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進化経済学・貨幣論ゼミナール[担当:西部 忠]

ゼミナール名称 進化経済学・貨幣論ゼミナール
研究テーマ <進化>の視点で現代の経済を理解し、現代貨幣制度、特に地域通貨や暗号通貨について調査や考察を行う。
ゼミナール所属 経済学部生活環境経済学科
学修内容 経済や経済学を<進化>の視点からとらえる「進化経済学」の方法論と理論を学習し,以下のようなテーマに沿って制度進化の現状や展望を考察する。
1.進化経済学の基礎理論(複製子,相互作用子,制度生態系,制度設計等)
2.戦後日本経済の進化,資本主義市場経済のグローバル化と脱工業化
3.家族・近隣コミュニティの縮小,ネットコミュニティの拡大
4.会社の変容(NPO, CSR,社会的投資,フェアトレード)
5.情報化やサービス化におけるイノベーション,人工物進化(DX,AI,3Dプリンタ,ロボット,アルゴリズム売買,サブスク)
6.投資の投機化・金融不安定化と投資の社会化(SDGs,ESG投資,インパクト投資)
7.貨幣の自由化・多様化(地域通貨,仮想通貨,デジタル通貨,CBDC等)
ゼミ生の人数 2年生4人、3年生4人、4年生4人
開講日時など 毎週水曜日3限、4限
卒業論文・卒業研究 ゼミの研究テーマに則った課題の卒業論文(20,000字以上)ないし卒業ゼミ論(20,000字未満)の提出が必要
サブゼミナール 水曜日4限(2、3年参加必須)
ゼミナール合宿 COVID-19以後、未実施
対外活動など 日銀グランプリ、神奈川産学チャレンジ等の学外課題プロジェクトにチームを結成して参加
OB・OGの進路 金融機関、商社、IT系企業、小売業、運送業、公務員等
OB・OG会 COVID-19以後、オンラインで実施
教員紹介 専修大学経済学部教授、北海道大学名誉教授、一般社団法人「専修大学デジタルコミュニティ通貨コンソーシアムラボラトリー」(通称グッドマネーラボ、goodmoneylab.org/)代表、一般社団法人「持続可能社会のためのコミュニティ通貨研究コンソーシアム」 (通称3C3S、www.3c3s.org/)代表。専門は進化経済学・貨幣論。1986年東京大学経済学部卒、同年、大内兵衛賞受賞。1989年カナダ・ヨーク大学大学院経済学研究科修士課程修了。地域通貨LETSの研究で柄谷行人に注目されてNAM(New Associationist Movement)の結成に参加、LETS-Qを創設した。地域ポイントに関しては、木更津市の「らづポイント」や三鷹市の「みたポ」の構築や運用に関して、専門家の立場から積極的にサポートを行っている。

西部 忠[専修大学研究者情報システム]
HP 教員HP:http://cc.fm.senshu-u.ac.jp/
ゼミHP:http://cc.fm.senshu-u.ac.jp/seminar/
その他 グッドマネーラボのインターンとして参加してもらい、多摩地区地域通貨たま、三鷹市のみたか地域ポイント、国分寺のぶんじ等東京近郊のさまざまな地域通貨についてレポートを作成してもらっています(goodmoneylab.org/)。
ゼミナール紹介_経済学部_西部忠ゼミ_01
ゼミナール紹介_経済学部_西部忠ゼミ_02
ゼミナール紹介_経済学部_西部忠ゼミ_03
ゼミナール紹介_経済学部_西部忠ゼミ_04
ゼミナール紹介_経済学部_西部忠ゼミ_05
[2025年01月掲載]