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日常生活から民法を考える[担当:芦野 訓和]

ゼミナール名称 日常生活から民法を考える
研究テーマ 身近な設例をもとに、私人間の法律関係(民法上の問題)について研究し、法に基づいた論理的思考を養うことを目的としています。
ゼミナール所属 法学部 法律学科
学修内容 日常生活の中で法を意識することはあまりないかもしれません。しかし、私たちの日常生活はさまざまな法的関係により形作られています。たとえば、インターネットで日用品を購入した場合、その出品者(売主)との間では売買契約が締結されるほか、オンラインプラットフォームを利用するにあたっては、大抵は事前にオンラインプラットフォームを提供する企業(プラットフォーム事業者)との間で、たとえ金銭の支払がなくとも、利用契約を締結しています。
では、買った品物に欠陥があった場合、誰にどのような請求をすることが可能でしょうか?プラットフォーム利用契約の際に提供した個人データをプラットフォーム事業者は無制限に利用することを認めて良いでしょうか?
このゼミでは、このような日常生活を素材にさまざまな法的問題について民法の観点から研究していきます。
ゼミ生の人数 3年生:男性8名、女性3名 4年生:男性7名、女性4名
開講日時など 毎週金曜日4限
卒業論文・卒業研究 卒業研究、卒業論文は必須ではありませんが、ゼミ生が自主的に作成する場合には完成まで指導します。
サブゼミナール グループによる報告のため、授業時間帯以外でも、対面やオンラインを利用して積極的に活動しています。
ゼミナール合宿 現在はコロナ禍のため実施できていませんが、2023年度からは夏合宿を実施の予定です。
OB・OGの進路 2021年に始まったゼミであり、2023年3月に初めて卒業生が社会に旅立ちます。初めての卒業生の主な就職先は、地方公務員や不動産関係などの一般企業です。
これまで、駿河台大学(7年間)、明治大学(15年間)、東洋大学(13年間)でゼミを担当しており、それらを合わせると400名以上のOB・OGがいます。
これまでの進路先は、公務員(地方公務員から国家公務員まで様々)、金融機関(銀行・保険)、商社(総合・専門)、教育機関(教員・大学事務職員)、法曹(弁護士・裁判官・検察官)、司法書士、製薬会社、スターバックス、などなど多種多様です。
教員紹介 2022年から専修大教授として授業を担当しています。日本法の問題について、もっぱらドイツ法と比較しながら研究しています。国内での研究のほか、ほぼ毎年2~4週間程度ドイツに赴き、ドイツ人研究者との議論・研究も行っています。特に最近は、インターネット取引に関するEU法およびドイツ法を参考にしながら日本の問題について研究しています。

芦野 訓和[専修大学研究者情報システム]
その他 2023年度は他大学との合同討論会を予定しています。
また、外部講師を招いての講演会や、裁判所・弁護士事務所などの施設、裁判で問題となった場所などの見学も計画しています。
ゼミナール紹介‗法学部‗芦野訓和▲2022年度ゼミ集合写真
[2023年3月掲載]