成績評価、進級・修了要件

1 成績評価

成績評価については、科目ごとに(1)毎回の授業時間における予習内容や質疑応答を含む平常点、(2)講義期間中のレポートなどの課題、(3)試験結果(小テスト・中間テスト・定期試験)などの配点の割合をシラバスで明示しています。

成績評価は、1年次から3年次の各年次に配置された各科目について、あらかじめ設定された到達目標を基準として行い、次の8段階に区分しています。 本学の成績評価はGPA方式(各セメスターごとの成績を8段階に分けてポイントに換算し、総修得単位数(Fを含む)のポイントの平均値を算出)を採用します。修了するためには、修了単位数を修得し、かつ通算GPAが2.00以上であることが要件となります。
評価評点ポイント到達目標を基準とした内容
A100~904.00抜群に優れた成績
B+89~853.50特に優れた成績
B84~803.00優れた成績
C+79~752.50良好な水準に達していると認められる成績
C74~702.00妥当と認められる成績
D+69~651.50一応の水準に達していると認められる成績
D64~601.00合格と認められるが最低限度の成績
F59点以下0.00到達目標に達していない成績

2 進級要件

本法科大学院では上級学年へ進級する際に進級要件を導入しています。
(1)1年次から2年次への進級要件
  ①各セメスター(第1・2セメスター)の履修登録時に1年次配当の法律基本科目を全て履修登録すること。
  ②第2セメスター終了時に、第1セメスターと第2セメスターの履修科目の通算GPAが2.00以上であること。
  ③共通到達度確認試験の成績が各科目について全国の受験者全体の得点分布における上位80%以内であること。
(2)2年次から3年次への進級要件
  ①各セメスター(第3・4セメスター)の履修登録時に2年次配当の必修の法律基本科目(法学既修者の場合には、
   2年次の法学未修者のみが修得すべき必修科目を除く。)を全て履修登録すること。
  ②第4セメスター終了時に、第1セメスターから第4セメスターの履修科目の通算GPAが2.00以上であること。

なお、法学未修者は2年次と3年次へ進級する2回、法学既修者は3年次へ進級する1回、進級要件を課しています。

3 司法試験在学中受験資格

 司法試験法及び法務省令の改正により、令和5年以降の司法試験において、次の要件を満たすことで法科大学院在学中に司法試験の受験が認められます。
  ①2年次終了までに所定科目単位を修得していること
  ②1年以内に当該法科大学院の課程を修了する見込みであること
   ※所定科目単位として、法律基本科目の基礎科目を30単位以上、法律基本科目の応用科目を18単位以上、司法試験選択科目に係る科目を4単位以上と定められています。

4 修了要件

修了要件については、こちらをご覧ください。