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歴史地理学[担当:三河 雅弘]

ゼミナール名称 歴史地理学
研究テーマ 私は、過去の時点における景観やその変化、それらを含む地理的事象に関心があります。歴史資料(古文書・古記録・古地図)や遺構・遺跡などを地理学的な観点から分析し、研究しています。現在から近い時期を対象とする研究と異なり、資料が限定されますが、歴史学・考古学・民俗学の方法や成果を取り入れ、研究の進展を目指しています。
ゼミナール所属 文学部環境地理学科
学習内容 ゼミでは、過去の時点における景観やその変化、それらを含む地理的現象について研究します。研究のテーマは、都市や村落などの様々な景観、人々の行動や文化、古地図などを扱います。
ゼミの基本は、文献の講読・紹介、共通テーマの検討・報告、卒業論文準備報告です。学生は、報告や議論を通じて、歴史地理学の基本的な考え方や研究方法(地理学的な観点からの歴史資料の分析やフィールドワークなど)を学び、卒業論文の完成を目指します。
3年生は、研究の方法を学ぶとともに、興味・関心がある文献の講読・紹介を経て、卒業論文のテーマを決めていきます。その上で、資料の収集・分析やフィールドワークの実施が可能な地域を設定し、ゼミの時間外においてテーマやフィールドなどについての理解を深めていきます。また、ゼミの発表を行い、研究内容についての議論を行っていきます。そして、考察を重ねてゼミの進級論文を作成します。春休みには卒業論文の執筆に向けた調査や考察を行っていきます。
4年生は、卒業論文執筆に向けた調査や考察を重ねていきます。ゼミにおいて、調査や考察の結果を発表し、議論を繰り返しながら、さらに考察を深めていきます。そして、卒業論文を完成させていきます。
このほかゼミでは、休日などを利用した日帰り巡検や博物館見学、実習旅行・ゼミ合宿などを計画しています。また、個々のゼミ生には、テーマに即した研究の指導や進捗状況に応じた指導も積極的に行っていきます。
ゼミ生の人数 4年生1名 3年生8名 (2019年度)
開講日時など 木曜4限
卒業研究・卒業論文について 卒業論文必修
教員紹介 現在の研究テーマは、古代日本における景観や空間、前近代日本の地図です。私の研究テーマは、歴史学や考古学、民俗学などと密接に関わっています。そうした分野の人たちと関わりながら研究を進めています。

三河 雅弘[研究者情報データベースへ]

[2020年2月掲載]