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アジアの国際政治と社会[担当:吉川 純恵]

ゼミナール名称 アジアの国際政治と社会
研究テーマ 本ゼミでは、アジア諸国の内政や外交、国際関係を学びます。受講生がそれぞれ研究テーマを選び、問題を主体的に考えるようになることを目指します。
アジア地域には、政治体制、経済規模、言語、宗教が大きく異なる国が数多く存在します。そのアジアでは近年、世界第二位の経済大国となった中国にいかに向き合うかをめぐって、各国の政策や立場が揺れ動いています。中国国内では中国共産党による一党支配体制は変わらないものの、貧富の差や民族問題などの社会問題が深刻化しています。一方でIT技術の発達や経済発展によって、中国の人々の生活や意識が大きく変化しています。
本ゼミの担当教員は中国外交、東アジアの国際関係を専門としていますが、ゼミでは幅広くアジアの国際政治、国際関係、各国の社会問題を扱う予定です。多様なアジアの諸問題を一緒に考えていきましょう。
ゼミナール所属 法学部 政治学科
学習内容 前期は、文献購読を通じ基礎的な知識を深めていきます。全員が事前に文献を読み疑問や考察をまとめます。ゼミでは担当者が報告したのちに全員で議論を行っていきます。具体的には、中華人民共和国の政治・経済・社会問題、香港、台湾、大韓民国の政治・社会などを学んでいきます。
ゼミ生の人数 3年生、4年生、それぞれ8~10名程度です。
開講日時など 毎週木曜日 4限
卒業論文・卒業研究 4年次には卒業論文に取り組んでいただきます(8,000~1万字程度)。3年次からテーマの選定に取り掛かり、4年次に1年をかけてテーマを絞り込んでいきます。これまでに「中国の廃棄物処理制度」「中国の義務教育」「韓国の合計特殊出生率低下の要因」「村山談話の分析」などをテーマとする論文が提出されました。
OB・OGの進路 公務員、IT企業、不動産会社など。
教員紹介
現代中国の外交を専門としています。報道機関で働いた後、中国の北京に留学し、現在も中国の外交や東アジアの国際関係を研究しています。

吉川 純恵[研究者情報データベースへ]
[2020年3月掲載]