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ルネサンス・近代哲学ゼミナール[担当:伊藤 博明]

ゼミナール名称ルネサンス・近代哲学ゼミナール
研究テーマルネサンス・近代哲学
ゼミナール所属文学部 哲学科
学習内容ルネサンスと近代(15~17世紀)におけるヨーロッパ哲学の古典的著作、たとえば、フランシス・ベーコン『ノヴム・オルガヌム』、デカルト『方法序説』、パスカル『パンセ』、スピノザ『エチカ』について、綿密に読み解きながら、近代的哲学の思考方法を学びます。受講する学生には、担当箇所を決めて発表するなど、ゼミナールへの主体的な参加が求められます。
ゼミ生の人数2017年度の場合は、男性4人、女性1人の5名ですが、2018年度は十数名になるでしょう。
開講日時など火曜日2時限(2018年度)
卒業論文・卒業研究卒業論文を執筆する学生に対しては、早期から相談にのって指導します。また、ゼミナールの中で中間報告をする機会を設けます。卒業論文の内容については、本ゼミナールの研究テーマにはこだわらず、学生の自主性を重んじます。2017年度の卒業論文の題目は「軍歌『同期の桜』に込めた思いは何か?」、「ラッセル教育論から考察するいじめ問題」でした。
ゼミナール合宿受講学生と相談しながら、時期と場所を決定します。
教員紹介専門は芸術論・思想史。とくにヨーロッパの中世後期からバロック期にかけてのテクストとイメージの関係について研究しています。専大では「芸術学入門」、「芸術学概説」、「哲学特殊講義」などの科目を担当しています。また、朝日カルチャーセンターでは、「神秘思想」について講じています。著作としては、『ルネサンスの神秘思想』(講談社学術文庫)、『綺想と表象――エンブレムへの招待』(ありな書房)、『哲学の歴史4――ルネサンス』(中央公論新社)、『アート・ギャラリー10 象徴と寓意』(集英社)などがあります。

伊藤 博明[研究者情報データベースへ]
[2018年3月公開]