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アジア史ゼミナール(インド、西アジア、東南アジア)[担当:志賀 美和子]

ゼミナール名称アジア史ゼミナール(インド、西アジア、東南アジア)
研究テーマ周縁の立場から歴史を捉え直し、現代世界の諸問題を可視化する
ゼミナール所属文学部・歴史学科
学修内容 歴史というものは、その時代に権力を有する者を中心に記述されてきました。その過程で、権力にとって都合の悪い存在は周縁に追いやられ、不可視化されてきました。しかし彼女ら彼らは、時に声を上げ抵抗し、社会変動の原動力の一端を担ってきました。アジア史ゼミナールでは、マイノリティや女性、被差別民などの周縁に追いやられた人々を可視化し、これらの人々の視点から歴史を捉え直すことを通じて、現代社会に潜在する問題点を剔出することを目指します。

 アジア史ゼミナールでの学修は、学生による研究発表を中心に据えています。グループでの「テーマ研究」と、個人による「研究発表」の2種類を実施しています。

 テーマ研究は、教員の専門であるインド近現代史を基軸として、毎年異なるテーマを設定します。「不可触民がみたガンディー」「インド民族運動の功罪」などです。学生は、学年横断的なグループに分かれ、文献を収集し、調査を行い、議論して、グループとして成果をまとめ、発表を行います。質疑応答や議論を通じて、対話能力・論理的思考力・情報処理能力も養います。

 研究発表は、学生が各自研究テーマを設定します。文献収集、先行研究の整理と仮説の設定、史料分析などの経過報告を行い、最終的には卒業論文の完成を目指します。
ゼミ生の人数30~40人(2026年度は、4年生12人、3年生14人、2年生12人)
開講日時など毎週木曜日4限・5限
卒業論文・卒業研究 歴史学科に所属する学生は、卒業論文が卒業要件の一つになっています。最初は、どのようなテーマを選べばいいのか戸惑う学生も多いのですが、ゼミナールの中で先輩の発表を聞き議論する過程で、自然と自分の研究テーマが固まってきます。教員も、漠然とした興味関心から具体的なテーマが見つかるようにアドバイスをします。
ゼミナール合宿 インド研修旅行を実施しています(参加希望者のみ)。重厚な歴史的建造物、熱狂的な信心が伝わる壮麗な寺院、活気にあふれた市中など、ダイナミックに変化しているアジアを、インドを通じて感じとることができます。
 ゼミ生の多くが初めての海外経験となりますが、インド研修旅行で強烈な印象を受け、改めて日本を客観的に見つめなおす機会としているようです。
OB・OGの進路大塚商会、成城石井、Yahoo Japan、HIS、ABCマート、さかたのたね、ノジマ、
経済産業省、農林水産省、北秋田市役所、船橋市役所、横浜市教育委員会、川崎市教育委員会、 立教大学大学院、他
OB・OG会不定期に卒業生の一部が集まり会食などを行っています。
教員紹介 インド近現代史が専門です。植民地支配の問題性はもちろん、独立運動や国民統合など肯定的に捉えられがちな事象に潜む問題性を、周縁におかれた人々の立場から再検討しています。

志賀美和子[専修大学研究者情報システム]
ゼミナール紹介-文学部-志賀-美和子ゼミ▲タージ・マハルの門の前で(2026年インド研修旅行)
[2026年5月掲載]