石原 慎士

石巻地区被災体験アーカイブ化と復興まちづくりに関する研究

プロジェクトの内容 被災地に立地する大学の責務として、被災体験を後世に残すために「被災体験アーカイブ」を作成する。被災者の体験した浸水状況や避難経路等の体験を聞き取り調査で収集し、近い将来、他地域で起こりうる大規模災害発生時の参考となる資料の蓄積を行う。
メンバー 経営学部 教授  関根 慎吾(代表者)
経営学部 教授  山崎 泰央
経営学部 准教授 竹中 徹
経営学部 助教  田村 真介
代表者の連絡先 経営学部 教授  関根 慎吾

3Dプリンタ活用による石巻市沿岸部の復元立体模型の製作に関する研究

プロジェクトの内容 建物や地形を立体的に製造できる3Dプリンタを活用して、震災前の石巻沿岸部の街並みを復元し、地域住民の復興のシンボルを製作する。石巻市民の「心の復興」の礎となる復元立体模型を製作する。無くなった地域とそこに住んだ人の思いを後世に残したい。
メンバー 経営学部 准教授 益満 環
代表者の連絡先 経営学部 准教授 益満 環
<連絡・お問い合せ先>
石巻専修大学 復興共生プロジェクト 復興共生プロジェクト担当
TEL:0225-22-7716 FAX:0225-22-7710
E-mail:kaiho((a))isenshu-u.ac.jp
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