文学部 
英語英米文学科
Department of English
生田キャンパス

教授・田邉 祐司_教員データ

田邉先生
音声言語としての英語の学び方、教え方
田邉 祐司
教授
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教員データ

氏名・職位 田邉 祐司(TANABE YUJI) 教授
文学部開講科目通訳入門1
通訳入門2
応用言語学特殊講義1
応用言語学特殊講義2
ゼミナール1・2・3・4
卒業研究
大学院開講科目応用言語学特講 応用言語学特講演習 応用言語学特殊研究 応用言語学特殊研究演習
略歴兵庫教育大学博士課程連合学校教育学研究科言語系(英語)教育連合講座単位取得満期退学 博士(教育学) [広島大学]
専門分野教育学(英語教育学)言語学(英語音声学、応用言語学)
研究キーワード英語音声教育・学習史研究日英コミュニケーション研究英語音声教育研究
所属学会外国語メディア教育学会 中国地区英語教育学会 中国四国教育学会 語学教育研究所 日本英学史学会広島支部 国際英語コミュニケーション研究所 大学英語教育学会 四国英語教育学会 日本コミュニケーション学会 英語音声学会 日本英語教育史学会

主要業績

単行本(単著)
NHK 基礎英語『太郎と博士の英単語帳』--NHK出版-- 2013年07月
単行本(共著・編著・論文集・事典・翻訳など)
『必携 英語発音指導マニュアル』--北星堂-- 2009年12月
『1日3分 脱「日本人英語」レッスン』--朝日新聞出版-- 2009年02月
『英語音声学活用辞典』 担当:「発音指導史」「方法論」「Glide」「Glottal」--日本英語音声学会-- 2004年06月
「英語教育養成における教師の英語力:「文検」からの考察」--『中学・高等学校における英語教育及び教員の研修プログラムに関する研究報告書』 文部科学省-- 2004年03月
『サンライズ和英辞典』(編集執筆協力約300語を担当)--旺文社-- 1987年11月
論文(雑誌・紀要・研究成果報告書など)
「英語教師の英語力をめぐって:文検からの視座」--『専修大学外国語教育論集』pp. 25-45. 専修大学LL研究室40号-- 2012年03月
「日本英語音声教育史:杉森此馬の指導観」--『英學史論叢』第13号-- 2010年05月
「日本英語音声教育史:『英語発音秘訣』の著者菊池武信の足跡を求めて」--『日本英語教育史研究』33号/第23号-- 2009年05月
「本邦初の英語音声書の著者菊池武信の足跡」--研究社『英語青年』7月号-- 2007年06月
「認知的英語発音指導法のパイロット・スタディ」--『人文科学年報』第35号 専修大学人文科学研究所-- 2005年03月
その他(学会発表・講演・座談会・インタビュー・書評・エッセイなど)
「英語が苦手な大人のDSトレーニング もっとえいご漬け」--任天堂、プラド-- 2007年03月
NHK 「基礎英語1」(2011年度版)Ex-Word(電子辞書)コンテンツ--NHK出版、カシオ計算機株式会社-- 2014年09月
NHK『基礎英語1』7月号--NHK出版-- 2012年06月
NHK『基礎英語1』6月号--NHK出版-- 2012年05月
NHK『基礎英語1』5月号--NHK出版-- 2012年04月

ゼミ紹介

自学と共学の実践ゼミ:日英通訳コミュニケーションゼミ

田邉ゼミ

英国 Winchester Collegeにて
基本的には通訳者養成法を応用して、英語・日本語両方の言語能力を高め,簡単な通訳ならできるというあたりをゼミの目標としていますが,むろんそれだけではありません。異文化間の橋渡し役に欠かすことのできないコミュニケーション理論,さらには社会・文化・歴史・文学などの一般的な知識の獲得,さらには学習を通しての人間的な魅力づくりといったものも大切な目標にしています。

ゼミIでは,語彙力の養成,音声技能の向上,英→日の訳出法(こなれ訳)に焦点を絞ります。IIでは前期で培われた基礎技能を発展させながら,英→日のこなれ訳,基本的な日→英訳出練習などを経て,逐次通訳の実際,同時通訳の基本へと進みます。授業の具体的な活動は,quick response(瞬間訳出練習),retention(ワーキング・メモリ活用法),speed & compression(高速音声産出法),shadowing(同時リピート練習),こなれ訳(自然なことばで訳出する方法),note-taking (通訳メモ術),summarization(ポイント要約),inference(予測)などのtask(体験型活動)を盛り込み,それらを時事的な題材を通してこなしていく形をとります。

