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会社法に関する現代的課題[担当:前田 修志]

ゼミナール名称 会社法に関する現代的課題
研究テーマ 会社法に関する実務的な問題や重要判例の検討
ゼミナール所属 法学部法律学科
学修内容 本ゼミの基本コンセプトは「商法・会社法に興味を持つこと」です。会社は現代の経済社会を動かす重要な主体であり、会社に関するニュースは日々いろいろな形で報道されています。本ゼミではこうした会社に関するニュースを手がかりとして、毎回のテーマを設定し、そこで起こっている問題について、参加者が「自分の考え」を持ち、意見交換してもらいます。まずは社会生活における会社の実態につき、「考えること」「感じること」。そこから会社法の深い理解につなげていくことが本ゼミの目的です。

前期中は、株式会社の定款や株主総会の招集通知、株主総会の動画などを使って、会社の実態に触れてもらうことを中心とした内容としています。日々、会社に関するニュースなどが報じられていますが、「今、会社はどのような問題を抱えているのか」ということに関心を持ってもらうことで、会社法への理解を深めてもらいます。基本的にはグループワークを通じてゼミ生間での議論を中心に実施します。

ゼミの中盤~後半では、毎年テーマを決めて、そのテーマに沿った内容についてゼミ生全員で学んでもらっています。2023年度は「設立」「上場」「解散・清算」をテーマとしました。普段会社法の授業では扱わない内容を採り上げながら、会社法の基本的な理解の確認もしてもらいます。後期には上記テーマについてグループ発表をしてもらうことで、1年間のまとめとしています。自分で調べること・考えることを通じて、商法・会社法の理解につなげること、それが本ゼミの目的です。
ゼミ生の人数 2023年度 男性10人、女性11人(ほぼ1対1の割合です)
開講日時など 毎週木曜日4限
卒業論文・卒業研究 卒業論文は義務ではありませんが、希望される方には指導します。なお、後期のグループ発表での報告が義務として課されます。
ゼミナール合宿 ゼミナール合宿は実施していませんが、ゼミ生の希望があれば検討します。
OB・OGの進路 一般企業、法科大学院
教員紹介 会社法を専門としています。主たるテーマは「株式会社の計算規制」と「M&A・親子会社」です。教員歴の大半を専門職大学院(法科大学院・会計大学院)で過ごしているので、司法試験・会計士試験受験希望者への指導経験が長くなりました。

前田 修志[専修大学研究者情報システム]
その他 参加者の希望があれば、企業法務の弁護士の方の講演を聞いたり、証券取引所などへの見学などの機会を設けたりします。
[2024年1月掲載]