日本とアジアの経済発展や企業活動を歴史的な視点から捉える [担当:谷ヶ城 秀吉]
ゼミナール名称 | 日本とアジアの経済発展や企業活動を歴史的な視点から捉える |
研究テーマ | 日本とアジアの経済発展や企業の活動を経済史・経営史の学問領域から考察します。 具体的な研究テーマは、履修者と相談して決定します。 |
ゼミナール所属 | 経済学部経済学科 |
学修内容 | 「歴史=暗記科目」というイメージがあります。過去に起きた出来事を覚えても、今を生きる私たちには関係がない、歴史なんて役に立たない。歴史用語や年号を単に暗記するだけならば、歴史は人生の役には立ちません。でも、それは本当の歴史の学びではありません。大学における歴史研究の目的は、現在生じている、あるいは未来に生じるかもしれない問題の解決策を過去の教訓から引き出すことにあります。むしろ、現状解決型・未来志向型の学問だといってもいいかもしれません。このゼミでは、以上の観点から日本経済の発展過程を捉えることを目標としています。暗記は必要ありません。 この目的に接近するための手段としてこのゼミでは、毎年12月に開催される経済史・経営史合同ゼミ発表会(参加大学:専修大学・立教大学・東京都立大学・南山大学)での成果報告を目指して活動します。この発表会では、経済史・経営史を学ぶ他大学とのアカデミックな交流を通じて、幅広い人間関係を養います。そのほか、ゼミ合宿やフィールド調査なども実施します。 |
ゼミ生の人数 | 4年生10人、3年生12人、2年生12人(2020年度) |
開講日時など | 毎週月曜日4限(2・3年生)・5限(4年生) |
卒業論文・卒業研究 | これまでに提出された卒業論文のタイトル ・高度経済成長期における相模原市の都市化と住宅問題 ・高度経済成長期におけるトヨタの販売網形成 ・安定成長期における機械専門商社の機能と意義 ・戦後日本の住宅市場とハウスメーカーの競争構造 など |
サブゼミナール | 経済史・経営史合同ゼミ発表会の準備のために特に後期はサブゼミを開催する可能性があります。 |
ゼミナール合宿 | 経済史・経営史合同ゼミ発表会の準備報告とフィールド調査を兼ねて夏季休暇中に実施します。 2019年度は、箱根で実施しました。 |
対外活動など | 経済史・経営史合同ゼミ発表会を通じて他大学の学生と交流します。 |
OB・OGの進路 | 商社やメーカー、地方自治体などさまざまな業種で活躍しています。 |
教員紹介 | 谷ヶ城 秀吉[専修大学研究者情報システム] |


[2020年7月更新]