日常生活の疑問を、経済学の視点から論理的に解明する[担当:真殿 誠志]
| ゼミナール名称 | 日常生活の疑問を、経済学の視点から論理的に解明する |
| 研究テーマ | 大学教育の目的は、自己教育の能力を獲得することです。日常生活で当然と受け取られている事象に対して新たな疑問を投げかけることから始めます。テーマを設定し、問題解決のために自身が持つ知識と疑問を全て明らかにし、漠然とした思考を文章化する練習を行います。その後、互いに疑問を共有し、調査を行い、思考を深める練習を行います。このプロセスを繰り返すことで、論理的思考力、発言能力、他者の意見をメモし質問する技術等を養います。これらのスキルは、将来的にどの職種においても必要とされる基本的な能力となります。そして、これらの訓練は論文作成の過程を通じて行います。 |
| ゼミナール所属 | 経済学部現代経済学科 |
| 学修内容 | ・4〜6月:論文作成方法を解説した学部生向け文献を輪読します。輪読を通じて、文献の読解方法や大意の把握方法を練習し、要約方法を学びます。あわせて、発表資料の作成方法と、口頭報告のためのメモ作成を練習します。
・4〜6月(並行):論文テーマを検討します。各人の興味・関心に合わせてテーマに具体性を持たせ、興味が持続するテーマへと磨きます。漠然とした個人の感覚を、他者に伝わるように言語化します。学生間でアイデアや疑問を出し合い、ブレインストーミングを行いながら、論文にふさわしいテーマに仕上げます。テーマを深める際には、経済学的要素を加味するよう指導します。 ・6〜7月:テーマに関する文献収集を始めます。テーマを細分化し、作業に落とし込むよう指導します。 ・9〜11月:細分化したテーマにもとづき、小さな疑問を調査し、短い文章を積み上げながら論文を作成します。論文としての文章形式などは、その都度指導します。短文を積み重ね、資料内容を引用しつつ文章をつないでいくことが最大の課題です。毎回、新たな疑問と調査内容を互いに報告・共有します。後期は作業進度に差が出るため、一律の課題は課さず、各人の進度に応じて個別に指示します。同時に、PowerPointで論文発表資料を作成します。12月中の完成を目指し、発表のリハーサルを複数回行います。 ・文献や収集資料の整理方法として、ExcelやGoogleドキュメントを活用する方法を指導します。論文ではグラフの使用を推奨します。必要に応じて、基本的な統計分析も指導します。 【2年生】経済学部の学生にふさわしいテーマを設定する。関連文献を検索・収集する。内容を理解したうえで報告する。文献から必要情報を抽出し、複数文献の情報を統合して、テーマに即して編集する。 【3年生】2年生の内容に加えて、資料を批判的に検討する。資料を読み上げることなく、用意したメモにもとづいて発表・報告する。論文にオリジナルのグラフや表を追加する。関連する経済理論を提示する。問題解決に向けた提案をする。 【4年生】2・3年生の内容に加えて、下級生に対して建設的なアドバイスをする。ホワイトボードを使いながら発表する。自らの主張に対する批判を想定し、再反論を準備する。 |
| ゼミ生の人数 | 2年生6名(男性5名、女性1名) |
| 開講日時など | 金曜日3時限 |
| 卒業論文・卒業研究 | 論文:2・3年生は進級論文、4年生は卒業論文を作成します。
テーマ例: ・インターネット社会における出版不況をどう乗り越えるか ・ICT教育導入の課題と、ICT教育と従来型教育の補完関係 ・TDRとUSJの課題と解決策 ・なぜ日本は開廃業率が低いのか ・日本のスポーツビジネスの成長:Bリーグの成功と企業スポーツ(ラグビー)の今後 ・持続可能な地方創生を成功させるために |
| OB・OGの進路 | 公務員、金融関係、外食流通産業等々 |
| 教員紹介 | 真殿 誠志[専修大学研究者情報システム] |
[2026年02月掲載]