植物の多様性と環境適応 [担当:吉江 文男]
ゼミナール名称 | 植物学入門ゼミナール |
研究テーマ | 植物の多様性と適応 |
ゼミナール所属 | 教養ゼミナール |
学習内容 | 生命の誕生以来、生物は自然環境による淘汰を受け続けているので、生き残っている生物は環境に適応した様々な形や暮らしをもつようにできています。そのため、この多様性と適応を知ることは、生物が進化の産物であることの理解に直接つながります。 植物の形や暮らしも多様性に満ちています。植物全体の形、根茎や休眠芽の形、花や葉の形、雄しべや雌しべの形、花粉の形、また植物の生長期間や休眠の深さ、寿命、開花時期、種子の散布時期や発芽時期の多様性など数え上げるときりがありませんが、この多様な形や暮らし方を見てゆくと、動けない植物が実に様々な方法で環境にうまく適応しているかがわかります。しかし、実際にはこのような多様性そのものについて我々自身知らないことや気づいていないことが多いのではないかと思います。 このゼミでは、身近な植物を対象に植物の多様性と環境適応を学びます。今年は、キャンパスと生田緑地の植物の和名や学名の由来のアルバムレポートを共同で作成すると共に、観察や実験、文献紹介などを通して植物の環境適応を理解してもらいます。 |
ゼミ生の人数 | 男性3人(4年生2人、3年生1人) |
開講日時など | 毎週月曜2時限 |
卒業論文・卒業研究 | 卒業研究、卒業論文は行っていません。 |
教員紹介 | 植物生理生態学を研究しています。 吉江 文男[研究者情報データベースへ] |
[2017年10月更新]