貨幣・金融の経済学[担当:坂口 明義]
ゼミナール名称 | 貨幣・金融の経済学 |
研究テーマ | 現代の経済を理解するには、通貨・銀行・金融市場・株式市場・外国為替といった貨幣・金融に関する知識が不可欠といえます。 本ゼミでは、現代経済に見いだされる大きな経済問題(例えば、金融危機、デフレ、財政危機、通貨統合)を取り上げ、その現状と行方を探りながら、貨幣・金融に関する経済学的知識を修得していきます。 |
ゼミナール所属 | 経済学部経済学科 |
学修内容 | 毎回のゼミは、報告者によるテキスト担当箇所の報告と、それを踏まえた討論によって進められます。 前期には、概括的なテキストを取り上げます。後期は、現代経済の諸問題を扱った研究書または一般書を読み進めていきます。 2015年度は、デフレ問題とその克服について考えることを主なテーマとし、以下の本を輪読しました。 ・小幡績『円高・デフレが日本を救う』ディスカヴァー携書、2015年。 ・島原原『積極財政宣言――なぜ、アベノミクスでは豊かになれないのか――』 新評論、2015年。 ・櫻川昌哉・宿輪純一『金融が支える日本経済――真の経済戦略を考える――』 東洋経済新報社、2015年。 ・日本経済新聞社編『中国バブル崩壊』日経プレミアシリーズ、2015年。 |
ゼミ生の人数 | 2015年度:16人(2~4年次合計) |
開講日時など | 毎週木曜日4限 |
卒業論文・卒業研究 | 毎年、ゼミナール論文を執筆・提出することを義務づけています。テーマは、各自が経済・政治・社会の領域から関心あることを設定します。提出された論文は「ゼミナール論文集」にまとめています。 2015年度に提出されたゼミナール論文から、いくつかテーマを紹介しておきます。 ・消費税増税について ・奨学金制度の闇 ・日本国債の破綻・暴落について ・雇用劣化と格差社会――問題とその解決―― ・東日本大震災後の復興政策 ・大企業の内部留保について |
ゼミナール合宿 | 夏と春の年2回、大学のセミナーハウスを利用して、ゼミ論の指導を中心とする合宿を行っています。 |
OB・OGの進路 | 金融機関、証券会社、製造業、小売業、教員など。 |
教員紹介 | 坂口 明義[専修大学研究者情報システム] |
HP | http://www.isc.senshu-u.ac.jp/~the0698/ |
[2016年3月掲載]