【SDGs】多摩区内の住民組織活動と学生による体験的参加・交流を通じた生活ニーズ発掘・充足のためのプロセス分析事業(大学・地域連携事業)

経済学部 鈴木 奈穂美、小池 隆生

【SDGs】「社会活動」共通アイコン
 川崎市多摩区では、同区に立地するなど、ゆかりのある大学と『「多摩区・3大学連携協議会」に関する協定(川崎市、専修大学、明治大学、日本女子大学)』を結び、大学と地域社会が連携した実践的な活動を展開し、文教都市としてふさわしい地域社会づくりに貢献する活動を行っている。  「大学・地域連携事業」は、大学と地域社会が連携して実践的な活動を展開することで、学生と地域社会との交流連携を図るとともに、地域社会の様々な課題の解決を図り、地域の活性化につなげていくことを目指すものである。  2020(令和2)年度は、専修大学より「多摩区内の住民組織活動と学生による体験的参加・交流を通じた生活ニーズ発掘・充足のためのプロセス分析事業」が採択された。  本事業は、旧来から暮らす住民の高齢化が他地区よりも相対的に高い状況がある多摩区において、住民同士の関係性が途絶えがちになるなかで、住民組織の活動の維持活性化を目指すものである。  2020(令和2)年度はコロナ禍の影響により、学生が実地に赴いて行う活動が展開できなかったが、事業展開の場をオンラインに転換し、ワークショッププログラム「社会資源マネジメントゲーム」を作成する。これは、社会課題を抱えた方や組織を社会資源につなげ、課題改善のための環境づくりを促すものである。2021(令和3)年3月以降には、このゲームを用いて地域住民とのワークショップを開催する計画である。  
【カテゴリー】社会活動
【取り組み主体】個人
【取り組み形態】外部機関との連携(川崎市多摩区)
【SDGsアイコン】03すべての人に健康と福祉を
【SDGsアイコン】17パートナーシップで目標を達成しよう