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マーケティングおよび消費者行動に関する調査・研究 [担当:奥瀬 喜之]

ゼミナール名称 奥瀬喜之ゼミナール
研究テーマ マーケティングおよび消費者行動に関する調査・研究
ゼミナール所属 商学部マーケティング学科
学習内容 マーケティングおよび消費者行動の理論を学んだ上で、商品企画と実証研究(調査データを論拠とした研究)を行います。マーケティングリサーチの一連のプロセスの経験を通じて、論理実証主義的な考え方を学んでいきます。

2年次はマーケティング、消費者行動の理論および統計分析ソフトウェア(SPSS)についての学習とグループワークが活動の中心となります。希望があれば外部のコンテストに参加します。

3年次は、本ゼミでの消費者行動や調査手法に関する学習と並行して、サブゼミとして全国の大学(法政、日大、神戸、関西学院、南山など)の30以上のゼミが参加する商品企画アイディアコンテストの「Student Innovation College(Sカレ)」に向けた活動を行っていきます。

4年次は卒業研究として、関東の大学(早稲田、慶應義塾、立教、横浜国立など)の10以上のゼミが参加するグループ研究コンテストの「関東学生マーケティング大会」に向けたグループ研究を行っていきます(個人研究を希望する学生は個人で研究を進めていきます。)

合同ゼミも行います。2020年度は3年次は日大、高崎経済、4年次は明治学院大との合同ゼミを、現時点では予定しています。ゼミのOB・OGや企業の方をゲストスピーカーとしてお招きすることもあります。最近では、資生堂、東急エージェンシー、大正製薬の方にお越し頂いています。
ゼミ生の人数 2019年度は、2年生16名(男性3名、女性13名)、3年生21名(男性10名、女性11名)、4年生15名(男性6名、女性9名)、大学院生5名(M1が2名、М2が3名)で活動しました。
開講日時など 2年生:木曜5限(後期のみ)、3年生:木曜4限、4年生:木曜3限。合同で行うこともあります。
卒業論文・卒業研究 「関東学生マーケティング大会」のグループ研究もしくは、個人研究を卒業研究とします。
サブゼミナール 3年次のSカレに向けた活動はサブゼミとして行います。日程を調整の上で行います。
ゼミナール合宿 春合宿(原則として2年生のみ)と夏合宿(全学年)を実施します。これまでは軽井沢、箱根、伊勢原、伊豆などで合宿を行いました。合宿では研究等の発表の他、工場見学、BBQなどを行ったりして親睦を深めています。

3年次のSカレでは報告会のため、関西方面、名古屋方面に行くこともあります。
対外活動など 現在は、3年次にStudent Innovation College(Sカレ)、4年次に関東学生マーケティング大会に参加しています。学生の希望により、ベースボールビジネスアワードなどのコンテストにも参加しています。これまで、SPSS OPENHOUSE研究奨励賞懸賞論文、NTTデータ解析コンペティション、神奈川産学チャレンジプログラム、鎌倉市まちづくりプランコンテスト、野村総研マーケティング分析コンテストなどにも参加しています。

合同ゼミも随時行っています。これまで、小樽商科大学、東京都立大学、横浜市立大学、青山学院大学、学習院大学、慶應義塾大学、日本大学、拓殖大学、立正大学、明星大学、高崎経済大学、明治学院大学のゼミと合同ゼミを行いました。
OB・OGの進路 小売、卸、製造、金融など就職先は多岐に亘ります。SE、市場調査業務に関わっている卒業生、他大学の大学院に進学した卒業生もいます。

2019年度卒業生は、資生堂、伊藤園、クラブツーリズム、ドンク、アーバンリサーチ、日鉄物流、大和製罐などに就職しています。
OB・OG会 8月下旬もしくは9月上旬に、各学年の活動の進捗報告会とOB会を兼ねた「ゼミフェス」を行っています。他学年やOB・OGとのつながりを築く機会の1つとしています。

ゼミの時間にOB・OGに来てもらい、近況報告や、ゼミや大学で学んだこと、経験したことが仕事でどう役立っているかなど、話してもらうこともあります。
教員紹介 都内の大学院で博士課程の2年目まで過ごし、北海道の国立大学で3年間助手をした後、2002年に専修大学に着任しました。消費者の一連の行動について、消費者行動研究の理論と統計的な手法を用いて研究しています。最近は忙しくなってきましたが、めげずに研究を続けていこうと思います。

自分の学生の頃を振り返ると、ゼミ、部活動、アルバイトが中心の生活だったように思います。

部活動は陸上競技部に所属していました。箱根駅伝予選会に出場したり、100kmのレースを完走したり、……ともかく馬鹿みたいに体力がありました(今は恩返しのつもりで、競技会の審判員をしたり、母校の陸上競技部後援会のお仕事をお手伝いしています。)

また、大学図書館や計算機センターのインストラクター、塾講師のアルバイトの経験は、現在の「教える」という仕事につながっている気もします。

あえてゼミ以外について書きましたが、20年以上たって振り返っても、充実した密度の濃い学生時代だったなと思います。皆さんも同じような思いで大学を卒業してもらえたらと思います。

奥瀬 喜之[研究者情報データベースへ]
HP
その他 これまでの主な対外的な活動の成果は下記の通りです。

2003年度:SPSS OPENHOUSE研究奨励賞にてポスターセッション論文に選出。
2006年度:『日経広告研究所報』に論文(学生論文)掲載。
2009年度-2011年度:3年連続でベースボールビジネスアワードにて優秀賞受賞。
2010年度:関東10ゼミ討論会(現在の関東学生マーケティング大会)にて優秀賞、論文賞受賞。
2011年度:神奈川産学チャレンジプログラムにて優秀賞。
2015年度:鎌倉市まちづくりプランコンテスト優秀賞。
2016年度:Student Innovation College(Sカレ)「枡技術商品」部門1位、毎日新聞社賞。
2018年度:Student Innovation College(Sカレ)「介護福祉に役立つマグネット」部門、コンセプト1位、「パチッと止めようクリップで!」部門1位。
2019年度:専修大学学内懸賞論文コンクール鳳賞(最優秀賞)、優秀賞。Student Innovation College(Sカレ)「介護福祉に役立つマグネット」部門、「簡単設置の避難所ブース」部門コンセプト1位。"

これらの成果を受けて、2006、2009、2010、2011、2019年度、商学部学部長賞、2011、2015、2016、2018、2019年度、商学部学部長奨励賞、2016年度、専修大学育友会奨励賞を受賞しています。
1573004960394▲ゼミ合宿での発表の様子
1573004960321▲Student Innovation College 終了後の集合写真
1573004960796▲端末室でのコンピュータ実習の様子
1573004960573▲ゼミの後に撮った集合写真
[2020年3月更新]