教育方針は「学習者中心」が基本です。目標や成果を自分でポートフォリオ(計画・学習履歴ファイル)にまとめ,目に見える形で自分の学習をチェックします。ゼミ生同士の相互チェックも盛んです。お互いに助け合って,学び続けるという「自学と共学の相互作用」も別の教育方針の柱です。ゼミは月曜日と木曜日に開講中です。随時見学,参加自由です。希望者は当日の昼休みに6号館A-30の研究室に来て下さい。

このゼミを通して,何のために学ぶのか,物事への取り組み方、学ぶことの楽しみなど「学び方」にかかわるものも獲得してほしいと思います。

メッセージ

この中でも,日本人学習者が「音声英語としての英語」とどう向かい合うべきか,どうすればその習得は容易になるのか,そのための指導法とは,などが最大の関心事です。

  もう少し具体的に述べますと,まずは日本人にとって英語学習の鬼門ともいうべき英語発音習得・指導・E研究。このテーマと出会って,早20年。多くの方々の協力と励ましをえて,発音指導・習得のための新たな視点を実証的に導くことができ,先般,それを学位論文としてとりまとめました。もちろん,まだまだ未解明なことだらけなので,まだまだ研究は続きます。

  音声研究の延長線が音声面を中心とした日本英語教育史です。江戸末期から現在までに出版された音声学習書,教科書,辞書,人物史,学校史,などを収集し,それらを分析しながら,日本人の英語音声への「あこがれの軌跡」を追いかけています。歴史から浮かび上がることを現在に役立てたいとの思いからです。これも近々,中間報告的なものを公刊する予定です。

  今一つは,日英通訳者養成法を応用した英語・異文化トレーニングです。適切な呼称がないので,これを「応用通訳法」と呼んでいますが,英語学習のみならず,日本語・日本文化,さらには異文化への意識を高めるにも,大変に役立つ手法です。事実,教え子の中にはすでにプロ通訳者になっている人もいます(完全に抜かれてしまいました!)。

  この他に専門とは呼べませんが,いろいろな仕事の関係から,和文英訳,英作文も興味があります。これは別のところでも書きましたが,専門誌の『英語教育』(大修館書店)「和文英訳演習室」の連載(偶数月)を担当するようになって,必然的に芽生えたテーマです。なお,この連載は3年目に突入しました。

  文部科学省の関係から,英語教員研修にも手を染めるようになり,教師教育や教員研修(teacher development)などの領域も必然的に攻めるようになりました。教員研修は主に夏期休暇時を中心に,一日平均5~6時間の講義やワークショップを3,4日連続で行います。お陰様で全国各地の先生方とふれあえる喜びがあります。

  今ひとつ。中学校検定教科書の編集にかかわり,そのお陰で中学生が素朴に思う一般的な疑問や,教材論,教授法なども勉強させていただく機会が増えました。 このように英語の音声学習・指導,英語コミュニケーションを通して,生きた英語にかかわることをもっぱらの生業としています。

大学院

応用言語学特講
英語教育学・TEFL/TESLの基本的な知識を網羅した文献を講読し,英語教育・学習のために必要となる「運用知識」を身につけることを目的とします。さらにこれらを理論的に学ぶだけではなく,Mock Researchを課し,自分でテーマを見つけ,実際にpaper(short essay)を書くことにより,実践への橋渡しをおこないます。授業では担当となった学生が所定のセクションをまとめながらプレゼンをするという参加型の形態を採ります。
応用言語学特講演習
この演習では,応用言語学・英語教育学の一部を成す英語音声指導に焦点を当て,日本人のための音声コミュニケーション指導法を考えるための基本的な知識を提供することをねらいにします。授業では担当となった学生が所定のセクションをまとめながらプレゼンをするという参加型の形態を採ります。
応用言語学特殊研究
英語教育学・TEFL/TESLの基本的な知識を網羅した文献を講読し,英語教育・学習のために必要となる「運用知識」を身につけることを目的とします。さらにこれらを理論的に学ぶだけではなく,Mock Researchを課し,自分でテーマを見つけ,実際にpaper(short essay)を書くことにより,実践への橋渡しをおこないます。授業では担当となった学生が所定のセクションをまとめながらプレゼンをするという参加型の形態を採ります。
応用言語学特殊研究演習
この授業では,認知面からことばをとらえた応用言語学/英語教育学の入門書を読みながら,英語指導および学習のためのより進んだ知見を身につけることを目的とします。
前半は応用言語学の基本を扱い,英語習得に関する実相をさまざまな観点から明らかにして行きます。後半は応用言語学の諸領域のうち,現実問題として受講者の関心が一番高い英語教育,学習へと焦点を当て,指導・学習を進める上での問題点を取り上げます。授業では担当となった学生が所定のセクションをまとめながらプレゼンをするという参加型の形態を採ります。
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