自分たちの民法学習をメタレベルで考える[担当:中川 敏宏]
| ゼミナール名称 | 自分たちの民法学習をメタレベルで考える |
| 研究テーマ | 「ミンナで考える」民法学習方法 〜 いかにして有意義な民法学習経験をするか |
| ゼミナール所属 | 法学部 法律学科 |
| 学修内容 | わが国の民法典は、1100箇条以上のボリュームがあり、それを一定の水準まで修得するのは至難の業である。この難攻不落とも思える民法に対して、われわれは、どう挑むべきか。丁寧に条文を読む・判例を読む・教科書を読むことが必要であるのは言うまでもないが、本ゼミナールは、その挑戦において、どのような手法をとり、どのような意識をもって取り組むのかを、自ら考え、そして実行すること自体に、主たる目的を設定している。「つべこべ言わず、一通り、自力で読んでみたまえ」というプロンプト指示は、多様な個性から成るゼミナールという集合体において、あまりよい結果を得られないであろう。われわれは、どういうプロンプトを書けば、納得のいく成果を挙げられるであろうか。このような趣旨から、本ゼミでは、豊富なマンパワーと最新のアプリケーション・生成AI技術を活用し、さまざまな取り組みを行ってきた。民法典を構造化して(マップ化・ツリー化)、全体を見晴らしうることで、学習の便宜を図ったり、民法の条文を読み上げ音声にしたり、学習に不可欠な重要判例のデーターベースを構築したり、遊びながら学習できる民法歌留多を制作したり、と。さらに、AI技術の発展で、学習効果が高く、かつ学びの面白さを体感できるものも、容易に生み出せる環境も生じ、新たな試みも始まっている。このような様々な試みから生まれた成果物は、本ゼミナールの知的遺産であり、将来の本ゼミナール生へと引き継がれることであろう。2025年、生成AIは、驚くべき発展を見せた。その技術を活用したものとして、既存の民法歌留多のゲームアプリ化(民法の一部領域のみ完成)、Geminiと学ぶ令和の宅建民法(問題演習型アプリ https://sendynkgw.pigboat.jp/reiwa_takken_top.html )、AIゼミ生と学ぶ法学検定試験問題集・憲民刑(2026年4月完成を目指して鋭意活動中)。民法学習を取り巻く環境は、実に「明るい」。
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| ゼミ生の人数 | 2025年度:4年次生 17名(男14:女3)、3年次生 19名(男9:女10)、2026年度予定:4年次生 19名(男9:女10)、3年次生13名(男8:女5) |
| 開講日時など | 毎週木曜日4限 |
| 卒業論文・卒業研究 | 卒業論文は求めていません。毎年度、2つ程度の大きなProjectを立てて、協働して一定の成果物を生み出すとともに、その過程で得られた知識や技能をもって、個人の成果物を生み出すことを求めています。2025年度は、メンバーそれぞれが、様々なAIを活用して、特定の目的のための民法学習アプリを開発し、それをメンバー間で披露します。 |
| サブゼミナール | 本来のゼミの時間とは違う特定の時間に、メンバーが集まって学習するというサブゼミは、基本的に実施していません。もっとも、一定のプロジェクトの実現のために個々に課されたタスクがあり、そのタスク処理のため、メンバー間の協働作業が必要であることから、非対面のサブゼミが実施されることはありえます。 |
| ゼミナール合宿 | 合宿実施の提案や計画はあるのですが、最近は、なかなか実現できていません。 |
| 対外活動 | 毎年度11月末に実施される「法学検定」試験(Basic/Standard)の受験を必須としています。個々人が3年次にBasicに合格、4年次にStandardに合格することが目標ですが、ゼミナールとして団体受験すること自体に意義があります。これを通じて、ゼミナールとしての結束力を高めることができればと考えています。 |
| OB・OGの進路 | 様々。 |
| 教員紹介 | 日本・韓国との比較法的なアプローチで、民法を研究しています。 中川 敏宏[専修大学研究者情報システム] |
| HP | 【参考】2025年度新ゼミ生募集の際の、ゼミ紹介ページ https://sites.google.com/senshu-u.jp/nakagawasemi-recruitment/ |


[2026年1月掲載]