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コーパス日本語学ゼミナール[担当:丸山 岳彦]

ゼミナール名称コーパス日本語学 ゼミナール
研究テーマコーパス(言葉の大規模なデータベース)を使って、日本語の研究をしています。さまざまな書き言葉コーパスや話し言葉コーパスを検索・集計することで、母語話者でも分からない日本語の使用実態を、客観的に明らかにしていきます。また、自分たちの手でさまざまな日本語コーパスを作成し、分析に使っています。
ゼミナール所属国際コミュニケーション学部日本語学科
学習内容ことばの大規模なデータベース「コーパス」を使って日本語を研究する方法論を、「コーパス日本語学」と呼びます。本ゼミナールでは、現在、どのような日本語コーパスが世の中に存在しているのか、それらを使うとどのような日本語研究ができるのか、といった問題意識を持つことから始めます。その上で、コーパスを使った検索・集計のテクニックを実践的に学び、同時に、それらを効果的にプレゼンテーションする練習を積み重ねていきます。
また、先行研究を効率的に探す技術を学び、その上に自分の考えをどのように立論していくかについて、グループワークを中心としてディスカッションしていきます。3年間のゼミ活動の最終成果として、卒業論文を執筆します。
さらに、社会に出た後で役立つ知識やノウハウなどを学ぶ「社会科道場」を展開しています。毎年、2泊3日の夏合宿を実施しているほか、さまざまなイベントを企画・実施しています。
ゼミ生の人数2年生:12人、3年生:13人、4年生:13人
開講日時など毎週 水曜日、4限(2/3年生)・5限(4年生)
卒業論文・卒業研究3年間のゼミ活動の最終成果として、卒業論文を執筆します。既存の日本語コーパス(書き言葉コーパス、話し言葉コーパス、学習者コーパスなど)を分析した研究や、日本語コーパスを自作して集計・分析した研究のほか、大学入試に出題された評論文をコーパス化して「読みやすさ(リーダビリティ)」を測定した研究、国語辞典の語義記述の変遷をデータ化して分析した研究などもあります。
ゼミナール合宿2泊3日の夏合宿を実施しているほか、さまざまなイベントを企画・実施しています。
対外活動などコーパスに関する研究会(国立国語研究所など)に参加しています。
OB・OGの進路大学院、国語科教員、公務員、IT企業など
教員紹介2000年、神戸市外国語大学大学院外国語学研究科文化交流専攻単位取得退学。ATR音声言語コミュニケーション研究所、国立国語研究所言語資源研究系、オックスフォード大学客員研究員等を経て、2016年度から専修大学文学部日本語学科、2020年度から専修大学国際コミュニケーション学部日本語学科。博士(学術)。専門はコーパス日本語学。
丸山 岳彦[研究者情報データベースへ]
HP丸山岳彦ホームページ
丸山岳彦ゼミ_01▲ゼミ活動風景(神保町古書店街探検ツアー)
[2023年4月掲載]