講師・多田 麻希子
簡牘に書かれた文書をもとに、古代中国に生きた人々の生活や社会と国家の関係を考察しています。(写真は秦代竹簡を収蔵する「岳麓書院」)
多田 麻希子
講師 (中国古代史)
教員データ
| 氏名・職位 | 多田 麻希子(TADA MAKIKO) 講師 |
| 文学部開講科目 | アジア史概説1 アジア史概説2 中国古代の国家と家族1 中国古代の国家と家族2 歴史資料研究法7 歴史資料研究法8 ゼミナール1・2・3 卒業論文 |
| 大学院開講科目 | 東洋史特殊研究Ⅰ
東洋史特殊研究Ⅰ演習 東洋史特講Ⅰ 東洋史特講Ⅰ演習 |
| 略歴 | 専修大学大学院文学研究科歴史学専攻博士後期課程 単位取得退学
博士(歴史学)[専修大学] |
| 専門分野 | 中国古代史 |
| 研究キーワード | 家族史 豪族 |
| 所属学会 | 歴史学研究会 歴史科学協議会 |
ゼミ紹介
テーマ: 中国古代史料講読と研究史理解
<到達目標>
中国古典文〈漢籍〉の訓読法を身につけることができる
中国古代史研究の概要を理解することができる
各自の研究テーマを決定し、研究を実践することができる
<講義概要>
最初に史料の読み方の解説を行なった後に,史料講読演習に入る。テキストは王利器『塩鉄論校注』を予定している。『塩鉄論』は前漢中期の経済政策会議の記録である。武帝時代の塩鉄の専売や均輸政策の是非を議論したこの会議録は,当時の政治・経済・社会の実態,外交(漢と匈奴との関係)のほか,中央と地方との関係,儒学者を中心とする思想界の対立などを知るうえで大変貴重な史料となっている。この史料を精読しつつ、漢代およびそれ以前の上の問題をあわせて考えたい。
『塩鉄論』には現代語訳もあり,本文の意味をとるだけなら簡単である。しかし目的はあくまで漢籍講読のための調べ方である。王利器の注釈を含めて,授業内で示すいくつかの項目を調べることを基本として,担当者が調べレジュメを提出し、そのレジュメを参考にしてテキストを読む。
研究論文講読は、受講者の関心に沿ったテーマの論文を選び、報告・質疑・討論を行なう。
<到達目標>
中国古典文〈漢籍〉の訓読法を身につけることができる
中国古代史研究の概要を理解することができる
各自の研究テーマを決定し、研究を実践することができる
<講義概要>
最初に史料の読み方の解説を行なった後に,史料講読演習に入る。テキストは王利器『塩鉄論校注』を予定している。『塩鉄論』は前漢中期の経済政策会議の記録である。武帝時代の塩鉄の専売や均輸政策の是非を議論したこの会議録は,当時の政治・経済・社会の実態,外交(漢と匈奴との関係)のほか,中央と地方との関係,儒学者を中心とする思想界の対立などを知るうえで大変貴重な史料となっている。この史料を精読しつつ、漢代およびそれ以前の上の問題をあわせて考えたい。
『塩鉄論』には現代語訳もあり,本文の意味をとるだけなら簡単である。しかし目的はあくまで漢籍講読のための調べ方である。王利器の注釈を含めて,授業内で示すいくつかの項目を調べることを基本として,担当者が調べレジュメを提出し、そのレジュメを参考にしてテキストを読む。
研究論文講読は、受講者の関心に沿ったテーマの論文を選び、報告・質疑・討論を行なう。
メッセージ
中国古代は、2000年にわたって継続した皇帝制度が成立した時期であると言われています。私は、紀元前5世紀末からの戦国時代、及び前3世紀後半に全国の統一がなされた秦の始皇帝の時代、さらにその後につづく前漢・後漢時代を主な研究対象としています。
具体的には、当該期の家族や社会の様相、集落の構造を近年中国全土から陸続と発見されている出土簡牘を手がかりに分析・考察しています。最終的にはなぜこの時期に皇帝が出現したのか、皇帝支配の実体はどのようなものなのか、皇帝権力と社会との関係はどうであったのかということの解明を目指しています。
大学院
東洋史特講Ⅰ
東洋史特講Ⅰ演習
今年度は、一年次は張家山漢簡『二年律令』を、二年次は『嶽麓秦簡(參)』をテキストとして、その内容を理解することにする。その内容は当時の政治・社会の状況を知るための貴重な手掛かりを与えてくれる。
東洋史特殊研究Ⅰ
東洋史特殊研究Ⅰ演習