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国際経済の担当教員による、数式とグラフで経済を説明する近代経済学の理論系のゼミ [担当:小川健]

ゼミナール名称国際経済の担当教員による、数式とグラフで経済を説明する近代経済学の理論系のゼミ
研究テーマ~テーマ:テキストを作ってみよう~

このゼミでは最終的に経済学ないしはその関連のある分野について、教科書(テキスト)を作ることを念頭にしています。

基礎的な項目に関する勉強や、数式からグラフが描けるフリーソフトであるMicrosoft Mathematicsを始めとするコンピュータ・ソフトの使い方の練習などは、全てテキスト作成を目標に行われます。

⇒2015年度からのゼミ生には国際金融として、基本的な為替レートに対するあり方からユーロ、中国人民元などの外国の特徴的な通貨のあり方に至るまでを扱いました。
⇒2016年度からの生田ゼミ生には国際貿易や海外直接投資をより企業レベルなど個々の段階に落として学ぶために、国際経営を扱います。
⇒2016年度からの神田ゼミ生にはTPPを中心に貿易自由化について賛否や現実も含めて扱います。
ゼミナール所属経済学部国際経済学科
学習内容このゼミではある意味専修大学の開学の理念に立ち返る形で、テキスト作りを目標とした活動を行います。

ゼミが始まる時には、多くの学生が十分な知識を持っているわけではないので、まずはテキスト等を利用した基本知識の習得が中心になります。その学習の中で、テキストにこう書いていてくれればもっとよかったのに等を考えてもらい、その後で皆さんにテキストを作ってもらいます。

初めは輪読を中心とした発表を順番に行います。テキストは基本的に、講義担当者のカバーできる範囲で分野・内容について学生の皆様と相談して決めます。但し、そのテキストの理解に必要な副読本も併せて必要な範囲で何冊も用意します。

どう発表したらより理解がし易く、どうまとめたらより簡明になるか考えながら準備をして頂きます。発表では発表が当たっていない人にも分かるように説明し、当たっていない人には(のちのテキスト作成に使えるように)その内容をまとめ直して頂きます。また、理解に必要な経済数学、ミクロ経済学やマクロ経済学的な項目、n次・連立方程式の多くが解けて数式からグラフを描けるフリーソフトMicrosoft Mathematicsなどコンピュータ・ソフトの利用法の習得など、基本的な項目の説明も必要な範囲で行います。文書の書き方やPCでの電子メール(ビジネス・メール)の書き方等、基本的な技術についても必要な範囲で説明します。

一通りの内容習得ができた段階で、理解が追い付いていなかった項目を色々な本で改めて勉強し、テキストを作ります。専修大学は元々「日本語で経済学等の高等教育が受けられるように」の主旨を念頭に作られた経緯がありますが、その過程をある意味で追いかけ直す形になります。その中で疑問に思ったことを、理論面を中心に卒業研究などにつなげます。

テキストの最終的な形態は、HPを作っての公開や自費出版など、その出来と学生の希望、能力に合わせて決めます。

⇒2015年度からのゼミ生とは国際金融のテキストを作ることを最終目標にしています。
⇒2016年度からの生田ゼミ生とは国際経営に関するテキスト輪読を始めた段階です。
⇒2016年度からの神田ゼミ生とはTPPや貿易自由化に関する6種類の性質・立場の異なるテキスト輪読を始める段階です。
ゼミ生の人数2015年前期に始まったゼミで、初年度は2-3人程度です。まだ今は人数が少ないですが、学年に関係なく、本人のやる気を優先します。
開講日時など2016年度前期は生田が毎週水曜日4(-5)限、神田が毎週月曜日7限、但し必要性・学生との間での合意があればさらに増やします。
卒業論文・卒業研究テキスト作りやその学習過程を通して疑問に思ったことを卒業研究で取り組み、その成果をまとめた卒業論文として出す、という形を取る予定です。

もしこうした疑問が何も見つからなかった時は、テキスト作りを通して感じた経済学教育への提言などについてでも構いません。卒業論文などでの単位が必要な方には、他のゼミなどの教員に出しても恥ずかしくない水準まで成果を高めたうえでとなります。

どうしても書きたくない事情がある場合には卒業論文の強制はしませんが、ゼミ担当者としては、卒業論文を書くことを推奨いたします。卒業論文を除くと大学にいたことの証明は、在籍証明、単位証明、学士の学位証明(卒業証明書のこと)、卒業アルバム位しか無いのですが、何を学んだ、ということを証明できるのは基本的には卒業論文しかありませんので、卒業論文までつなげてほしいと思います。
サブゼミナール要求があれば検討いたします。2015年度前期に始まったばかりですので、まだ今の所はそうしたご要請は頂いていません。
ゼミナール合宿ゼミナール合宿の実施については実施するかどうかも含めて学生と相談して決めます。実施したくない声が強ければ行いませんし、実施すべき声が強ければ行います。

しかし、このゼミ合宿は行う場合、皆で楽しく過ごすゼミ合宿ではなく、本当にテキストを書き、読み合わせ、修正確認を打ち合わせるための「泊まり込み」のためを想定します。

