マーケティング戦略の分析と提言[担当:中村 世名]
ゼミナール名称 | マーケティング戦略の分析と提言 |
研究テーマ | 市場(消費者・競争・パートナー)の分析結果を踏まえて優れたマーケティング戦略を立案し、それらを論理的・説得的に伝えるという演習を通じて、マーケティング力不足が指摘される日本企業に求められる人材を養うことを目指しています。 |
ゼミナール所属 | 経営学部 ビジネスデザイン学科 |
学習内容 | 中村ゼミでは以下のような活動に取り組んでいます。それぞれの活動のアウトプットの場として、学内の報告会や外部のコンテストを積極的に活用するのが中村ゼミの特徴です。3年次には1年間で3つのコンテストに挑戦し、実践的に分析力・提言力を鍛えています。
[ケースの分析と提言] 現実の企業が抱える課題の本質を分析し、解決策を提言する演習を行っています。例年、演習の一環として、「販促コンペ」というビジネスコンテストに挑戦しています。 [データの分析と提言] 市場(消費者・競争・パートナー)に関するデータを収集・分析し、結果に基づいて新しい製品やサービスを提言する演習を行っています。分析には統計解析ソフトの「R」を使用しています。例年、演習の一環として、「データビジネス創造コンテスト」と「BranCo!」というビジネスコンテストに挑戦しています。 [卒業研究] 3年次のコンテストの経験を踏まえて、4年次には、マーケティング現象・戦略に関する独自のアイデアを提言し、アイデアの妥当性をデータを用いて検証し、その結果を卒業論文としてまとめるという課題に1年間かけて取り組みます。例年、演習の一環として、毎年12月に開催される経営学部ゼミナール連合会主催の合同卒業論文報告会で卒業研究の成果を発表しています。 |
ゼミ生の人数 | 例年、人数は各学年12名前後、男女比はおおよそ半々です。 |
開講日時など | 本ゼミ:月曜日の4限、サブゼミ:月曜日の5限 |
卒業論文・卒業研究 | 4年生全員が執筆します。中村ゼミの卒業論文では、
[1] マーケティング現象に関するオリジナルの主張を仮説として提唱すること [2] 仮説の妥当性をデータを用いて検証すること [3] 研究成果を踏まえて戦略提言を行うこと を必須条件としています。 |
サブゼミナール | サブゼミでは、主に、コンテストに向けた中間報告やグループワークを行っています。4年生が自分達の経験を踏まえて、後輩である3年生をサポートします。 |
ゼミナール合宿 | 夏休みと春休みに1回ずつ実施しています。 |
対外活動など |
上記の通り、3年次に以下の3つのコンテストに挑戦しています。
[販促コンペ] 協賛企業から出される商品・サービスのプロモーションについての 課題を受け、解決策となるアイデアを企画書形式で募集するコンテスト (公式HP:https://hansoku.co/) [データビジネス創造コンテスト] 協賛企業から提供されるデータの分析や独自データの収集・分析を通じて、企業・社会課題への解決策を提言するコンテスト (公式HP:https://dmc-lab.sfc.keio.ac.jp/dig17/) [BranCo!] 課題となるテーマについて様々な視点から調べ、その本質を考え抜き、魅力的な商品やサービスブランドのアイデアをつくりだして競い合うコンテスト (公式HP:https://branco.h-branddesign.com/) |
OB・OGの進路 | メーカー(キングジム、グンゼ、シャープなど)、小売(ニトリなど)、金融(神奈川銀行、岡三証券、三井住友海上火災保険など)、サービス(アパグループ、ミリアルリゾートホテルズ、マルハンなど)、広告・マスコミ(千修、テレビ東京 ダイレクトなど)、IT(KDDIエボルバ、三菱総研DCSなど)、公務員(東京都 特別区職員、横浜市 消防局)など多様な業界で活躍しています。 |
OB・OG会 | 2024年3月に4期生が卒業し、OB・OGは50名となりました。2023年11月に第1回 OB・OG会を開催しました。今後も定期的に開催予定です。 |
教員紹介 | 製品戦略に関する企業の意思決定傾向やその成果を定量的に分析する研究を行っています。北海道札幌市出身です。2019年から専修大学 経営学部で教員生活をスタートさせました。ゼミ生の助言ももらいながら、成長と楽しさの両方を実感できるようなゼミづくりを目指しています。 中村 世名[研究者情報データベースへ] |
HP | HP:https://senshu-nakamurasemi.wixsite.com/webs
Instagram:https://www.instagram.com/nakamura.su/ |


協賛企業賞 受賞


最優秀賞・優秀賞 受賞

[2024年2月掲載]