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陶磁文化研究室 [担当:高島 裕之]

ゼミナール名称陶磁文化研究室
研究テーマ博物館資料研究、物質文化、文化資源研究(陶磁史からみた交易のシステム)
ゼミナール所属文学部ジャーナリズム学科
学修内容博物館や文化資源、博物館に収蔵される資料の研究、資料収集のためのフィールド調査などをテーマとしています。様々な資料を「みる」ということの限界を知り、歴史的、文化的背景について、深く考えてみたい人におすすめの研究室です。研究発表、合宿調査での情報整理などを通して、4年次必修の卒業論文の作成へ向けて、学んでいきます。
ゼミ生の人数3年生2人、4年生1人(2026年度)
開講日時など毎週木曜日4限(2026年度)
卒業論文・卒業研究過去の卒業論文の論題は、「日本のモスク建築」「横浜外国人居留地にみる都市形成」「饗応空間に見る日蘭交流の実像」「ヨーロッパにおけるマイセン磁器の存在意義」「現代有田焼意匠の源流をたどる」「一般女性の服装にみる流行と外国文化への姿勢」「中国元青花の神獣文研究」「明末景徳鎮陶磁にみる日中文化交流」「ガラス製品はどのように変わってきたのか」「近代日本の社会情勢にみる白粉の変化と役割」「「地獄絵」の源流を探る」「MMORPG の仮想世界で生み出されてきたプレイヤーのコミュニケーション特性」「漫画『ゴールデンカムイ』にみるアイヌ文化の認識」「江戸小紋にみる庶民の装い」「地域文化遺産の可能性」「創業者の生涯から考えるシャネルのブランドコンセプト」「日本の美」「ロックンロールを定義する」「現代社会における「漫画文化施設」のこれから」「音楽にみるジェンダー問題」「岩手県花巻市・鍛冶丁焼の伝統技術」「史跡岐阜城跡の観光価値と地域振興」「観光化がもたらす地域振興」「日本におけるEV車普及の現状と課題」「長崎・三川内焼の土型」「ジェンダーレスからみたファッション」です。研究室のメインテーマである陶磁文化だけでなく、物質文化をキーワードとし、各人の関心に基づいた多様な内容となっています。
ゼミナール合宿現在、佐世保市教育委員会の協力を得て、長崎県佐世保市三川内(みかわち)地区で三川内焼(みかわちやき)の伝統的な技術に関する聞き取り調査を行なっています。三川内は有田、伊万里、波佐見などと共に、日本遺産「日本磁器のふるさと 肥前〜百花繚乱のやきもの散歩〜」を構成している窯場です。窯元で仕事をする方々に直接インタビューし、その伝統的な技術や技法、文化について、記録する調査を、夏期休暇中に「プロジェクトA」を受講する学生と協力して、進めています。
対外活動など2014年7月、2016年2月~3月、2023年1月~2月に合宿調査の成果を、サテライトキャンパスや生田2号館展示実習室で公開しました(「職人尽し―大学生がみた有田・今右衛門窯―」「有田職人尽くし―現在(いま)に活かす「伝統技術」―」「みかわち焼~つなぐ匠の技・平戸洸祥団右ヱ門窯~」)。また一連の成果は、『窯業聞き取り調査報告書』という形でまとめていて、報告書は大学の図書館にも収蔵されています。
OB・OGの進路一般企業、大学院進学。
教員紹介「陶磁器の考古学」を1つのテーマとして、ヒト・モノの移動を通しての文化交流・技術交流、交易を語る生産・流通・消費の遺跡・遺物に着目して、アジア陶磁史からみた交易のシステムについて研究しています。また文学部の科目の他に全学に開講された資格課程(学芸員課程)で、「博物館実習」「博物館展示論」を担当しています。

高島 裕之 [専修大学研究者情報システム]
ゼミナール紹介-文学部-高島裕之01▲有田・今右衛門窯での調査(2013年)
ゼミナール紹介-文学部-高島裕之02▲三川内・平戸松山窯での調査(2020年)
ゼミナール紹介-文学部-高島裕之03▲調査成果展示「みかわち焼~つなぐ匠の技・平戸洸祥団右ヱ門窯~」(2023年)
ゼミナール紹介-文学部-高島裕之04▲三川内・平戸藤祥五光窯での調査(2025年)
[2026年5月掲載]