概要・沿革
概要
情報科学センターの前身は、昭和37年1月に経営学部開設のために設置された電子計算室です。以来、情報科学センターでは、全学の教員・学生の研究・教育において情報通信技術(ICT)を積極的に活用できるようにするため、教職員が協働し計画を立て、ICTの発展にあわせた先端システムを導入してきました。汎用コンピューターの時代を経て、今日、主としてパソコン、ネットワーク、それらを支えるサーバー群から構成されるシステムとなっています。生田キャンパス9号館及び神田キャンパス1号館の情報科学センター事務室周辺に、全学学生が授業及び授業時間外にも使用できる端末室を設置しています。さらに、専門的な研究・教育を行う学科専用施設、CALL教室、図書館、キャリア形成支援課などにもパソコンを配備し、一体としたシステム運用を行っています。平成30年4月に導入した新システムでは、データ記憶装置にSSDを採用したWindowsⓇ10搭載パソコンを2,275台導入し、処理速度の向上を実現するとともに、最新のICTの取り込み、省電力・低発熱型機器の導入、仮想化技術によるサーバー統合等によるグリーンIT化も実現した大規模なシステムとなっています。
平成7年以降の学内LAN整備により、研究室からネットワーク接続が可能となり、無線LAN(IEEE 802.11ac)も学内随所で利用できるようになっています。ラーニングマネジメントシステムを導入することで、ネットワークを利用した学習支援が広く行われるようになっています。さらに、共有プリンターの拡充や、学生向けノートパソコン貸し出し等の新たなサービスを開始し、端末室以外でもICTを活用した学習を促進するようにしています。
教員・学生が、これらの設備を容易に使用できるよう、導入科目の授業運営、講習会の実施、マニュアルの整備にも努めています。
このようなシステムの導入により、コンピューター利用教育(情報リテラシー、データ解析、プログラミング、コンテンツ等)、専門教育、個人学習、教員の研究のためのコンピューター利用環境が、本学では整っています。
平成7年以降の学内LAN整備により、研究室からネットワーク接続が可能となり、無線LAN(IEEE 802.11ac)も学内随所で利用できるようになっています。ラーニングマネジメントシステムを導入することで、ネットワークを利用した学習支援が広く行われるようになっています。さらに、共有プリンターの拡充や、学生向けノートパソコン貸し出し等の新たなサービスを開始し、端末室以外でもICTを活用した学習を促進するようにしています。
教員・学生が、これらの設備を容易に使用できるよう、導入科目の授業運営、講習会の実施、マニュアルの整備にも努めています。
このようなシステムの導入により、コンピューター利用教育(情報リテラシー、データ解析、プログラミング、コンテンツ等)、専門教育、個人学習、教員の研究のためのコンピューター利用環境が、本学では整っています。
沿革
1961年11月 | OKITAC-5090を経営学部設立準備の一環として導入 |
1962年1月 | 電子計算室を神田校舎に設置 |
1966年4月 | IBM1440導入 |
電子計算室を生田校舎に移転 | |
1971年11月 | NCR CENTURY200導入 |
1974年6月 | FACOM MATEII教育サブシステム導入 |
1977年10月 | IBM 370/138導入 |
1979年4月 | 電子計算室を新1号館に移転 |
1980年10月 | NCR V-8455を主に事務処理用として導入 |
1982年10月 | HITAC M-180導入、心理学実験室と神田校舎にRJEステーション開所 |
1985年4月 | 電子計算機室(1980.6電子計算室より改称)が情報科学センターと事務計算センターに分離 |
1985年10月 | HITAC M-180増強、神田分室開所 |
1987年10月 | HITAC M-280D導入 |
1988年4月 | N-1ネットワークに接続 |
1990年2月 | senshu-u.ac.jpドメイン取得、JUNETに接続 |
1990年10月 | HITAC M-680H導入 |
1992年8月 | IPアドレス(クラスB)取得 |
1992年9月 | パソコンLANシステム導入 |
1993年9月 | 東京地域アカデミックインターネットに参加、インターネットに接続 |
1993年10月 | HITAC M-680H増強 |
情報科学センター内LANの整備 | |
1995年6月 | 学内基幹LAN(SAI-Net)年次整備計画開始 |
1996年10月 | HITAC M-680H増強(ネットワーク・サーバー) |
NTサーバー・クライアントシステム、HP-WSシステム導入 | |
ATM LANを情報科学センター内に導入 | |
1998年4月 | 120年記念館(生田9号館)施設開所、基幹業務およびサーバーを移転 |
クライアント・サーバーシステム更新(クライアント総台数:約1,100台) | |
学内基幹LANにATMを導入 | |
1999年4月 | 貸出用ノートパソコン360台導入 |
2001年4月 | クライアント・サーバーシステム更新(メインフレーム廃止) |
生田2室、神田1室 端末室増設 | |
入室管理システムによる夜間無人サービス開始 | |
2004年4月 | クライアント・サーバーシステム更新(クライアント総台数:約1,500台) |
生田2室 端末室増設、神田7号館端末を統合 | |
無線LAN全学導入 | |
生田・神田間キャンパス接続にダークファイバーを導入 | |
学内基幹LANのギガビット化完了 | |
グリッドコンピューティング運用開始 | |
VPNによる端末の遠隔利用開始 | |
2007年4月 | クライアント・サーバーシステム更新(クライアント総台数:約1,700台) |
無線LAN更新 | |
生田9号館2室 端末室増設 | |
生田4号館心理学科パソコン室を統合、心理学科システムを統合・更新 | |
2007年5月 | 生田10号館システム稼動 |
2007年9月 | 授業支援システム全学導入 |
2010年4月 | クライアント・サーバーシステム更新(クライアント総台数:約1,900台) |
無線LAN更新 | |
生田2室、神田1室 端末室増設 | |
クライアントOSにWindows 7を導入 | |
学生メールサービスにGmailを導入 | |
図書館情報検索システムを統合・更新 | |
2014年4月 | クライアント・サーバーシステム更新(クライアント総台数:約2,200台) |
CALL教室・図書館・就職課・地理学空間情報処理室の各システムを統合・更新 | |
クライアントOSにWindows 8を導入 | |
授業支援システム更新 | |
2016年4月 | 日本マイクロソフト社と教育機関向け総合契約(EES)を締結 |
2017年4月 | 無線LAN更新、eduroam参加 |
2018年4月 | クライアント・サーバーシステム更新(クライアント総台数:2,275台) |
学生貸出用ノートパソコン100台導入 | |
クライアントOSにWindows 10を導入 | |
トレンドマイクロ社との包括契約によるセキュリティ対策ソフトの提供を開始 | |
2019年9月 | 学内LANの整備・再構築 |
2020年1月 | 神田分室の窓口(事務室機能)を神田1号館2階に移転 |
2020年3月 | クライアント・サーバーシステム拡充(クライアント総台数:約2,400台) |
学生貸出用ノートパソコン100台追加導入 | |
神田10号館の図書館エリア、グローバルフロアを整備 |