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仕事の社会学ゼミナール[担当:勝俣 達也]

ゼミナール名称仕事の社会学ゼミナール
研究テーマわたしたちにとって働くという営みは、単に一定の仕事をして報酬を得るということだけではとらえきれません。仕事において、ものをつくったり人とかかわったりする中で、わたしたちはその営みにどのような思いや意味づけを与えているのでしょうか。あるいはわたしたちの仕事に対する評価や報酬はどのように決まっているのでしょうか。そして、これらの現象の背景にはどのような社会の仕組みがあるのでしょうか。社会学の観点から広く考えていきます。
ゼミナール所属人間科学部社会学科
学習内容本ゼミナールでは、以下のような学習内容を実施しながら、働くということについて社会学的にとらえる視点を養っていきます。
(1) 共通文献の購読 :
働くことについて社会学的にとりあげた共通の文献をゼミ生全員で読んで、自由にディスカッションを行います。今年度は若者の労働や格差社会、感情労働などをテーマにする予定です。
(2) 働く人へのインタビュー調査の実施 :
ゼミ生各自が、その仕事内容に関心をもった対象者を選び、自分の関心にしたがってインタビュー調査を行って、レポートにまとめてもらいます。仕事をする人の生の声を深く聞き出すことで、文献からは得られないリアルな学びの充実が得られます。
(3) 各自の問題関心にしたがった研究 :
ゼミ生各自が、主に働くということに関わるテーマを設定し、文献の購読やインタビュー調査を実施しながらレポートをまとめてもらいます。卒業論文に直接つながる学習です。
ゼミ生の人数4年生12人・3年生13人(2014年度)
開講日時など毎週金曜日4・5限(2014年度)
卒業論文・卒業研究人間科学部社会学科では卒業論文は必修です。昨年提出された卒論のタイトルの例は以下のとおりです。

テーマは自由に設定してもらっていますが、広い意味で働くということについて関わるテーマ設定をしているゼミ生が多いです。
「現代日本におけるコミュニティデザインの可能性」
「レジチェッカーの対応評価から見る感情労働の現状の考察」
「採用基準の言語化がもたらす影響とは―就職活動生の行動様式―」
教員紹介勝俣 達也[研究者情報データベースへ]
[2014年4月掲載]