⇒2015年度は2月に6泊7日の合宿を伊勢原セミナーハウスで行い、国際金融のテキスト書きとそれを通した卒業研究のテーマ決めなどを行いました。(通貨制度から各通貨、さらにはビットコインなどに至るまで)50冊位の国際金融とその周辺の近年の中古参考書等をAmazon等で揃えて参考にできるようにし、固定為替や変動為替等の基本的事項からユーロや中国人民元など特定通貨に至るまで範囲を設定し、テキスト作りの一部を行いました。1節をうまく書けなかった場合でも、学生自身が卒業研究のテーマを見つけるまで色々な資料をじっくり読み込む時間に充てました。
対外活動など担当教員がそうした人脈をまだ持っていませんので、対外的な活動(自治体との共同研究、課題解決型インターンシップ、インナー大会など)は今の所行っていません。

しかし、各項目の理解に繋がる様な話を聞く機会、例えば国際金融的な内容であれば、実際の為替レートでの外国紙幣との両替体験や、外国の株式/債券/生命保険等を想定した投資信託あるいは外貨預金などの口座開設に際しての説明を聞くなど、その項目の理解に繋がる内容であればできるだけ機会を設けて積極的に取り組んでいきたいと、現在各方面に依頼・模索中です。

⇒2015年度は国際金融をテーマにしていたため、生命保険の関係者を呼んで外貨建ての資産運用・生命保険などについて講演してもらいました。
OB・OGの進路2015年度前期に始まったばかりですので、まだOB、OGに相当する方がいらっしゃいません。
OB・OG会2015年度前期に始まったばかりですので、まだOB、OGに相当する方がいらっしゃいません。
教員紹介略歴:西暦1982年12月愛知県名古屋市生まれ(西暦2015年6月現在満32歳)。愛知県名古屋市出身。河合塾で1浪後、大学では理学部で数学を専攻する。学部時代から色々な学部の講義を積極的に聴講し、計7つの学部から卒業規定単位数の約2.5倍の単位を修得した後、大学院から経済学に移る。数学(中学数学・高校数学)と社会(中学社会・高校公民)の両方の教員免許を保有(35歳で免許更新に引っかかる予定)。博士(経済学)取得後、1年の(出身大学院のOB・OG会の支援を受けた)研究員としての事実上の就職浪人を経て、前任校の広島修道大学では経済数学やコンピュータ経済学を担当する、有期雇用の教員(助教:旧助手)として3年程務め、西暦2015年4月より現職。

専門:国際貿易論(理論)や経済数学で、近代経済学系に分類される。中間財貿易や(1つの生産方法で複数の種類の財が作られる)結合生産のあるリカード型経済における世界的に望ましい生産体制の解明、水産物を再生可能資源として捉えた再生可能資源の貿易(イメージとしてはマグロの貿易など)の理論研究、国際輸送と環境の関係の研究など。日本水産学会・水産学若手の会(特別委員会)・委員(2014年3月より、委員会正式創設時メンバーの1人)。

研究成果:Takarada, Dong, and Ogawa(2013, Review of International Economics)に掲載された国際的に共有された再生可能資源の貿易に関する研究が最主要業績。単著ではOgawa(2012, 2013, Economics Bulletin)等、多数国・多数財を念頭にしたリカード型貿易モデルの研究など。近年ではOgawa(2014, SSRN Working Paper)における、水産資源に対する産地での選好が各国内で割れた場合の貿易と技術的規制に関する研究など。Microsoft Mathematicsの経済学教育における活用に関する先駆的原稿(公開済み研究ノート)も2本持つ。2015年5月には情報科目の大学入試科目化を進めるイベントにパネリストとして呼ばれ、2016年3月には水産物の認証に関するミニシンポジウムの座長を務めるなど、関わる範囲を広げつつある。西暦2016年4月現在、水産物貿易で科学研究費補助金・若手研究(B)の支援を受けている(西暦2015年4月~2018年3月の予定)。

なお、教育上インパクトのある印象を残す必要があると判断した場合には、多少無茶なことでも行う場合がある。性格としては、「個性豊か」と説明すると昔からの知人には「知っているんだね」と言われる。EREミクロ・マクロ(2005年12月Sランク判定)、ニュース時事能力検定(2級)、ビジネス数学検定(1級合格(A))、eco検定など(マイナーなものも含めた)資格・検定も複数保有。
小川健[研究者情報データベースへ]
HP教員HP: http://takeshi-ogawa-123.nagoya
ゼミHPは成果物が出てから検討いたします。
その他n次・連立方程式の大半が求められ、式から直接2-3次元のグラフが描けて、MS Wordに整合的なフリーソフトであるMicrosoft Mathematicsの経済学教育での活用等も手掛けています。理論系の説明を行うときに数式が苦手で、という意味で説明が止まっていた場合にも使えるので、経済系の学部におけるFD研修などでも是非お呼び頂ければ幸いです。

2016年4/10(日)現在、2016年6/18(土)ー6/19(日)に名古屋大学で開かれる日本経済学会において、Microsoft Mathematicsの経済学教育における活用に関するイベントを有志の仲間と共に画策中。

2016年8/6(土)ー8/7(日)には2016年度の国際漁業学会・全国大会の専修大学・神田校舎にて行います。8/6(土)には水産物と貿易自由化についてあるシンポジウムを行う予定です。

国際経済の担当教員による、数式とグラフで経済を説明する近代経済学の理論系のゼミ

[2016年4月更新]
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