日本文学文化学科

日本の文学、伝統文化、ポップカルチャーを
読み解き、伝え、創作し、知性と個性を磨く。
日本文学文化学科では、文学、映画、演劇、マンガ、アニメーションなどを含む表現文化全般を研究対象に、選択の自由度が高いカリキュラムを編成。この幅広い学びの領域から熱中できる何かに出会えるはずです。また、ネットワークによる海外との共同授業では、イタリアやドイツ、韓国の学生から日本の作家や能・歌舞伎などについて意見を求められることや現地での評価を確かめることができます。さらに、現役作家による創作指導、出版社出身の教員による編集指導などユニークで実践的な授業も展開。作品を読み解くだけでなく、作品はどうつくられるのかという「創作」、作品が私たちのもとにどう届くのかという「メディア」もあわせて学べることは、本学科の大きな特徴です。

学びの特徴 

インターネットによる国際交流
インターネットによる国際交流
ヨーロッパ・東アジア・アメリカなどの大学とインターネットで結び、海外で日本文学・文化研究に取り組む学生とともに、遠隔授業や共同授業を受けることができます。自分たちの研究成果を海外へ発信できる機会でもあります。
実践的に学ぶゼミナール
実践的に学ぶゼミナール
少人数で学ぶゼミナールは、考え方を深め、発表力を磨く場です。仲間と意見を交わしながら、視野を広げることもできるでしょう。アニメーション批評と制作を体験できるゼミナールも加わり、さらに広い関心にこたえることができるようになりました。
文藝創作、書道の実技指導
文藝創作、書道の実技指導
芸術系大学のように文藝創作や書道などの実技指導が行われているのも本学科の特徴です。著名な小説家や書家である教授から直接指導を受けるという貴重な体験ができます。書道科目は高校の教員免許の取得にも活かせます。

学びの仕組み

日本の文学や文化は日々創造・発信され、いまや世界からも関心を集めています。その源である古典文学・文化についての知識を広げながら、世界と日本の文学・文化の関係を、さまざまな角度から深く学びます。 

学びの仕組み01
文学や文化はどのように読まれ、解釈されてきたのでしょうか。さまざまな時代やジャンルの文学・文化の作品を読解します。
学びの仕組み02
小説家による文藝創作の講義や、書家による書道の実習、雑誌の編集体験など、自分で作品を創作する楽しみを味わうことができます。
学びの仕組み03
文学や文化における、作り手と受け手を結ぶメディアとは? 今世界で人気を博している日本文学・文化の発信について考えます。

成長のプロセス

文学部_成長のプロセスa
1年次
入門ゼミで文学と文化にふれる
少人数の入門ゼミで文学作品の読み込み方、発表方法、レジュメの書き方を身につける。
文学部_成長のプロセスg
2・3年次
ゼミで興味に基づいた研究
興味のあるテーマのゼミに参加し、文学読解、編集、創作などの知識を深めていく
文学部_成長のプロセスh
4 年次
研究テーマを卒業論文・作品に結実させる
ゼミでの研究内容に基づいて卒業論文・作品制作に向けて研究を深めていく。
日本独自の文学と文化を世界へ発信できる人材を養成。