【SDGs】科学研究費基盤研究(B)(日本語コーパスの構築と分析)

国際コミュニケーション学部 丸山 岳彦

img_97 (G丸山先生)日本語コーパスの構築と分析
 文部科学省科学研究費基盤研究(B)、および国立国語研究所共同研究プロジェクトに基づく研究として、『昭和話し言葉コーパス』の構築を進めている。これは、1952(昭和27)年から1974(昭和49)年にかけて国立国語研究所で作成された録音資料群を、現代の技術で話し言葉コーパス(言葉の大規模なデータベース)として再編し、一般に公開しようとするものである。実際の録音資料から話し言葉の経年変化を探る研究は、世界的に見ても実践例が少ない。2019(令和元)年度は、ウェブ上でコーパスの一部を一般公開したほか、スロベニアのリュブリャナ大学出版局から論文集を出版し、国内外の学術学会でその成果を発信した。コーパスの公開によって言語の科学研究の促進が見込まれることから、ターゲット9.5の「研究開発従事者数を大幅に増加させ、また官民研究開発の支出を拡大させる」に該当する。
【カテゴリー】研究
【取り組み主体】個人
【取り組み形態】研究
【SDGsアイコン】09産業と技術革新の基盤をつくろう
【SDGsアイコン】17パートナーシップで目標を達成しよう