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松尾治ゼミナール、書による中国・日本の芸術、文化、思想についての研究[担当:松尾 治]

ゼミナール名称松尾治ゼミナール、書による中国・日本の芸術、文化、思想についての研究
研究テーマゼミのテーマは中国「王羲之の書」日本「平安時代の書」「空海の書」をそれぞれ1年ごと3年間かけて書法、文化、思想を研究します。書の基本的な知識は、書道の専門科目で学んでいくと同時に、自主的に普段から古典臨書は行っておいたほうが良いでしょう。作品制作や研究レポート等が課題となります。
学習内容1年間を夏期休暇を挟んで、前半を史料調査と時代背景の研究に当てて作品について理解し、全員が研究発表をします。後半は名筆を臨書しながら各自の書法の技法を極めていき、最後は作品と研究レポートを作成します。
ゼミ生の人数男性2名、女性15名
開講日時など毎週火曜日2限
卒業論文・卒業研究卒業論文は書道に関するテーマで手掛けることになります。分類としては日本・中国書道史、書写書道教育、書の社会性、書の美について等多岐にわたります。ゼミ活動の研究や作品制作をとおして、方向性を見出すこともありますが、地元地域の書に関する発掘・調査も有効です。卒業論文のテーマが決まれば、それからは参考文献、工具書の準備になります。先ずは専修大学図書館の収蔵書籍はじめ首都圏の大学としては、国会図書館や竹橋の毎日書道図書館等施設を利用することもできます。加えて、神田の古書街で文献渉猟してみるうちに意欲的に執筆していけるようになるものと期待しています。早めの取り掛かりと不断の努力を忘れないで下さい。
ゼミナール合宿年に1回、2泊3日で夏期休暇(早めの時期)に行っています。合宿は全員参加を原則としています。
現地ならではの文化体験を行います。ただし、4年生は卒業論文にむけた具体的活動を中心に行います。
2016年:金沢、2017年:軽井沢(セミナーハウス)で実施しました。その他、京都、奈良、新潟等を予定しています。
対外活動などゼミナールの内容に関する展覧会や企画展が開催されてる場合は現地研修も行います。その場での数多くの発見や感動から、書作品制作の参考になる上、卒業論文のテーマが決まることもあります。
教員紹介書学書道史学会会員、全国大学書道学会理事、高等学校芸術科書道教科書執筆編集委員、公益社団法人全日本書道連盟会員、公益財団法人全国書美術振興会「日本の書展」招待作家、毎日書道展審査会員、公益財団法人独立書人団審査会員

松尾 治[研究者情報データベースへ]
1573008351778▲ゼミ合宿(金沢)
1573008351622▲ゼミ参考作品
1573008352293▲ゼミ後期(臨書)
1573008352054▲軽井沢セミナーハウスでの合宿(朝食)
[2018年3月掲載]