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社会意識の研究を中心とするゼミナール [担当:嶋根 克己]

ゼミナール名称社会意識の研究を中心とするゼミナール
研究テーマ人間は個別の意識を持つと同時に社会生活を営む動物である。したがって私たちの行動は社会的に形成された意識によって規定されると同時に、私たちの社会は個々人の意識によって突き動かされている。このゼミナールは社会意識という観点から現代社会を理解し、分析しようとしている。
ゼミナール所属人間科学部 社会学科
学習内容ゼミナールは、論文構想、研究経過、執筆した論文を発表し、相互に批評することで進行している。したがって各自がはっきりとした問題意識を持ちながら研究、議論、執筆していく姿勢が必要とされる。卒業までに、入ゼミ論文(2年次秋)、自由論文(3年次夏)、卒業論文構想(3年次末)、卒業論文(4年次冬)などを執筆し、報告することが要求される。またディベートやプレゼンテーションなども適宜実施される。毎年夏合宿が実施されている。これらのプロセスを通して、①問題を発見する能力、②情報を幅広く収集する能力、③自分なりの解決策を考え抜く能力、④レポートや論文にまとめる能力、⑤自分の考えを他人に伝える能力、そして⑥他者とコミュニケーションする能力、を身につけることを目標とする。
ゼミ生の人数3年生11人、4年生8人、特別聴講生(ベトナム国家大学)2人 (2019年度)
開講日時など毎週金曜日4-5時限
卒業論文・卒業研究卒業論文必修(2018年度提出論文より一部掲載)

・「教師バーンアウト」の要因とその防止に向けた課題 -感情労働という観点から-
・非日常が生み出す集団的沸騰 -ハロウィンを通してみる日本社会の変容-
・労働する外国人との共生 -技能実習制度の改革に向けて-
・長時間労働是正に対する働き方改革と労働者の在り方 -一人一人に合った働き方が実現できる社会を目指して-
・希望を創造する教育の可能性 -リスク化した新学歴社会における希望格差-
・家族の個人化と「食」の変化 -共食から個食への歴史的変遷-
ゼミナール合宿夏期休暇中に3泊4日で開催
教員紹介学歴 埼玉大学教養学部卒業、同大学院文化科学研究科修了、中央大学文学研究科博士課程単位取得満期退学(文学修士)

主要著作(分担執筆)
『非日常を生み出す文化装置』(2001)
『死の社会学』(2001)
『Invisible Population』(2012)
『La Place des morts dans les megalopoles d'Asie orientale』(2013)
『Xây dựng xã hội phát triển bền vững: Hợp tác Việt Nam- Nhật Bản』(2018)他

嶋根 克己[研究者情報データベースへ]
その他学生部主催平成30年度懸賞論文受賞者
 ・鳴海 千夏「現代日本の非正規雇用問題―働きがいのある仕事をめざして―」
 ・鈴木 琴乃「「居場所」についての哲学的・心理学的考察―自己実現の視点から―」
 ・小林 拓海「電子書籍のメッセージ―文字メディアと電気メディア」

学生部主催平成29年度懸賞論文受賞者
 ・中村 優希「核廃絶に向けた日本の役割」
 ・岩崎 優花「日本の農林水産物・食品における輸出拡大ー日本食ブームを利用してー」
 ・山県 早紀「グローバル化におけるハロウィンの変容ーひとり歩きする日本らしさー」
 ・佐藤 有那「ダイバーシティにおける教育の在り方とはー自由な学びの場からー」
 ・高橋 怜「インターネットが開く高齢者の社会進出の可能性ー学生の年齢の多様化を目指すためにー」
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 ▲2018年10月開催公開ディベート

[2019年5月掲載]