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デジタルイノベーションとアントレプレナーシップ[担当:足代 訓史]

ゼミナール名称 デジタルイノベーションとアントレプレナーシップ
研究テーマ デジタルイノベーション(デジタル技術を使用した革新的な製品・サービスやビジネス)を生み出そうとする能動的な姿勢や行動パターン(アントレプレナーシップ)について研究しています。
具体的には、「ビジネスの仕組み」を解き明かすための考え方である「ビジネスモデル」に関する学修を行い、事業の分析力と構想力を身につけます。
ゼミナール所属 経営学部ビジネスデザイン学科
学修内容 上記の「研究テーマ」で記した「事業の分析力」に関しては、受講者が身近なデジタルノベーションの事例(例:Instagram、TikTok、Airbnb、Timee、Spotifyなど)を選択し、その製品・サービスのヒットの理由や収益獲得の仕組みをチームで調査・研究します。一方、「事業の構想力」に関しては、まず、プラットフォームや製造小売、サブスクリプションといった、近年着目されるビジネスのパターンを50個近く身につけます。そのうえで、あたかもトランプのカードの組み合わせのように、それらのパターンを組み合わせることで、新規ビジネスや新規サービスを構想していきます。その際、学外の企業や組織との連携による活動を行います。
ゼミ生の人数 3年生13人、4年生12人 ※2025年度
開講日時など 毎週木曜日4限・5限
卒業論文・卒業研究 4年時には各自で卒業論文を執筆します。理論を用いた研究だけでなく、実践的研究を行うこともでき、自身の関心のあるゼミ関連テーマを自由設定します。
サブゼミナール 必要に応じ都度実施しています。
ゼミナール合宿 これまで、先進的なスタートアップ支援を行っている福岡市の取り組みの実地調査、富士市におけるフィールドワークを合宿を通じて行っています。
対外活動など 2024年度には静岡県富士市とのコラボレーションプロジェクトを実施し、同市の産品や観光名所に関するプロモーション動画の作成やコンセプト策定を行いました。また、経営コンサルタントの方やソーシャルアントレプレナーの方にゲスト講義にお越しいただき、事業創造の勘所や仕事の醍醐味をお話いただきました。
OB・OGの進路 コンサルティング、IT・通信・インターネット、人材、金融、食品、公務員など多様な分野に就職しています。
OB・OG会 2023年度に本学で新規開講されたゼミのため、今後卒業生が増えてくれば実施の予定です。
教員紹介 早稲田大学商学部卒業。早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(商学)。株式会社日本総合研究所で主にテクノロジー・メディア・通信分野の経営コンサルティング・政策立案支援業務に携わった後、早稲田大学商学学術院助教、拓殖大学商学部准教授、ブリティッシュコロンビア大学アジア研究所客員准教授などを経て、2023年4月から現職。
専門は、競争戦略とイノベーション、アントレプレナーシップ。主にデジタルビジネス分野を対象に、ビジネスモデルの進化や競争力低下のメカニズム、事業創造のプロセスに関する研究を行っている。近年は、伝統産業のファミリービジネスにおける事業革新や戦略的意思決定にも関心を持ち、調査を続けている。
これまで、論文として「プラットフォームの独自性の変容」(『VENTURE REVIEW 』単著)、「CGM型プラットフォームにおける規模追求がもたらす慣性」(『日本経営学会誌』共著)、書籍として『ビジネスモデル』(SBクリエイティブ、共著)、『1からのアントレプレナーシップ(第2版)』(碩学舎、分担執筆)などの研究成果を発表している。

足代 訓史[専修大学研究者情報システム]
HP
ゼミナール紹介_経営学部_足代訓史ゼミ_01▲教室での集合写真
ゼミナール紹介_経営学部_足代訓史ゼミ_02▲福岡市のスタートアップ支援施設見学
ゼミナール紹介_経営学部_足代訓史ゼミ_03▲富士市でのフィールドワーク
ゼミナール紹介_経営学部_足代訓史ゼミ_04▲富士市へのコンセプト動画のオンラインプレゼン
[2025年4月掲載]