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ドイツ憲法裁判所についての研究 [担当:大西 楠・テア]

ゼミナール名称ドイツ憲法裁判所についての研究
研究テーマドイツの戦後の司法史を振り返り、ドイツ社会において憲法裁判所が担ってきた役割を考える
ゼミナール所属法学部 法律学科
学習内容時代を区切って、それぞれの時期における憲法裁判所の判決を検討する。発表担当者には判例の要約・分析だけでなく、その時代においてその判決が持った意味について自分なりに考えて発表してもらいます。ドイツは日本と同様に第二次世界大戦の敗戦国であり、戦後社会を出発点としている点で似ています。しかしながら、特に90年代以降は「戦後」の枠組みではなく、ヨーロッパ統合やグローバル化という枠組みの中で分析した方が適切な現象が多く見られます。日本と比べて、憲法や裁判所が社会の中で持つ意義もかなり異なります。このドイツにおける司法の在り方を分析し、ドイツ社会を見つめることで、翻って日本法や日本社会についての洞察を深めることがゼミナールの目的です。
開講日時など水曜4限
卒業論文・卒業研究卒業論文の執筆は任意ですが、ゼミナールの2年間を総括するためにも、分析力や論理的な思考・文章力を養成するためにも、執筆を推奨しています。
教員紹介ドイツの公法が専門です。現在は難民危機後のドイツの民主主義や人口減少社会における移民法制の意義について研究しています。

大西 楠・テア[研究者情報データベースへ]
[2019年3月掲載]