韓国文学・文化研究[担当:崔 泰源]
ゼミナール名称 | 韓国文学・文化研究 |
研究テーマ | このゼミでは、近現代の文学や映像、音楽といった表現を手がかりに、韓国の歴史・社会・文化への理解を深めていきます。さらに、グローバル化の視点から韓国文化を「異文化」として捉え直すことも目指します。韓国文学やK-POP、日常生活や日韓関係など、コリア語圏のさまざまなテーマに関心のある方の参加を歓迎します。 |
ゼミナール所属 | 国際コミュニケーション学部 異文化コミュニケーション学科 |
学習内容 | 韓国文学や文化に関する日本語文献を輪読しながら、韓国社会や文化について議論を深めていきます。2025年度前期には、韓国社会や歴史に関する論文集や小説集を読み、原作小説と映画化作品を比較検討しました。また、ゼミ生が各自選んだ韓国小説のレビューを書いて紹介し合う活動も行いました。近年は韓国文学の邦訳が増えているため、2026年度にはさらに多くの作品を扱う予定です。後期は、食文化、K-POP、日韓関係に関する文献を通じて、それぞれの卒業研究テーマを深めていきます。座学だけでなく、見学や課外活動など、ゼミ生が主体的に企画・運営する実践的な活動も大切にしています。 |
ゼミ生の人数 | 2025年度16人(3年生10人、4年生6人) |
開講日時など | 毎週水曜日 5限 |
卒業論文・卒業研究 | 第1期生(2024年度)は、以下のようなような卒業論文を書きました。
「日韓の現状から考えるこれからの産後ケア ―宿泊型の産後ケア施設(産後調理院)の受容の検討から」 「韓国における日本アニメの受容の研究 ―日本大衆文化開放と現地化を通して」 「ジェンダーの観点から見た女性CAの現状と課題 - 過去と現在の比較による分析を中心に」 「韓国における独り飯文化の普及 ‐韓国社会の変化と日本食との交わりを通して」 「K-POP女性アイドルと女性ファンの相関性 ∼ミュージックビデオのスタイリングの観点から」 「韓流によって生まれたK-beautyの文化の創出 ∼インフルエンサーによる消費行動「共感」に着目して」 |
教員紹介 | 担当教員の専門は韓国近代文学で、韓国における近代文化の受容と変容に関心を持っています。 崔 泰源[専修大学研究者情報システム] |
[2025年10月掲載]