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財務会計と企業経営の総合分析[担当:菱山 淳]

ゼミナール名称 財務会計と企業経営の総合分析
研究テーマ 企業が作成する財務諸表には、たくさんの数値(金額)が記載されています。そのため、会計はカネの計算だと誤解する人がたくさんいます。しかし、財務諸表には数値が書いてあるのではなく、数値で企業活動が書いてあるのです。企業活動の真の姿を知るためには、会計の知識が不可欠であるといわれるのはこのためです。このゼミでは、データベースを駆使して東京証券取引所に上場するおよそ3000社の企業の財務諸表から、企業の経営実態を読み取る活動をしています。
ゼミナール所属 商学部会計学科
学修内容 通常の講義で学習する財務会計の内容を出発点として、財務会計の主要論点を学びます。その学習をもとにして、毎年12月に実施する他大学との合同研究発表会に向けて、研究論文を作成します。
2年次:論文作成の方法について学ぶとともに、3・4年生を助ける形で論文執筆に参加します。
3年次:論文執筆の主力メンバーとして論文作成をけん引するとともに、後輩の指導を行います。
4年次:2・3年生を教え導く役割として論文作成を統括していきます。

3年間にわたり論文執筆を行い、合同研究発表会でプレゼンと討論を行うことが、このゼミの最大の特徴です。
ゼミ生の人数 毎年10名を募集しています。
開講日時など 木曜3・4限
卒業論文・卒業研究 「学修内容」に記載した通りです。
サブゼミナール 論文執筆直前は、ゼミ以外の時間に学生同士が集まり協力して作業を行います。特定の曜日時限を定めてはいません。
ゼミナール合宿 コロナ前には、毎年夏休みにゼミ合宿を行っていました。現在は行っていませんが、学生の希望があれば再開します。
対外活動など 毎年12月に他大学の会計学ゼミと研究発表討論会を開催しています。
OB・OGの進路 学生の卒業後の進路に、特定の分野への偏りはありません。会計を学べはどのような分野でも対応可能です。
OB・OG会 コロナ以前には定期的にOB/OG会を開催していましたが、現在は行っていません。
教員紹介 私の研究テーマは制度会計論です。そのうちのIFRS制度化論をメインの研究ターゲットとしています。ここ10年は、リース会計基準の制度化に係る研究に、可能な限りの研究資源を集中してきました。そのほかには、会計学教育について本格的に研究してみたいと思っていますが、なかなか時間がありません。あと5年ぐらいして、今の研究にめどがついたら取り組みたいと思っています。

菱山 淳[専修大学研究者情報システム]
[2024年1月掲載]